｢飲み会の罰ゲームはホノルルマラソン｣田中友晃くん_早稲田生インタビュー＃027

今回は、私の高校の同級生である田中友晃(ゆうせい)くんにインタビュー
しました！多少方言チックです。

立石：今日はよろしくお願いします。

田中くん：お願いします！

立石：じゃあまず軽く自己紹介をお願いします。

田中くん：はい、早稲田大学の人間科学部人間情報科学科4年の田中です。
ゼミは地域資源論ゼミで、サークルはサッカーサークルです。
早稲田大学はサッカーサークルが30個ぐらいあって、その中にでかいのが6個あるんやけど、その中の1つ。
1番強いのは稲穂キッカーズっていうところなんやけど、そこは部員が60人くらい！
人数に関しては自分たちの方が多くて、100人くらいはおる。

立石：多いね！サークルって結構気軽に作れる感じなの？

田中くん：学部とかの決まりはあるけど、非公認サークルやったら誰でも作れるよ。
やからめっちゃ多い！

立石：早稲田自体にも人がすごい多いもんなあ。

ｰｰｰ初めて味わった苦手なこととは？ｰｰｰ

立石：じゃあ次は大学生活で一番力を入れてきたことについて教えてください。

田中くん：ガチで力を入れた事やったら…笑われるかもしれんけど、お酒！

　(立石爆笑)

田中くん：笑い事じゃなくてホントに(笑)
初めの頃はほんまに苦手やった。今は大好きやけど。

立石：あっ、結構笑い事じゃなくてほんとに？

※ここから5分ほどお酒についての議論(？)が続きます。

(↑ちなみにお酒の中で彼が愛して止まないのは韓国焼酎。)

田中くん：てかやばいね。話しながらこんなんじゃヤバイと思って今他のこと探しよる(笑)　う～ん…なんやろ～？

立石: (この流れやと、お酒から学んだ事とかきっかけとかを深掘りしていく感じよな…お酒から学ぶことってなに…)

田中くん：あ、めっちゃいいの思いついた！！俺さ、12月にフルマラソン走った！

立石：ええ、そうなん!? 42キロ!? すご…。あ、そういえば陸上部やったもんね！　(※田中くんは中学・高校時代、陸上部で短距離選手として活躍していました。長い足を私にも分けて欲しいです。)

田中くん：っていうやん？ でも短距離選手って速筋を鍛えるから、遅筋が発達しにくいらしくて。だからホンマに長距離嫌だし苦手だったけど、でも本当に頑張ったと思う。

立石：それは東京であったマラソン？

田中くん：いや、ハワイ。

立石：ハワイ！？ハワイまで行ったん？

田中くん：飲み会のノリで。確か罰ゲームで、坊主にするかフルマラソンを走るかってなって…じゃあ走ろう！みたいになって。静岡とか神奈川とかでもマラソンあるけど、そんな近場で走っても面白くないなってなって、じゃハワイってなった。

立石：究極の選択やな。神奈川からの飛躍がすごい(笑)

田中くん：ラスト10キロは人生で一番きつかったかも。
本当にきついんやなって思った。 まじで舐めてた…。

↑もらったメダルとスタート前の様子。
スタート時刻はなんと明け方の4時！

立石：練習とかはしたん？

田中くん：うん結構走ったよ。朝起きてと、夕方も走って。でもお酒飲むから(笑)

立石：心拍数上がっちゃうね(笑)　きちんと練習してもやっぱりきついんや。

田中くん：今までさ、それなりに受験勉強も就活も割とちゃんとやってきたし得意なことばっかりだったけど、マラソンは人生で初めて自分の苦手なことに挑戦したって思った！達成感は本当にやばかった。

立石：達成感すごいね！それが今までで一番大きい経験なんやね。

田中くん：あとね、フルマラソンは歩けばたぶん誰でもゴールはできると思うんやけど。
でも今回は早くゴールすることを目指して、それで自分的に結構早くゴールすることができたからそれも達成感が大きかった一つかな！

立石：そっか！さらに上を目指したんや。
ハワイまで行って挑戦したのはほんまにすごい勇気やと思う！

田中くん：走ってみてよ。

立石：や、むりむり。10キロでも心配やがな。
観光とかはしなかったん？

田中くん：1週間ぐらいハワイにおって、2日目にマラソン走ったんやけどヤバいほど疲れて。どっか炎症を起こしたみたいで。
海でアクティビティとかもいっぱい予約しちょったんやけど全部キャンセルした。足痛すぎて(笑)

立石：足に炎症が…

田中くん：歩くのもきつかったよ。ほんまに200メートルとかでもタクシー使うぐらい。

立石：ええ、想像できん…。その足の痛さはどのくらいで治った？
田中くん：えっとね、1ヶ月ぐらい。

立石：きっつ！！！それはお疲れ様でした…。

↑ハワイの様子。私も行きたい(観光で)

