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部員ブログ2020

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10/1(木)より順次更新し、更新後はこちらのマガジンにすべてのブログを追加していきます。 上のプロフィール画像をタップすると、過去の投稿もご覧いただけます。
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記事一覧

「最終章」 3年・田中雄大

はじめに、2020シーズンは新型コロナウイルスの蔓延により難しいシーズンとなりましたが、早稲田大学はじめOBの方々、ウルトラスの方々、運営をしてくださった学連、流通経済大学の皆様など、本当に多くの方々のおかげで最後まで走り抜けることができました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。今シーズンも引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします。 そして、2020シーズンを創り上げていただいた旧4年生。難しいシーズンの中、コロナウイルス禍の変わりゆく社会の中で、我々

「戒め」 3年・田部井悠

自分は弱い人間である 大した能力なんてない みんながあっての自分なんだと 最近つくづく感じる 何を書くか悩んだが 今回は昨シーズンから今を振り返るとともに 弱い自分が立ち返る原点となる そんなブログにしたいと思う 8/15、11/14 忘れていないか? 怪我の辛さを みんなが楽しんでいる姿を ピッチの外で見ているだけの虚しさを みんなを心配させてしまうことを 怪我をしたから強くなれる? そんなことはない 元のパフォーマンスに戻るかなんてわからない 怪我はコントロールできない

「修行」 3年・加藤拓己

サッカー選手になると決意した時から 自分の修行は始まった。 幼稚園児だった自分は、Jリーグの試合を観てサッカー選手に憧れた。 いつの日かJリーグでプレーする自分の姿を想像して、毎日を過ごした。 今年でサッカーを始めて19年目になる。 この19年間は常に修行だった。 小さい頃から父には「何事も鍛錬」と言われてきた。 小学生時代、チームメイトが親からプレーに関して指摘される姿をよく見てきた。 しかし、サッカーに詳しくない自分の両親はプレーや技術的なことに関して口にした事は

「大長老の決意表明」 3年・浦田幹

皆さんは知ってますでしょうか 最近、ア式蹴球部のピッチ外を支えている人間の特徴を。 それは、、、、2浪。 ここで2浪あるある言います。 「2浪やたらと誇りがち」 江田、平川の部員ブログ見てください。めちゃくちゃ誇ってます(笑) 改めまして、この度は私「浦田幹」の部員ブログを読もうとしていただきありがとうございます。 兵庫県は神戸市出身。 東京に来て3年、少しずつ標準語に侵食されており 関西弁が薄れてきております。 自己紹介はこのくらいにしておきましょう。 今年もついに部

「これまでとこれから」 3年・大西翔也

これまでのこと、そしてこれからのことについて書いていこうと思う。 これまでの3年間は本当に怒涛だったと思う。 楽しいこと苦しいこと、うまくいくことうまくいかないこと、あらゆる経験をしてきた。今まで経験したすべての時間を総じて纏めるならば、すべては「充実した時間」だったと思う。 苦しい経験、うまくいかない経験をあげればたくさん出てくると思うが、共通して言えるのは、それらの経験は無駄ではなかったということ。大学生という時期は、無駄だと感じる時間や経験が無駄にはならない時期だと

「表も裏もない」 3年・松浦一貴

昨日の部員ブログは髙橋(同期。岐阜の皇子。)でしたね。 ちなみに、サウナにドハマりした同期というのは私のことです。 すでに趣味の欄にはサウナと書いています。 彼とは住んでいるところが近いということもあり、よく遊びます。 エピソードを言い出したらきりがないので、やめておきます。 ひとつだけ、今年は寝ぐせで練習しないようにね。 申し遅れました、松浦一貴と申します。 ほまれ(同期のマネージャー。女帝。)の部員ブログでは、いつもつまらない一発ギャグをやっている、いじられキャラのムー

「多くの人に支えられて」 3年・髙橋佑太

2021年2月1日。 今日は2月1日。2021年が始まりもう1ヶ月が経った。大学サッカーラストシーズンとなる年の貴重な1ヶ月がもう過ぎた。 今年の1年はこれまでの1年と比べ物にならないくらい濃く、そして一生に残る1年になるだろう。だからこそ、その1年、1ヶ月、1日、一瞬を無駄にすることなく最高なものにする。この決意を胸に、今年1年を過ごしていく。 大学4年目を迎えていよいよ社会に出ることを考え始めたときに一番に思うことは、「多くの人のおかげで今の私が成り立っている」というこ

