見出し画像

【コロナ解体新書5】 封じ込め?集団免疫獲得?ワクチン開発?本当のシナリオはどれ?

※こちらは、Youtubeチャンネル「和佐大輔/疾走する車椅子社長」の【コロナ解体新書】封じ込め?集団免疫獲得?ワクチン開発?本当のシナリオはどれ? を書き起こして編集したものです。

和佐:どうも、和佐です。

今回も、木坂さんと一緒にコロナの情報をお届けしていきたいと思います。よろしくお願いします。

木坂:はい、お願いします。


--「封じ込め」と「集団免疫獲得」という2つの方針--


和佐:今回はですね、第1回でも話してると思うんですけど、今、世界の方針として、封じ込めっていう方針と、集団免疫獲得って方針と、あとはワクチン開発とか、そういう方針があると思うんですけど、世の中的には、封じ込めがやっぱり目立つじゃないですか。

封じ込めよう、封じ込めようと、都市封鎖してみたり、飛行機を飛ばさないようにしてみたりとか、そういうのが多いんで、みんな、どういう意味なのか、よく分かってないと思うんですよね。それをちょっと改めて、今回(詳しく話を)していきたいな、と。

木坂:はい、いいですよ。

和佐:じゃあ、そのなんでしょうね、封じ込めって、中国は成功したように見えてるわけですよね。だから右へならえじゃないけど、何かそういう風にしてるのかなぁって、漠然と見てる人は思うと思うんですけど、実際のところどうなんでしょうね。

木坂:難しいとこだよね。何をもって封じ込めたっていうふう風に表現するか、だから。例えば、仮に、実はアジア人の多くが既に免疫を持っていたという仮説を採用して、それが正しいとすると、中国は封じ込めに成功したんじゃなくて、集団免疫に到達しただけだよ、単純に。

和佐:あんだけ、封鎖、封鎖ってやってましたけどね。

木坂:我々が見たのは、集団免疫に向かう途中の、最後の騒ぎを見ただけ、っていうことになるよね。

和佐:あぁ、なるほど、もう発見されるのがそもそも遅くて。

木坂:遅かった。例えば、60%の国民が感染すれば集団免疫になるとしたら、59%ぐらいのところで発見されちゃった。

和佐:確かに冷静に考えてみたら、新型が出てきた瞬間に発見されるわけはないですよね。今思いましたけど、冷静に考えるとそうですよね。

木坂:そこなんです。ウイルスの出現って、そんなにわかりやすいですか、と。

和佐:確かに、特に今回のコロナなんて分かりづらいですよね、だって、若者は何も症状ないわけだし。

木坂:そう、全然死なないんだから、70歳以下。

和佐:そっか、じゃあ、知らないうちに、1年とか2年とかわかんないけど、昔からあって、緩やかになってたかもしれないってことですね。

木坂:老人の肺炎は、普通の風邪とかインフルエンザの肺炎と混同されて処理されてた。その程度だから。

和佐:じゃあ今後、来年再来年になったら、逆に肺炎は少なくなる可能性がありますよね。

木坂:かもしれないね、わかんないけど。

和佐:コロナって事で特定されて、それがなんかワクチンとかで治せるというか、症状を抑えれるんだったら。元々、日本でも(肺炎で)12万人が死んでる、って話だったじゃないですか。

木坂:そうだね、急に9万人ぐらいになったら面白いよね。老人は増えたはずなのに、肺炎が減ったってなると、老人が強くなったとは解釈しづらいから。

だから、その可能性があって、オックスフォード大学をはじめとして、ちらほら研究者が指摘し始めてるのは、そういうタイムラグだよね。もっと昔からなかったら、こんな事起こんないよねって事を、科学的に証明し始めてんのよ。

和佐:なるほど、なるほど。

木坂:例えば、オックスフォードだったら、遅くともこの段階には、イギリスにウイルスが入ってたでしょう、とかが出てるのね。そうするともう、武漢が騒ぎになった頃より前なのよ、それは。