ｰｰｰ学んだのは“人の助けを借りる”という力ｰｰｰ

立石：じゃあ次の質問です。えっと、お酒はまあいっか…
マラソンから学んだことについて教えてください！

田中くん：あー… 自分が苦手なことに挑戦したらこんないいことがあるんやなって思った！やから、これからまた新しいことしたいなってすごい思った。なんかまだあんまり知られてないマイナーな競技でオリンピックとか出てみたい！

立石：え、頑張って！元の身体能力高いからいけそう(笑)
マイナーな競技いろいろ発掘してほしい。

田中くん：あと、今までは陸上とか勉強とか、人と何かをするよりも個人で頑張ることが多かったから、はじめて人の力を借りることの大切さをすごい感じた。
2つ上の管理栄養士の先輩から食事のアドバイスとか貰ったり長距離の友達から練習メニューとか考えてもらったり、ハワイ大学の子に現地でサポートしてもらったりとか。

立石：そっか。いろんな人に支えられてるっていうのを感じたんやね。

田中：そう。だから人に助けを求めるのが苦手な人とかはマラソンお勧めする。

立石：そうやね。これから働くうえで、人に助けを借りる力っていうのも大切になりそう。
じゃあマラソンを経て考え方すごい変わったんやね。

ｰｰｰ彼の就職先は、誰もが知るあの・・・！ｰｰｰ

立石：じゃあね、次は将来的な目標とかあったら教えて欲しい。
就職とか、あとはさっき言ってたオリンピックとか。

田中くん：ああ (笑) それはホンマに一例(笑)
さっきいったみたいになにか新しいことやってみたいな～！
それこそもう1回陸上をやりたいっていう気持ちもあるよ。陸上って1回引退したら次は1回しか復帰できないっていうから、始めるタイミングはすごい考えてる。

立石：そうなの！知らんかった。
若いし今いい機会やん。就職先の企業はどんなところなの？

田中くん：東芝なんよ。

立石：東芝！？え、すごいね！！

田中くん：うん、頑張ったよ。

立石：めちゃくちゃ倍率高そう。
自分のどんなところが受かる一番の決め手だったり、強みだったなって思う？

田中くん：面接練習はあまりしなかったんよね。だから逆に自分のフランクな感じが良かったのかなって思う。
社会人になってすぐ使えるスキルとか資格とか今ないから、元気な子なんだなとか、そういう風に感じてもらいたかった。

立石：いいね。自分の良いところをすごいわかってるね。

ｰｰｰお気に入りの場所は、友達の家ｰｰｰ

立石：じゃあ次ね。自粛生活前の1日の大体のスケジュールを教えてください。

田中くん：結構俺起きるの遅くて。13時とか、夕方に起きる時もあるかも(笑)大学ある時は大学行って、その後みんなとご飯行ったりとか。サークルは水曜日と土曜日にあるかな。
あとはカラオケ飲みが好きやから週4くらいでみんなに「一生のお願いやからカラオケ飲みしよ」ってよく言ってた。

立石：一生のお願いいっぱい使ってそう。友達とはどんな店に行くの？

田中くん：そうやなあ…

※この後、お酒やご飯屋さんの話が再び。

↑こちらは、田中くんが東京に来た人みんなに勧めるという
「肉ドレス海鮮丼」
肉ドレスっていう名前のセンスの素晴らしさよ。

立石：じゃあ次は、お気に入りの場所はありますか？家とか大学とか、あとは地元でも！

田中くん：あー………　仲の良い友達ん家(笑)

立石：あはは、まじか。落ち着く？ 人の家(笑)

田中くん：その人とは一番最初に友達になって。多分マジで迷惑だよね。
野球部やから忙しくてあんまり家におらんのよね。

立石：え、おらん時も行くの？ 恋人みたい(笑)

田中くん：うん、お互いズボラだから鍵かけてない。

立石：泥棒入られるよ～(--;)　気をつけて…

ｰｰｰ地元か東京かｰｰｰ

(↑※田中くん本人)

立石：じゃあ次の質問です。将来はどんな生活を送りたいですか？

田中くん：まず早寝早起きをしたい。12時までに寝て8時までには起きる。
あとは、幸せな家庭が欲しいね。そのために仕事を頑張りたい！

立石：いいね！何歳くらいとか決まっとる？

田中くん：来年とかでもいいかも。

立石：早(笑) どこに住みたいとかは考えたことあるん？

田中くん：山口がいいけど、本当は。東京って遊びに行ったりとか、大学の友達もいっぱい住んでたりするからこれからも行くことあると思うけど、山口ってなかなか帰りにくいから。
だから住めたらいいなとも思うし、一度本気で考えたけど、将来働きたい会社の事とか考えるとやっぱり関東かなーって。

立石：そうよね。就職の時期には帰りたいなとか一度は考えるよなあ…。
今日は沢山話してくれてありがとうね！

田中くん：いえいえ～！ 

※地元トークつづきます。

インタビュアー：立石恵梨奈
構成・編集　　：立石恵梨奈
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