「夢」 3年・秋元浩希

「将来の夢はプロサッカー選手になってレアル・マドリードで7番をつけて活躍することです!」 ラウール・ゴンザレスに憧れていた当時小学生の自分はみんなにそう言っていた。 自分がこれまでの人生で明確に抱いた夢はひとつ、 「プロサッカー選手になる」 ということだけだった。 そして現在、大学3年生、21歳。 1番身近な存在だった先輩たちはもうすぐ社会人に。 周りを見ると、就活に本腰を入れ始め、忙しそうにしている同期たち。 自分もそれにつられて何となく就活… 大学生から社会人へ。 そ

「私の同期」 3年・高原歩希

4年生が引退してしまった。 2020シーズンの4年生は、私たち下級生のことを、チームのことを、すごく考えてくれて、様々な場面で圧倒的な姿を見せてくれて、本当に尊敬できる人たちばかりだった。早稲田のキャプテンっていう言葉がぴったりなリーダーシップを持つ杉山さん。チームを想う熱量が圧倒的だった主務西前さん、縦割り班が同じで楽しい話も真面目な話も沢山交わした金田さんと晃士さん(すごく楽しい縦割り班でした)。同じ文キャンとして沢山面倒見てくれた陽太さん(陽太さんの作るモチベや選手紹介

「1年されど1ヶ月」 3年・佐藤航大

3度目の部員ブログ。 過去2度の部員ブログは本音を言語化する難しさや恥ずかしさから、うまく書けなかった。でも3度目ともなると、恥ずかしさよりも危機感の方が強く、書くことが整理できたように感じる。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。 年明けから約1ヶ月が経とうとしている。 この1ヶ月はこれまでの21年間で1番自分の人生について考えた時間だった。 なぜ今もサッカーを続けているのか、自分が将来やりたいことは何か、20年、30年後どんな大人になりたいのか。こ

「偽善者の目指す”日本一”の主務」 3年・羽田拓矢

『偽善者』 黒板に大きく書かれたその文字に驚くわけでもなく、落ち込むわけでもなく 妙に納得する自分がいた。 
「俺って偽善者なのか。」  「なるほど。」 
高校3年生の時に、同じクラスでサッカー部の同期に書かれた言葉だった。

 2021シーズン
 早稲田大学ア式蹴球部で主務を務めます、羽田拓矢です。 

何卒宜しくお願い致します。

 唐突ですが
 そう、私は選手ではありません。マネージャーです。

 1924年の創部以来、選手兼主務という形で脈々と受け継いでき

「2021年の想いを」 3年・須藤友介

誰もいないピッチで、1人で黙々とシュートを打ち続けている。蹴っては拾いに行き、拾ってはまた蹴る。 その光景が、ア式に来て初めて、ア式らしさを学んだ瞬間だった。 入部期間。さりげなくボール回しに誘ってくれて、チームに馴染ませてくれた。私が周りよりも早く入部できたのは、彼らの存在があったからだと、心から思っている。 大学に来て、人生で初めて試合に出場できなくなり、一番下のCチームで苦しんでいた時。 泣きじゃくる私の話を聞き続け、私の安易な判断を、踏みとどまらせてくれた。 お

「あと一歩」 3年・杉田将宏

2021.1.21 #atarimaeni CUP 準決勝 vs 法政大学 0-2 ● 全国ベスト4 これをもって2020シーズンは終わりを迎えた。 2020シーズンは多くの壁にぶち当たりながらも 4年生を中心に乗り越え、早稲田大学ア式蹴球部は前に進み続けた。 関東大学サッカーリーグ1部 2位 アミノバイタル杯 準優勝 #atrimaeni CUP ベスト4 多くの部員が、チームのために、4年生のためにという思いでプレーしていた。 これまでサッカーをしてきた

「今見えないあなたへ。」 3年・川野秀悟

東京のアパートの一室 六畳一間の片隅で 1人で座っている ひかりに照らされた壁に 整然と佇む家具 窓の奥に広がる外の景色 目の前には白い机と その上に置かれた ペンとノート 動きのない空間が広がっている ベッドに置かれた時計だけが 隅でわずかに動きを見せ 静かに時間が流れている この空間で僕は 部屋を見渡したり 外を眺めたり 机に向って何かをしたり 考えたり。 オフに入り 実家にも帰ることなく アパートの部屋で過ごす時間が増え こんな時間が 今の日常になりつ