和佐:だから、いい意味で、中国の信用のなさみたいなやつが拍車をかけてる、みたいな。いい意味でというより、悪い意味でか。だから、研究所からウイルスが漏れて、そういう人為的な事故なんじゃないか、みたいなのも出たじゃないですか。

木坂:あぁ、出たね。

和佐:なおさら、こう、中国発祥って事があったから、人工物かもしれない、みたいなね。そうすると、本当に誰も免疫持ってないわけじゃないですか。

木坂:そうだね。

和佐:だから、そういうのもあったから、余計にこう、騒ぎがでかくなったかもしれないですね。

木坂:そう、混乱したけど、実はもう単純に、だらだらだらだら感染してきた、顔なじみのウイルスだった可能性すらあるわけよ。その可能性を結構指摘され始めてるのね。これはもうほんと検証してみないとわかんないことだから。抗体検査すれば、これは簡単に検証できるから、その結果が待たれるところではあるんだけど。いずれにしても、本当に封じ込めたのか、っていう問題がわかんないんだよね。


--"封じ込め"はウイルスの根絶を目指していない--


木坂:そして世界のリーダーたちが混乱を助長してると俺は思うんだけど。例えば、フランスの大統領とかも言ってたけど。これは戦争です、我々人類とウイルスとの戦争なのです、みたいなことを言っちゃうわけね。だから、徹底して封じ込めなければいけない、と。

そう言われたらさ、国民は「あぁ、我々は今、凶悪なウイルスと闘っているんだ。封じ込めとはそういうものなんだ」と思うじゃん。

でもね、本質は違うんだよ。封じ込めの本質はどこにあるかって言ったら、ウイルスを打ち負かす事なんじゃなくて、犠牲者を最小限にする事なんだよ。この違いって、実はすごい大きいのね。

和佐:なんかどうしても、"封じ込め"っていうと、イコール根絶を目指す、みたいな、なんかそういう印象があると思うんですよね。

木坂:それはね、結果論なんだよね。集団免疫も同じなの。結果として、集団免疫に至るっていうだけで。だから、俺はサロン内の記事で「獲得作戦」とかって言ってるけど、作戦と呼べるようなものでもないんだよね。結果そうなっちゃうものだから。

和佐:なるほど、現状に対処していったら、結果そうなると。

木坂:そう、だから、"封じ込め"も、実はウイルスを根絶してやるぞっていう作戦ではないんだよ。そうじゃなくて、とにかく隔離して、自粛を促して、ウイルスが増えないような状況を作り、犠牲者を最小限にする状況を作り、じーっと耐えていれば、ウイルスが一定以上減りますね、と。そしたら、人類にとって安心なレベルになるかもしれませんね、っていうのが封じ込めだから。

だって、ウイルスを殺す術を我々は持ってないんだから。薬がないんだから。戦争で言ったら、ミサイルとか武器がない状態なのよ。戦争にならねえじゃん、それ。

だから、あのメタファーが俺は決定的に間違ってると思うんだけど。でも、それがあまりにもわかりやす過ぎて、世の中の一般大衆の人々は惑わされてるよね。それが、混乱を招いてると思う。

和佐:そもそも根絶って可能なんですか?

木坂:できた菌とかはいるよ。だけど、目指す必要があんまりないよね

和佐:まぁそうですよね。前回の話で言えば、そもそも共生を目指していくべきだって話ですよね。

木坂:そうそう、それが一番穏やかだよ。

和佐:今、世界中で都市が封鎖されたり、渡航が禁止になったりする理由は、感染者をこれ以上増やさないためにやってるだけであって、根絶を目指してやってるわけじゃない、と。

木坂:もっと厳密に言えば、犠牲者を増やしたくない。感染者は、正直、国としてはどうでもいいんだよ、死ななきゃ。だけど、何度も言ってるように、一定数は老人とかかかっちゃうじゃん。それで死んじゃうじゃん。

