WASKアニメ大賞in2022冬

 お久しぶりです。今回ブログを担当する広報長Mです。皆さんGWはいかがお過ごしだったでしょうか。

 私はブシロードの某カードゲームの大会に出場するためにビックサイトに行ったり、カドショに行ったり、大阪に旅行に行って日本橋のカドショに行ったり、アニクラに行ったり、カドショに行ったりと割と忙しい毎日を送っていました。他のサークル員もライブに行ったりずっとゲームをしていたりと各々好き勝手に過ごしていた様です。

 そこで気が付きました。「…ブログ更新してなくないか?」はい、すみません全ては私の怠慢です。

 ということで本来は2週間前くらいに投稿される予定だった記事をこのタイミングで上げさせて頂きます。かなり長くなってしまったのですが、最後まで付き合って頂けると感謝です。

WASKアニメ大賞in2022冬


 以前の記事でちょこっとだけ触れた「サークル員に各クールが終わるごとにアンケートを取ってその結果を発表する」やつを今回2022年冬アニメで行ったのでその結果について色々書いていきたいと思います。もう春アニメ始まって1ヶ月くらい経っちゃってますが、それは許して下さい。

アンケートに投票してくれたサークル員の方々、コメント書いてくれた幹事長と広報員のsaltyは本当にありがとうございます。

それでは、結果発表です!さあ、行くぞ!



8位 進撃の巨人 The Final Season Part2


寄せられたコメント
・長く続いてるだけあって貫禄ある面白さだった。BGM等1期との比較になる部分も多くて鳥肌立ちました。
・○○○○発動(←これ割とネタバレだから伏せた方が良いかも)までが本当に濃密で面白かったです。諫山創は本当に天才なんだなあと。


 第8位に進撃の巨人がランクイン。進撃で8位というあたりで2022冬アニメのレベルの高さがうかがえますね。
私は原作を読んでいて結末を全部知っているのですが、今期のラストから最終話にかけての展開が本当に素晴らしいので、(というか最終回がマジで良かった。)来る2023年の完結編に向けて今からでも全部見ておいて損はないかと思います。ネタバレ回避のために多くを語れないのが辛い。皆さん早く見てください。


7位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

寄せられたコメント
・これまでのジョジョとは異なり女性がメインで戦うので新鮮。
・これぞジョジョ!という感じのスタンド戦闘が良かった、本編はまだこれからという感じでワクワク

 第7位はジョジョ6部です。現状まだ12話までしか見られないのですが、それでも既にかなり面白かったです。
ストーリー的にはまだ本筋にはあまり入っておらず、監獄内で仲間を増やしながら敵スタンド使いを倒していくのがメインになっていましたが、スタンド戦闘は安定して面白かったです。これからのストーリー展開にも期待が持てますね。
4部5部とは違いまた話がDIO、ジョースター家に戻っていたのもGOOD。もちろん4部5部も面白かったですが。
サークル員から「今回ジョジョ初の女性主人公が新鮮だった」という意見もありましたが、ファイルーズあいさんの演技もまさにジョジョ!というような感じでとても良かったですね。


6位 時光代理人- LINK CLICK-

寄せられたコメント
・喜怒哀楽全ての感情を揺さぶられるような作品でした。特にバスケの回は良かった。
・写真の中(過去)に入り込むという能力を通して、感動的なエピソードとミステリーの両方を展開していたのが素直に凄いし、どちらも非常にクオリティが高かったと思う。3-5話の一連のストーリーが特に好きです。
・OPが短いのが良い。

 もともと中国のWEBアニメーションであった時光代理人が今期放送され、第6位にランクイン。
中国製作アニメーションは配信メインであることが多く、地上波で流れることはあまりなかったのですが、今回満を持しての登場。日本で制作されたアニメとは異なる独自の世界観を巧みに表現しており、非常に引き込まれました。
サークル員から「OPが短いのが良い」というコメントがあった通り、この作品のOPは1分ほどで、他の日本の作品が大体1分半あるのと比べてみてもかなり特異となっていますが、そこがストーリーに集中するのにかえって良いポイントになっていました。ほかにもストーリーの点では、主人公たちの持つ写真の中に入り込む能力を起点に伏線が多く張り巡らされていたり、見ている側の感情を揺さぶるような物語が成されていたりと音楽やアニメーションに引けを取らないような出来でした。
中華アニメと侮ることなかれ。普段中国製作アニメーションをあまり見ないという方でも見て損はないと断言できる、一見の価値ありの作品です。


