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部員ブログ2019

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2019年11月の記事一覧

「覚悟のその先」 3年・金田佑耶

今まで数々の部員ブログを見てくださっている方々いつもありがとうございます。 1年というのは本当にあっという間で、昨年書いた部員ブログを見返しながら何について書こうかと思っていたら私の番になってしまいました。 最近の考えをまとめてみたので最後まで読んでいただければ幸いです。 これまでの部員ブログ1つ1つからみなさんが感じるのは、それぞれの「部員の覚悟」なのではないかと思います。 もちろん学部で勉強していることを綴ったり、タニ(3年・谷口智洋)のようにインスタグラムのアカウン

「尊さを知る」 3年・工藤泰平

なんだか結構切羽詰まっているのは、きっと今、人生の岐路にあるからだ。 冷たい風と枯れ落ちたイチョウの葉が、季節の変化を教えてくれる。 それは、僕にとって最後の冬がやってきたことを意味する。 次に冬を迎えた時には、人生の新たなスタートラインが決まっていて、それにワクワクしていてほしいと心から願う。 次に冬を迎えた時には、今、僕がイメージする理想が現実として突きつけられている。もう、後戻りはできない。 意志を本気で周囲に訴えかけたり、 自分らしく表現したり、 感情を

「ベスト10」 3年・松高遼

早稲田大学ア式蹴球部3年 松高遼と申します。 気軽に読んでいただければ幸いです。 私は、今21歳になります。 この21年間を生きてきて思うことは、時間は有限であるということです。 本当にあっという間の21年間でした。 多分60歳になった時にも今と同じように感じると思います。 そこで、死ぬまでにやりたいことベスト10をここで発表したいと思います。そして、それを死ぬまでに達成したいと思います。興味がない人はここで、読むのをやめてもらって構わないです。 第10位 「ラスベガス

「今年を振り返ってみて…」 3年・坂本寛之

ランテスト、練習生期間。あの長く地獄のような苦しい期間を乗り越え入部したア式蹴球部も、気が付くとあと1年で幕を閉じる。 「年を重ねるとなぜこんなにも時間が早く感じるのか?」よくそんなことを考えていた時に、ジャネーの法則というものを本で知った。簡単に説明すると、1歳のときの1年を1とすると20歳で感じる1年は体感的にその1/20ほどであるということ。つまり、我々大学生の1年の体感の長さは1歳児の約17~18日にあたる。 前置きがながくなりましたが、何を言いたいかというと残りのア

「私の人生」 3年・谷口智洋

皆さんはどんな人生を送りたいだろうか。 ○○のような人生。そう答える人はどれくらいいるのだろう。 それが悪いとは言わないが、私の考えをこの文章を通じて伝えたい。また、私について知ってもらう場にもなればいいと思う。 私が生活する上で、大事にしていることの1つが「自分のパラダイムを認識すること」である。 パラダイムとは、物事の見方であり、物事をどう認識し、理解し、解釈しているかである。家庭や学校、習い事など選択の連続によって歩んできた生活すべてが無意識のうちに私たちに影響を与

「人生は最恐で最高のゲームである」 3年・奥野立己

皆さん、人生をゲームで例えるとしたらどのように感じるでしょうか。 イージーモード?の人もいるかもしれませんが、私は史上最高に難易度の高いゲームであると感じます。私自身ゲームが好きなので時々自分の人生をゲームに例えて考えたりしますが、この人生ゲーム、なんといっても攻略法がない。そして、コンティニューやリスタート不可、回復薬もチートもない。やり直しのきかない鬼畜なゲームです。そして、それぞれ自分が人生の主人公であり、世の中にたくさん溢れています。これだけ主人公が集まったら、それ

「集大成」 4年・大桃海斗

主将として迎えたシーズン。 昨年の関東王者として迎えたリーグ戦。 勝てなかった。 点が取れない。 ゴールを守れない。 自分の弱さ。甘さ。未熟さ。 試合に勝つという事はこんなに難しいんだ。 16年間サッカーをしてきて初めて感じた。 チームに何も与える事ができない自分の無力感。 理想と現実のギャップ。 そんなシーズンで自分が思い続けていた事が2つある。 1つ目は 『物事の捉え方次第で自分の未来はいくらでも変える事ができる』 今シーズン、間違いなく苦しい事や辛い事の方