それを避けるために、もう感染者全体を押さえ込んでいこう、っていうのが今の段階だっていうだけよ。それを一応封じ込めという風に表現してるわけ。

日本もだから同じよ。外出自粛を要請するっていう形で、みんなが家に引きこもり始める。これが仮に緊急事態宣言とかと相まって、もっと強い要請になって、都市封鎖までいかなくても、それに近いような状況になったとして、これは何をしてんのかって言ったら、感染を増やさないようにしている。これを未来永劫続けていきましょう、っていうのが封じ込め派ですよ。

でも、それは経済的にしんどいでしょ、だから、緩やかに自粛を解除したり、感染が増えたらまた自粛したりしながら、だらだらだらだら、治療法の確立とワクチンの開発を待ちましょうよ、というのが集団免疫獲得派ですよ。

和佐:なるほど、結局、世界中に一匹でも残ってたら問題だって事ですもんね。

木坂:おっしゃる通り。いつでも感染爆発のリスクはあるから。

和佐:そうですよね、だから、日本だけが無菌状態になっても、他の国がそうではない場合っていうのは、いくらでも入ってくる余地はあるし、いよいよ鎖国なんてした日には、もう経済が成り立たないだろうって事ですね。

木坂:どこの国も、もう成り立たなくなってるから。

和佐:なるほどね、そんな道には行かないだろう、と。

木坂:行く理由がないよね、別に。

和佐:まあまあ、そうですよね。まあ、現実的に不可能ですよね。

木坂:そうだね、だって、そうした方がたくさんの人が死ぬからね、そもそも論として。

和佐:そうですね。どこの頭のおかしい独裁国家なんだ、って事ですよね。

木坂:いや、ほんと、本末転倒もいいところでしょ。

和佐:もしやるんだとすればね。集団自決みたいな事ですもんね。

木坂:いや、ほんと、そうだね。

和佐:そうか、カルト教団みたいな感じになってくるのか、そうなるとね。

木坂:になっちゃうから。

和佐:だから、カルト教団ができるかもしれないですね、無菌状態にしよう、みたいなね。

木坂:できるかもしんないし、そういう国ができても面白いなとは思うけど、何か、一つの国が滅びる現場を目撃するだけな気もするけど。

和佐:まあ、確かにね、なかなかね。人数が規模が小さかったら、あれかもしれないけど、
100万人ぐらいしかいない国とかだったら、エネルギーもないし、食料も不足するだろうし、だから、原始時代に戻るみたいな事ですもんね。

木坂:そうそう。

和佐:原始時代に戻ったら、余計に菌は繁殖するだろう、みたいな。封じ込めるには、いろんな科学の技術とか、エネルギーが必要になってくるわけじゃないですか。そうなると、何かそれも矛盾してますね。

木坂:そう、だから、封じ込めっていうのは、ずっと続けるっていう前提だと、もう破綻してんのよ。だから、それは取れないのよ、結果として。だから、結果として、どちらの道を選ぶにせよ、必ず集団免疫の方に行くんだよ。で、ワクチンっていうのは、集団免疫だからね。

和佐:あー、そっか、ワクチンで免疫を作る、と。

木坂:そう、だから、ワクチンが出来るまで封じ込めましょう、っていう人たちは、実は集団免疫派なんだよ。


--自粛すべき状況はいつまで続くのか?--

木坂:ただ、封じ込めのスパンが年単位だから、そうなると、ちょっと経済がもう終わっちゃう、っていうだけで。

和佐:そうですね、その辺も何か聞きたいですね。実際、どのぐらいのスパンで、今木坂さんは想定しているんですか。

木坂:えーと、何に?ワクチンに?

和佐:いや、今の自粛ムード。

木坂:自粛ムードは、だから、1・2ヶ月のスパンで、自粛したり緩和したりを繰り返すしかないんじゃないかと思ってるよ。

和佐:それが最終的には何年か続く、と。

木坂:続くだろうね。今ある薬が効くって事が早くに分かればそこまでだけど、これが分かんないとして、ワクチンの開発は最低18ヶ月はかかるから、最低1年半だよね。

和佐:なるほど、そういう事なんですね。最悪のシナリオとしては、ワクチンが出来ないって事もあるんですか?

