アニメとリアルの境界線はもはやない?

 3月に入り、2022年冬アニメも終盤に差し掛かっていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 早稲田大学アニメ声優会1年so-soです!
今回は私がブログを担当させていただきます。最後まで読んでいただけると幸いです。

 今回は前回とは趣向を変えて、アニメを語るうえでは外せない、「聖地巡礼」について書いていきたいと思います。
 私自身旅行が趣味であり、全国様々なアニメの聖地に赴いたことがあります。
 今回はその中から特にアニメとリアルの境界が曖昧になるほど聖地とのシンクロ率が高かった作品を紹介したいと思います。

1.けいおん!シリーズ

 言わずと知れた大ヒット作品であり、数多くのオタクがFコードで挫折したことでも知られる「けいおん!」シリーズですが、作中に出てくる高校のモデルが実際に存在します。
 それが、滋賀県にある「豊郷小学校旧校舎群」です。

画像1
画像2

 私は昨年、念願かなって行くことができたのですが、その再現度の高さに思わず興奮してしまいました。
 外観だけでなく、部室の中もこのように有志により食器や楽器などが置かれており、放送から10年以上経てもなお愛されているのだなぁと感じました。

画像3
画像4

2.中二病でも恋がしたい!シリーズ

  「爆ぜろリアル!弾けろシナプス!Vanishment This World!」
小鳥遊六花の中二病が非常にかわいらしいこの作品は、主に滋賀県大津市を舞台です。
 上記の「けいおん!」と同じ滋賀県にあるため、行かない理由がないということになり、急遽一泊して聖地をめぐってきました。

画像5
画像6
画像7
画像8

 お気づきの方もいるかもしれないですが、上記2作品は共通して、「京都アニメーション」制作のアニメです。
 世界にも[KYOANI]として知られる理由のひとつに背景に対するこだわりがあるのではないだろうかと私は考えます。
 徹底したロケハンとそれをアニメにおこす際の丁寧な作画、しかしあくまでキャラクターがメインなため背景が強調されているわけではないのに印象に残る描き方、これらはやはり一流のアニメーターでないとできない所業であると感じました。

3.色づく世界の明日から

「京都アニメーション」と同様に、作画の丁寧さや、背景の美しさにおいて国内外から高い評価を受けているのが「P.A.WORKS」です
この会社が長崎を舞台にアニメを制作した作品が、「色づく世界の明日から」です。

 この作品の観光地でさえもある11話のラストではヒロインの瞳美が、想い人である唯翔へ向けて魔法を使い紙ヒコーキを送るシーンがあります。
 このシーンでは長崎の地形がうまく活用されています。

画像9

 山の斜面に家が連なる長崎の地形を用いて、唯翔の家を瞳美の家から直線距離上に置くことができます。
 これにより非常にロマンティックなシーンが誕生しました。 

 P.A.WORKSも京都アニメーション同様、丁寧なロケハンを行っているため、リアルな風景をほぼそのままアニメに落とし込んでいるのですが、P.A.WORKSはそれに加えアニメならではの色使いの仕方が非常にきれいだと感じています。
 例えば、アニメの顔とも呼べるオープニングでは非常に色彩豊かな映像となっています。

画像10
画像11


4.まとめ


 聖地とのシンクロをすこしでも感じていただけたでしょうか?
もっと肌で体感したい!という方はぜひ情勢が落ち着きましたら現地に向かってみるとまた新たな発見があるかもしれません。

 ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
このブログを見て当サークルに興味を持った方はぜひ早稲田大学アニメ声優会公式Twitter までご連絡ください!フォローもぜひよろしくお願いします!

 最後に、このような情勢下ではございますが皆々様体調にお気をつけてお過ごしください。

 ではまた次回のブログでお会いしましょう!


以下、引用元

・けいおん!公式サイト https://www.tbs.co.jp/anime/k-on/

・中二病でも恋がしたい 公式サイト http://www.anime-chu-2.com/tv/

・京都アニメーション 公式サイト http://www.kyotoanimation.co.jp/

・色づく世界の明日から 公式サイト http://www.iroduku.jp/

・PAWORKS 公式サイト https://www.pa-works.jp/

・私個人の写真フォルダ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?