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Afrobeats

※この記事は作者のお勉強ノートなので、ウィキペディア大先生、RedBullや有識者の方の記事を抜粋してきて私なりに噛み砕いただけのものです。

余談から入るのもどうかと思うけど…

よくジャンル分けの是非みたいなことが議論されてますが、音楽的要素でのジャンル分けとは別に、特定の音楽のバックには特定のシーンがあることを忘れてはいけないんじゃないかと思います。こういったシーンは日本では世間一般的に認知されるところまで成長することが少なく、CDショップの店頭や雑誌ではなかなか読み取れないためか、ジャンル論議は音楽的要素に終始することが多いですが、本来ジャンルの後ろにはシーンがあって、だからこそ部族的に分かれていくものであるということをもっと多くの人に知ってもらいたい、そしてその現場に足を運んでもらいたい。

から抜粋。私は音楽を聴く時、これは何のジャンルだろうかと考えながら聴くけれど、タイラーが自分の音楽がHiphopに分類されたことに関して遺憾の意を示していたのはよくわかるし、、、という気持ちを綺麗に言語化してくれていたので載せておきます。

定義

アフロビートは常に変化している音楽だ。このジャンルは非常に漠然としており、 ジャマイカ音楽的なストリートアンセムからハイエナジーなレイブトラックまで、様々なテンポ、表現方法、リズムパターンを擁する。

Fela Cuti(フェラ・クティ)(1938〜1997)

Afrobeatsの名付け親であり創始者。黒人解放運動家でもあり「Black President(黒い大統領)」とも呼ばれた。ナイジェリアで生まれ、20歳の時にロンドンの音大に単身留学し友人たちとバンドを結成。この時に黒人差別を感じる。大学卒業後ナイジェリアに戻り音楽活動を本格的に始めるが金銭的に苦労する。これはナイジェリアには、音楽を愛好する富裕層が少なかったことが一因であった。このため彼はガーナツアーを開催する。当時は、流行のハイライフ・ジャズ(ハイライフは19世紀から西アフリカの英語圏に広まったポピュラー音楽の総称)を演奏しており、バンドは人気を獲得するが金銭面での不調は続く。1968年、アメリカツアーに向けた記者会見上で、自身の音楽を「Afrobeats」と名付けた。この翌年彼らはアメリカツアーをするが、アメリカでは彼らの音楽はウケなかったし、労働許可証を持っていなかったためアメリカ移民局に睨まれ更に差別を感じることとなった。これにより彼の音楽性は輸入音楽の物真似からアフリカ土着音楽への転換すると同時に、政治的メッセージの重視へと変貌を遂げる。ナイジェリアに帰国してからも活動を続け、この頃に彼らの音楽性は確立された。政治的メッセージはより強化され、黒人の解放に加えて「キリスト教、イスラム教の破棄」、パン・アフリカニズムの実現をも訴えるようになる。またそれによる富裕層による圧迫も、時とともに激しさを増すようになる。その後彼は12回にわたり警察の自作自演によって逮捕されたり、キリスト教の洗礼名を名乗らされたりと白人から酷い扱いを受けるが、アーティストとしては成功を収めていた。これらが、彼が軍隊の攻撃を受けたときの経験をもとに書きヒットした曲だ。

英語ワカリマセンの私にとっては、この情報無しに聴いたらただただかっこいいサウンドだけど、こんな反骨精神から生まれているんですね…。そしてこれが初期のAfrobeatsなわけだけど、今のAfrobeatsとは全然違う。。まだUKとかHiphop要素が無いからかな、Funkな感じがします。てゆうか、私が生まれるずっと前に遠い国の知らない人が差別を受けたことで生まれた音楽で私が楽しんでるって、すごいな、え、すごいな、、、

1980年代には音楽にエレクトリックサウンドが導入されるようになるが、フェラの体調不良やモチベーションの低下もあり活動は停滞し、リリースが減少していき、彼は58歳で病に倒れた。フェラが創始者であったアフロビートは、実子のフェミ・クティやフェミとは腹違いのシェウン・クティ、さらにトニー・アレンらにより受け継がれている。

Commonの、Felaへのリスペクトをこめた曲には実子のFemi Kutiも参加している。

こちらはSeun Kutiの曲。SpotifyのGlobal Funkのプレイリストにも入ってることから、やっぱりFunk要素強めみたいです。(Afrobeat Essentialsというプレイリストにも入ってます。)

こちらはTony Allenの曲。えっ今月の頭に出た曲じゃん…こうして歴史は受け継がれていくのねの気持ちです。

現在のAfrobeatsに至るまで

Fela Kutiらが築いたこのジャンルは2011年頃にUK FunkyがDeep Houseへ傾倒して以来、彼らの間に浸透し続けている。UK FunkyシーンがMCを中心に据えた粗くファンキーな曲調から離れていくと、それまでシーンで成功を収めていたMCたちも離れていき、Mista Silva、SKOB、Tribal Magzなどのアーティストたちはファンキーなレイブサウンドに力を入れ始め、アフロビート特有のスタッカート的な跳ねるハウスビートを用いながら、西アフリカのスラングを歌詞に取り込み、自国(もしくは両親の出身国)の生々しいグルーヴを携えたUKバージョンを生み出していった。Mista Silvaが2012年にリリースしてヒットさせた「Bo Won Sem Ma Ne」はその代表格で、アクラ(ガーナの首都)を拠点にするデュオ、5 Fiveのヒット「Move Back」が元ネタ。