木坂:ありうる。

和佐:じゃあ、ワクチンができないって事も考えると、3年とか4年とか、そういう長期になる可能性もあると。

木坂:3年かかるんだったら、もう感染者で集団免疫になるから。だから、長くても3・4年とは思ってる。

和佐:なるほどね。その間に、何か希望的な情報がどんどん出てくれば、(例えば)毒性が弱まっていったりだとか、元々免疫持ってるとか、ワクチンできましたよとか、そういうのが出てくればって事ですね。

木坂:もう、ぐっと早まるね。

和佐:もしかしたら、半年ぐらいでぱっと終わる可能性もあるって事ですね。

木坂:そう、一番いいのは、何度も言うけど、もうすでに抗体がある場合。ある程度の人に抗体があるってなったら、あと1ヶ月ぐらいしたら、もう集団免疫になる可能性がある。アジアに関しては、もうなってる可能性すらある、この数字を見るとね。

和佐:まぁ、じゃあとりあえず、最悪のシナリオを想定しつつ、例えば、1年、2年はこういう状況が続きますよと。

木坂:最悪はそうだね。

和佐:もうちょっと緩いかもしれないけど、自粛しなきゃいけないっていう状況はずっと続くかもしれないんで、それを前提として、いろいろ考えていかなきゃねって事ですね。

木坂:そうだね。

和佐:これを機に、東京から引っ越すとかもありえますもんね。

木坂:それは個人の自由だから、別に俺は勧める事も止める事もしないけど。


--日本人は既に免疫を獲得している?--


木坂:それより、我々が理解しなきゃいけないのはさ、理解しなきゃいけないっていうか、希望だと思っていいのは、なぜ、アジア人は既に免疫を持ってんじゃないかっていう仮説が、俺に思い浮かんだかっていう。ま、これ思い浮かんでる人、もう世界にいっぱいいると思うんだけど。既にオックスフォードの研究でも示唆されてるぐらいだから。

ヨーロッパとかアメリカって、あんなに厳しく外出禁止してんのに、感染が止まんないじゃん。他方、日本ってさ、ずーっと緩いじゃん。

和佐:まぁ自由ですよね、ぶっちゃけ。

木坂:めちゃくちゃさぁ、至近距離で大声で喋ってるやつがいっぱいいるんだよ、街に出ると。もちろん、多少は駅とか店は空いてるよ。自粛感は感じるけど。もうほんと、飲食店とか行ったら、ガラガラなんてとこあるからね。でもさぁ、あの映像で見る海外の厳しさは一切ないじゃん。

和佐:ないですね。

木坂:なのに、待てど暮らせどさぁ、あのやべえ感染の爆発がないでしょ。死者の爆発的増加がないでしょ。これは、自粛の効果だけで説明できないと思うんだよね。

和佐:まぁ、確かにいろんな要素があると思うんですけど。何かいろいろ言われるじゃないですか、木坂さんもサロンで書いてましたけど。靴を脱ぐ文化があるとか、接触が少ないとか、何かいろんな文化的な背景だったり、医療リソースが多いとか、そういうのもあるけど、それだけじゃあ説明つかないって事ですよね。

木坂:はたして説明つくかなって。今(感染が少ないのは)PCR検査してないだけだって言われてたけど、検査増やしても感染がそんなに増えないんだよね。例えば、検査を増やした結果、感染者が爆発したら、それは、実はいたけど検査してなかっただけです、は正しいじゃん。