5位 王様ランキング

寄せられたコメント
・ダイダのことが好きになりすぎて最後は違う意味で泣いてしまいました。人間の弱い部分、あたたかい部分が絵本のように濃縮されてひとつの作品になっていて満足感がハンパないです。最初からずっと泣けるし心が浄化されました。
・ミランジョ陣営との対決を各話通して追っていくのがバトル物として素直に面白かったし、1クール目か2クール目か忘れたけど、ボッジが修行して覚醒するところとか熱かった。戦闘作画がすごく綺麗で見入っちゃったし、カゲくんとの関係性を描いた最終話はめちゃくちゃ良かったです
・第16話「王の威厳」。この話の中で「王の威厳」という単語は出てきていないと記憶しています。しかし、この回を一言で言うならば「王の威厳」であることは間違いないでしょう。サブタイトルかくあるべし。

 第5位は王様ランキングです。この作品はノイタミナ作品なのですが、ノイタミナの中で間違いなくここ最近で一番面白い作品でした。
前半のボッジの成長、後半のミランジョたちとの戦いのどちらをとってもとても良かったです。個人的には決して諦めず王を目指すボッジとそれをずっと応援し続けるカゲ、また母としてボッジをずっと見守ってきたヒリングさんがとても好きでした。
このアニメは作画が絵本のようで独特だったのですが、物語が絵本のような王道ストーリーだったので、作品と作画がマッチして相乗効果を発揮していたように感じます。


4位 その着せ替え人形は恋をする

寄せられたコメント
・乾心寿ちゃんが好きです。
・ジュジュ様マジ天使
・That's ラブコメ。原作読んでないから分からないけど、原作よりも喜多川さんが性的に描写されていたって意見もあってふむふむ。
・作中アニメ『フラワープリンセス烈‼︎』と乾紗寿叶。

 ヤングガンガンで連載中の累計発行部数500万部越えの大ヒット作品、「その着せ替え人形は恋をする」が4位にランクイン。
この作品、実は作者が女性と聞いて、かなり驚きました。他にも多くのテレビアニメ化されているラブコメはありますが、大抵の場合作者は男性であることが多く、それと比較するとなるほど確かに女性作者ならではの丁寧な描写が散見された印象がありました。
ヒロインの喜多川さんの「金髪巨乳ギャル」という一見ありふれた設定でも、心理描写の掘り下げによって、今までのキャラクターとは異なる新鮮さがあり、それがこの作品の人気に繋がったのかなと感じました。このサークルでは乾紗寿叶こと「ジュジュ様」が大人気でしたが。
とにかくキャラクターが魅力的な作品でした。アニメ後の文化祭編が原作を読んでいてかなり面白かったので、2期にかなり期待している作品です。


3位 鬼滅の刃 遊郭編

寄せられたコメント
・さすがufotableの作画、激アツ戦闘 ありがとうございました
・宇髄天元推しなのでずっと待機していた遊郭編はもちろん期待が裏切られるはずもなく…さすがでした。祭りの神、サイコーです。
・ufoの本気を見ちゃった作品。演出や作画が半端なかった。声優として小西克幸が好きなので、宇髄さんも良かった
・作画、ストーリー共にずば抜けていた、素晴らしい
・OP、EDがいい 鬼が死ぬ時の回想シーンが感動する

 第3位は鬼滅の刃遊郭編です。大人気作品の続編ということで作品のクオリティは相変わらず高かったです。ufotableの戦闘シーンの作画はやっぱりいいですね。
宇随天元さんがガチでかっこよくて神。天元さんの嫁もかわいかったです。サークル員にも天元推しがいたようです。


