ゴール数2.5倍!2024後半戦 京都サンガ 快進撃の科学
19節(6/22)までは勝点14の19位降格圏で苦しんだ京都サンガですが、20節以降はまるで前半戦が全く別チームだったかのように勝点を積み重ねていきます。
いったい京都サンガのサッカーにどんな変化があったのか?
今回は、ピッチ内のスタッツと、スプリント・走行距離の変化に着目し、20節以降の快進撃を数値で説明していきます。
そこには、数値で明確に説明できる、サッカースタイルの変化がありました。
以下、本編となります。
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京都サンガ快進撃を促進した増加スタッツとスプリントの変化
2024 京都サンガのレビュー
前半戦(1〜19節)は降格圏で苦しむも
終盤戦(20〜30節)に掛けて急激に右肩上がりの順位
20節から急激な勝点増加傾向(3.1倍)
19節終了時 勝点14(勝点0.74 / 試合)
30節終了時 勝点37(勝点2.3 / 試合)
1試合当たり勝点が3.1倍に急増
降格圏内から第二グループ集団への躍進
いったい、この快進撃が具体的に何の数値変化から起こっているのか、110項目のピッチ内スタッツと走行距離・スプリント回数のデータから探ってみました。
前提として、23節から登場したラファエル エリアスという新戦力の影響(直近で7試合7ゴール)は勿論のこと、それ以外にも深層部でチーム全体としてダイナミックな数値変化が起きていることが分かります。
それでは、いったいどんなスタッツ変化が起きているのか説明していきます。
京都サンガ20節〜30節 注目の増加スタッツランキング9
2024年 京都サンガの1〜19節と20〜30節について、約120項目のKPIを比較したところ、統計的にも以下の9つの変化(数値的改善)が確実に起こったことが分かります。
① ゴール数 2.5倍
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