和佐:うん、潜在的な人たちがいっぱいいると。

木坂:でも、じゃあ検査を倍にしました、感染者は1.2倍になりましたっていうのはさぁ、全然増えてないじゃん。そういう状況だからね、日本。

和佐:あぁ、まぁだからこそ、エニグマだと。

木坂:エニグマなんだよ、マジで。だから「もう抗体持ってるんじゃないか説」以外でうまく説明できないんだよね。

和佐:他のアジアの国はどうなんですか?中国は今、あぁいう状況だとして、他の韓国…

木坂:だって、他のアジアも似たような状況じゃん。

和佐:確かにあんまり聞かないですよね。

木坂:犠牲者あんまり増えてないんだよ、実は。だから結構ね、その説は濃厚じゃないかと思ってて。アフリカとかでもさぁ、増え始めてるけど、ヨーロッパみたいな危機的な状況になる趣じゃないんだよね。

和佐:あぁ、なるほどね。じゃあ、アングロサクソン系に弱いウイルスと。

木坂:あんなにさぁ、医療の質が悪そうなエリアで、あんなに医療の質が良さそうなエリアよりだいぶ少ないっていうのは、ちょっと不思議だよね。

和佐:なるほどね。あれか、あれですね。スペイン人が、どこでしたっけ?アステカ、アステカじゃないや、どっか行って、ウィルスばら撒いて、何人かで文明を征服しちゃったみたいなやつあるじゃないですか。

木坂:はいはい、もう、無自覚の生物兵器だったっていうやつね。

和佐:そうそう、あれみたいな事ですね。つまり、牛と西洋人は関わりが深かったから、牛由来のウィルスがあたりまえにいて、それとは全然関係ない、オーストラリアとか分かんないけど、どっかの国だったら、もうそんなの初めてだから、持ち込まれたら、もうみんな死んじゃって、みたいな。

木坂:そうそう。

和佐:南アフリカもそうですよね、確かね。

木坂:そうですよ。だから、人類の歴史を紐解くと、実はそういう事ってあって。ちょっとこれ、記憶がおぼろで申し訳ないんだけど、SARSかMERSも、調べたらね、アフリカ人は抗体を持ってたんだよね。

和佐:へぇー。てことは、もうずっと昔からあった可能性があるって事ですよね。

木坂:そうなんですよ。だから、今回のコロナもね、本当に調べてほしいの、日本で、抗体を。

和佐:もしかしたら、千年ぐらい前から(抗体を)持ってたかもしれない。

木坂:だいぶ古い、めちゃくちゃ古い。それはやべえなぁ。

和佐:実は。

木坂:まぁ、足利氏とかみんな免疫持ってた可能性あるね、そうなってくると。

和佐:実は日本由来かもしれないし。

木坂:そうだね、可能性はゼロではないね。それがその、結局今はただの仮説だからさぁ、それって科学的に検証していかないといけないけれど、なんか辻褄の合う説明が他にないんだよね。思いつかない。

和佐:なるほどね。じゃあ、もうちょっと情報が出るのを待ちながら、封じ込めっていう言葉に惑わされず…

木坂:そうそう、ウイルスの根絶を本当に目指してるわけじゃないって事。そんな国はどこにもない。

和佐:さすがにそんな馬鹿な奴はいないと。

木坂:そんな馬鹿な国はもうとっくに滅んでる、そんな馬鹿な奴が支配してる国は。

和佐:そうですね。まぁでも、ポジショントークでありそうではありますけどね。

木坂:そう、だから、メタファーで戦争とか言ってるだけ。実際には、背後にそういう天才みたいなチームがいっぱい組まれていて、いろんな研究レポートとかも毎日のように出てるから。我々みたいな素人がね、ネットで追いかけられるような情報のレベルを遥かに超えたレベルで、政策ってのは作られるから。