「一瞬は永遠」 4年・金田拓海

「永遠は一瞬で、一瞬は永遠である。」 昨年の関東リーグの優勝が決まったあの瞬間。 あの観客席からの歓声、みんなが泣き崩れる姿、みんなが抱き合う姿、みんなで歌った紺碧の空。 素晴らしい光景だった。 ずっとそんな光景を観ていたい。感じていたい。 でも、そんなことはできない。 時間は過ぎ去っていくから。 しかし、自分はあの一瞬の光景を永遠に忘れることはない。 確かにあの一瞬が永遠となった。 サッカーというスポーツは一瞬で勝敗が決まる。 一瞬のチャンスを仕留められる

「Maybe」 4年・中園健太郎

関東リーグ21節 vs明治大学。 『サッカーに絶対はない』 試合前のミーティングで、総監督である小柴さんがおっしゃった言葉だ。 相手は今季最強の明治で、一方の早稲田はリーグ戦3連敗中(10位)。 誰しもが『早稲田が負ける』って思っていただろう。 でも、その日の早稲田のロッカールームは『勝つ』『勝てる』『勝ちたい』という雰囲気がどのチームより溢れでていたと思う。 そして、 僕たちは勝った。 1-0。 これこれ!早稲田ってこれ!っていう展開の試合。笑 苦しんだけど、全

「リスタート」 4年・蓮川雄大

多くの皆様、 長い間本当にお世話になりました。 5回目の部員ブログになります。 蓮川雄大です。 3歳の頃、幼稚園のサッカークラブで始めたサッカー。楽しいだけの遊びがいつの間にか自分の中心になり、受験から生活から、サッカー活動を第一に考えて選択をしてきた。 プロサッカー選手になりたい。 いや絶対なるんだ。 小さい頃抱いた夢のおかげで、 約20年間もサッカーを続けることができた。 いよいよア式蹴球部での5年間が終わろうとしている。 度重なる怪我でプレーすらできない長い

「Hero」 4年・武田太一

4年がみんな良い事を書いていますが、 僕はゆるーく書いているので暇の時にでも見て下さい。 4年間を振り返ろうかなとも思いましたが、 それは残り1週間が終わって、みんなと酒を飲むときの肴として置いておきます。 「ヒーローになりたい」 男性なら一度は夢見たことがある人は多いのではないでしょうか。 僕は今、ヒーローになりたいと現在進行形で思っています。 あ、残念ながら戦隊ヒーローの話ではありません。 ヒーローというものは、戦隊ヒーローだけでなく、 普段からなれるものです

「俺にとってア式とは」 4年・天田光紀

気が付けば、本気でサッカーと向き合えるのもあと1週間になっていた。 思い起こせば、生活の中心にはいつもサッカーがあり・・・ な~んて 最後の部員ブログを書かせて頂くこのタイミングで、自分のサッカー人生を振り返ってはみたものの なんだろう。 正直いまいち。 際立った経歴もなくパンチにも欠けるし、みんなとも文章似ちゃうしな~。 何を書こうかな~。 と迷っていた時に、 マネージャーのやし君(マネージャー兼学連 2年・林隆生)に 「選手・学連・就活・教育実習など、、、あんま

「4人」 4年・笠原駿之介

学生も終盤。noteを綴りながらぼんやりと過去を振り返り、未来を探す。 「色んな経験してきたな」 「これから何が待ってんだろ」 「てかあいつ今何してんだろ、会いたさ割とあるな」 みたいな。珍しく複雑な感情が芽生える。いわゆるエモい。(今初めて使ったけど、なるほど確かに融通効くねこの言葉。) サッカーが大半を占める過去。かたや未来は当然不透明。よく人は、それも影響力のある人ほど、過去は変えられないけれど未来なら…とか言ってみたり、逆に過去の出来事の考え方を変えて未来に繋げ

「最終章」 4年・佐藤優輝

「サッカー選手になり、レアルマドリードでプレーする。」 小学生の卒業文集にそう書いた。 そんな夢もいつの日にか無くなっていて、 気付けば久保くん(久保建英選手)に先を越されていた。 初めてボールを蹴ったのは、4歳の時。 それから18年以上が経ち、大学サッカー引退が目前に迫る。 最後の部員ブログは何書こうかと考えていると、ア式での日々が走馬灯のように流れてくる。 例えば ランテストに合格し、2ヶ月間の練習生を経て入部が認められた時の嬉しさや、 1年次の新人監督