2位 スローループ

寄せられたコメント
・原作の雰囲気がそのままでとても素晴らしかったと思います
・きららアニメならではのほんわかとした雰囲気と決して一般的とはいえない家族構成がうまくマッチしていて見ていてとても心地が良かった。
・吉永恋、サイコー! キャラクター同士の関係性が深まる過程が良かったですね。
・すごく乱暴な事を言ってしまうけれど、お互いの家族が死んでいるのが良かった。ただ釣りして料理してるだけでもそこそこな話は出来るんだろうけども、「家族」に関するくだりがこの作品の醍醐味だった。
・ゆるふわアニメ…と思いきや親の再婚などでギクシャクしたりもして人間味が溢れるアニメになってると思う。
・重いきららみたいな前評判があって、実際かなり重い設定だったんだけど、それが上振れてて、家族絡みのいい話と女子高生が何かをする系の両方の良い側面を持っていたように思えた。恋→ひよりの感情がとても丁寧に描かれていたのも好印象。
・主人公2人とその父母が“家族”になっていく過程、釣りをすること≒自分の好きなことには性別も年齢も関係ないということなどを丁寧に描いていたと思います。特に印象深いのは、第9話。この回の特殊ED「ゆるゆらりる」は吉永恋ちゃんがメインボーカルの楽曲らしいのですが、内心をあまり明かさない吉永恋ちゃんが少し胸中を吐露した回で流れたので、あまりにも素晴らしくて絶叫しました。

 「おちこぼれフルーツタルト」以来のきらら作品であるスローループが2位にランクイン。
コメント欄でもあった通りですが、設定としてはかなり重い内容となっています。がやはりそこはきらら作品。釣りを通じて家族仲が深まっていく過程は、キャラクターの可愛さも相まって、とても心温まるものとなっています。
個人的には釣りアニメといえば「放課後ていぼう日誌」が記憶に新しいですが、あちらは「部活」がテーマになっていて、家族仲をテーマにしたこの作品と差別化出来ていて両方楽しめました。吉永恋最強。


1位 明日ちゃんのセーラー服

寄せられたコメント
・学校内の出来事にかなりの比重を置いて描く作品でありながら、上質な作画などによりその時間の流れに圧倒的な説得力を持たせることに成功したことで、作品世界の広がりをとてもリアルに感じられた。
・最終話の演出が映画並みに美しかった。clover worksの本気を見た気がする。
・こんな青春を送りたかったと毎話思わされた。作画も良かったしOP.EDも好きです。
・女子中学生の良質な日常を垣間見ている感覚があって良かった。明日ちゃんが一癖も二癖もあるクラスの皆を攻略していく様を通して、気づいたら僕も明日ちゃんに惹かれていたような気もする。特徴的な絵柄も相まって一種の芸術みたいな作品だとも思ってるんだけど、最終話の演出は本当に芸術的でしたね…。
・アニメーションは作画・演技・音楽その他もろもろからなる総合芸術であることを示してくれる作品だと思います。第二次性徴期もとい思春期に特有の感情の機微をうまく表現できているのではないでしょうか

 栄えある第1位に輝いたのは、女子中学生の日常を描いた作品、「明日ちゃんのセーラー服」でした。
主人公の明日小路を中心として、オムニバス形式で様々なクラスメイトと交流していくこの作品ですが、毎話毎話の完成度が非常に高い事に加え、最終話で今まで積み上げてきた関係性を遺憾無く発揮するという展開に、1クール作品でここまで満足度の高い作品を作ることができるのかと度肝を抜かれました。
音楽、作画、演技、どれを取ってもかなり完成度の高い作品となっていて、今期を代表する作品として申し分無しでした。天晴れ。


 以上が2022年冬アニメwask内アンケート投票結果となります。皆さんの好きな作品は上位に入っておりましたでしょうか。
個人的には今期かなり推してた作品の「異世界美少女受肉おじさんと」がまさかの僕1人しか投票していないことが判明して泣きました。(コメントを800字も書いたので紹介したかったのにそもそも作品が上位に入ってなかったから徒労に終わりました、本当に悲しいです)

 それではまた次回、2022年春アニメでお会いしましょう!次回は新入生も加わるので、色々な意見が聞けることを楽しみにしています。


番外編
今回、サークル員の方々に今期アニメ視聴数などのアンケートを取らせて頂きましたが、その結果について色々話したいと思います。

データ数 25
平均視聴数 11.78
中央値 8
最大値 43
最小値 1
標準偏差 11.17

投票してくださった25名の方々は本当にありがとうございました。こうして見るとかなり見てるアニメの本数にばらつきがあって面白いですね。
今期のwaskアニメ王は43本見ている男性サークル員の方でした。ちなみに偏差値で言うと78です。バケモノすぎる。皆さんも良かったらアニメ偏差値、計算してみてください。


<以下、引用元>

進撃の巨人 The Final Season Part2

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

時光代理人- LINK CLICK-

王様ランキング

その着せ替え人形は恋をする

鬼滅の刃 遊郭編

スローループ

明日ちゃんのセーラー服

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