それが結果として間違ってる事はあるよ。だけど、それは事前に何もしてない事とか、無能である事を意味しないから。

和佐:そうですね。例えば、インドとか東南アジアとかって、そもそも平均年齢が低いんで、てなると、今回のコロナに関してはそこまで影響ないかもしれないじゃないですか。

木坂:元々ね。

和佐:そういうところが、ポジショントークとして、もう危険だ危険だって言って、世界の不安を煽るみたいな事はあるかもしれない。

木坂:うん、可能性はあるんじゃない。それで利益を得るやつは常にいるから。

和佐:そうですね、混乱させる事によってね。

木坂:そう、その混乱で、どさくさに紛れて大儲けしてる奴は常にいるから。

和佐:だから、そういう意味では、ウイルスとの戦争というよりは、結局人間同士でやりあってる、みたいな所はあるって事ですね。

木坂:そうですね。


--アフターコロナの覇権争い--


木坂:これはさぁ、もう完全に俺の見方だから、正しいか間違ってるかみたいな事を気にしないで聞いてほしいんだけど。

イギリスがさぁ、さっき抗体検査やるってもう言ってて、300万セット、400万セットの発注がもう終わってて、来週からばらまけるわけじゃん。めちゃくちゃ迅速じゃん、対応が。さすがイギリス、イギリス国民を大事にしてるなって思う人もいると思うんだけど、俺は、これはもうちょっとドライな話だと思ってて。

やつらはやっぱ、常に自分の利益っていうものを最優先するんですよ、歴史を見るとね。だから、ここでもし、抗体をイギリス人が獲得してるなんて事になれば、一気に自粛緩和できるでしょ。てことは、世界が今大混乱して、経済シュリンクしてますよね、(それなのに)イギリスだけ復活できるんですよ。

和佐:なるほどね、大英帝国が。

木坂:大英帝国がもう一度(復活する)っていう事を、ボリス・ジョンソンは見てると思うよ。

和佐:あぁ、なるほどね。でも逆に言えば、日本も(復活することが)ありうるって事ですもんね。

木坂:ありうる。日出づる国、ジャパンアズナンバーワン。ただ、おそらく、日本の政治家にはそこまでの野心はなさそう。

和佐:とりあえず火を消そう、ぐらいの事で。

木坂:火を消そう、そして自分たちの評価を上げよう、ぐらいのスケールに留まってる感じはするけど、アングロサクソンは違うから。

和佐:あいつらはね、そっか、なるほどね。

木坂:あいつら違うから、スケール感が。

和佐:まぁね、イギリスですもんね。

木坂:ambition(野望)のスケールが違うんだよ。

和佐:なるほど、なるほど。

木坂:だから、俺はそういう風に見てるよ。イギリスがあれだけ迅速に動いてる背景には、いちはやく復活して、アフターコロナの世界を牛耳ってやろうっていう野望が見え隠れしてると思うけどね。

和佐:中国はそういう気配はないんですか?

木坂:中国も思ってると思うよ。だって、世界は中国に感謝しろとか言ってるんだから、そりゃ当然思ってると思うけど。でも、あいつらはね、イギリスみたいにしたたかじゃないんだよ。そういう、水面下でなんかやってドーンってトップになろう、みたいな感じじゃないんだよ。

和佐:なんか、もうちょっと豪速球投げる、みたいな事なんですね。

木坂:そうそう。もう、160キロのストレートしか投げれないピッチャーみたいな感じなの。魔球とか持ってないの。

和佐:アメリカはどうなんですか?

木坂:アメリカはちょっと様子見だよね、今んとこ。

和佐:本当にパニックになってる可能性もあると。

木坂:可能性がある。州にあれだけ権限を渡してる事が、一つ裏目に出てるよね、そこは。

和佐:まぁ、弊害ですよね、結局ね。

木坂:そう、州に渡してるから迅速に対応もできるけど、合衆国としてどうするかっていう事にワンクッションあるから。そこがイギリスみたいなスピード感が出ないよね。

和佐:なるほどね、まぁそうか。

木坂:まぁ、これは完全に僕のちょっとした見方なんで、本当に話半分で聞いてもらえれば。

和佐:確かにね。そういう意味では、戦争かもしれないって事ですね。

木坂:そうだね、だから、次の世界の覇権を、もう実は世界は争い始めてる、って俺は見てる。だから、コロナ、コロナ、コロナ、って大衆に騒がせといて、水面下ではもう次の覇権(を握るのは)誰なんだ、どこの国なんだっていうのは始まってるよ。だから、牽制しあってるよね。今のこの封じ込めは、抜け駆けを許しませんよっていう感じでしょ。

和佐:確かに、みんながやんないと意味ないですもんね。

木坂:そう、国際協調で、経済シュリンクをさせてでも封じ込めますよね、っていう感じでしょ。(そんな中で)イギリスは抜け駆けようとしてますよ、これ。抗体検査をいちはやくやって。

和佐:日本もね、追いつけ追い越せで。

木坂:やってほしいね。イギリスより早くいってほしい、どうせなら。

和佐:確かにね。これが今後100年の運命を決めるかもしれないですもんね。

木坂:いや本当だよ。冗談抜きで、次の時代は日本中心になってもいいと思うんだよね。

和佐:その説はいくらでももう出てますよね、いろんな方面で、いろんな文脈で。

木坂:これは別にコロナ関係ないけど、次の時代が求めてるものって、これはもう、もっともっと俺の個人的な考えだけど…

和佐:そうですね、理想と言うかね。

木坂:いや、別に理想じゃないんだけど。俺は、日本的なるものをそんなに愛してるわけではないから。だけど、次の時代が求めてるものは日本的なるものだと思うのね。それをうまいこと日本が表現できれば、世界の中心になっちゃうんだよ。

和佐:今回表現できたんじゃないですか、コロナ騒動で。だって、あんなことしなくても、自粛でなんとかなったってところあるんで。もちろん、元々免疫持ってたって事だったら、また話は変わりますけど。

木坂:でも、それ結果論だから。だって、世界中が日本をバカにしてたんだよ、コロナの対策で。

和佐:あぁ、確かに最初そうでしたね。

木坂:日本たたきが凄かったんだから。もっとちゃんとやれ、うちらみたいにちゃんとやれ、みたいな。その結果どうですか。やっぱりね、そういう時代なんだと思うんだよね、俺は。

和佐:まぁ確かにね、3.11の時もそうでしたもんね。日本人はすごい冷静で、ちゃんとしてるというかね、暴動も起きずに。これから、コロナ暴動がいっぱい起きるでしょうね。

木坂:まぁ、世界では当然起きるでしょうね。

和佐:そうか、そういう時はもう、僕らは日本人らしさをちゃんと心に持って、和を以て…

木坂:そうそう、この日本人らしさで世界に何か貢献していこうっていう気持ちを忘れずにいれば、世界がそれを求めると思うんだけどね。

和佐:実際そうですよね。ちょっとまた話が脱線しちゃうかもしれないんで、次の音声にしてもいいかもしれないんですけど。

結局、世界がアンコントローラブルになっていく、どんどん不確定要素が多くて何が起こるかわからなくなってきた時に、トップダウンで何かを決定してっていうのはもう不可能になってくるんで、だから、それぞれがアメーバみたいに対応していかないと。その柔軟性が日本人にはあるかもしれないし、悪い意味で言えば右へならえだし。

木坂:そうだね。

和佐:いい面が出ればって事ですね。

木坂:そういうこと、そういうこと。

和佐:そうですね、まさにそうですね。これからテクノロジーはどんどん発展していきますからね。

わかりました。じゃあ、この辺で終わりにしたいと思います。

では、みなさん、質問等あれば、ぜひ書き込んでいただければ、また答えていきたいと思います。

木坂:はーい。

和佐:はい、では今回ありがとうございました。

木坂:はーい、どうも。


編集者:荒瀬淳二郎

引用元:【コロナ解体新書】封じ込め?集団免疫獲得?ワクチン開発?本当のシナリオはどれ?

「読むコロナ解体新書」は以下のマガジンでvol30まで配信予定です。気になる記事があれば、ぜひ読んでみてください。

フォローもよろしくお願いします!


NEXT→【コロナ解体新書6】 BCG注射は本当にコロナに効くのか?夢の万能薬説?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?