※UK Funky:UK Funky House とも呼ばれる。BPM 130以上のハウスビート(厳密には四つうちではない曲が多い)に、クラーベ的なリズムのクラップだったりソカ/ダンスホール・レゲエ的なパーカッションだったりが乗った音楽。2000年代後半から2010年代前半に一瞬流行ったが今は消滅したらしい。でもSpotifyでプレイリストがあったので聴いてみたら、今のAfrobeatsにHouseを混ぜた感じだった。Afrobeatsが流行ってる今、また復活してもおかしくないのでは。

※レイブサウンド:80年代後半にUKで生まれたパーティー・カルチャー〈レイヴ〉でプレイされていた音楽――テクノやハウス、ブレイクビーツをごった煮感覚で混ぜ合わせたダンス・ミュージック。

Bo Won Sem Ma Ne / Mista Silva

元ネタのMove Back / 5Five

2011年後半、Weray EntクルーがUKとナイジェリアの本格的なハイブリッドトラックを、アフロビートバージョンの「Pow!」である「Ching Chang Wallah」で試みた。このトラックはアグレッシブなグライム風シンセとナイジェリアのスラングを用いたフロー、低音の効いたパーカッションを使ったBPM120のヘヴィーなリズムが特徴的だ。このトラックはアフリカではあまり話題にならなかったが、他のアーティストたちの指標となっており、彼らの努力はようやく報われつつある。

Ching Chang Wallah / Weray Ent

これらのヒット以来、西アフリカ移民の第1世代、第2世代を核とするUKの新世代のプロデューサーたちがこの新しい音楽を進化させている。2014年にはUKサウンドの多くがアフリカのアフロビートマーケットへ進出していった。

注目のサウンド

Wo Onane No / Kwamz & Flava

UK産のトラックでアフリカで話題になったもののひとつ。2014年の春にリリースされたこの曲はブレイクするまで時間がかかった。このトラックは明らかにDJ MustardのR&Bのスタッカート的手法を参考にしているが、Mustardが得意とするBPM100をBPM110にまで上げることでドライヴ感を増しており、UKファンキーのスネアパターンを用いたシャッフルの効いた4/4ビートにディープなシンセパッドを併せつつ、呪文のようなKwamzとFlavaのヴォーカルをその上に乗せている。

Abrantee、Edu、Naptizzle、Afro BなどのDJたちにヘヴィープレイされたこのトラックは、ヒップホップDJとハウスDJに支持されたが、このトラックをプロデュースしたNewton “BoatzMadeIT” Boatengは、この盛り上がりは想定内だったとしている。「俺はヒップホップをイメージさせるようなトラックを作ろうとしているんだ。俺自身もDJだけど、自分がプレイする時は色々なジャンルをミックスしようとしている。DJが『Wo Onane No』をヒップホップかバッシュメントにミックスするのを聴くけれど、これこそ俺が狙っていたことさ。アフロビートを聴かない連中も、イントロを聴けば、『DJ Mustardのどのレコードだ?』と訊ねるし、最後には彼らもアフロビートのレコードを聴くようになって、『ワオ、アフロビートがこんな音楽になれるなんて思わなかったよ!』と言うのさ」

現在、アフリカを拠点にしているアーティストたちはこの「Wo Onane No」の成功に注目しており、プロダクションをBoatzに任せようと躍起だ。「俺はみんなと同じことをやるつもりはないね。逆に俺がトレンドを生み出したい。それを世界レベルに広げたいんだ」こう説明するBoatzの生み出したトレンドに、UKの他のアーティストたちもすぐに反応し、Mustardの隙間の多いサウンドを自分たちの音楽の重要な要素のひとつとして扱っている。Mustardのそぎ落とされたエレクトロニック・ミュージックは、同じく隙間が多いリズムとシンセメロディーから成る8小節ループが特徴のグライムで育ったキッズには伝わりやすいため、この流れは極めて自然と言える。

10月に公開されたこのMVはハロウィン要素も感じられる。めちゃくちゃかっこいい。すっき。このアーティストは先程触れたMista Silvaとも曲を出している。

Antenna / Fuse ODG

Light it Up / Major Lazer feat. Nyla & Fuse ODG

Fuse ODGはイギリスで生まれガーナで育ったアーティスト。上記2曲はUKのシングルチャートで7位を獲得するヒットとなった。

てゆかMajor Lazerって私の大好きなFS Greenとも曲出してるんだ~~!!

個人的にはこういうクラブミュージック要素強めな感じよりKwamz & Flavaみたいなグライムっぽい感じの方が好きだけど、かっこいい。。

Shake It / D’Banj feat. Tiwa Savage

ナイジェリア出身のアーティストD'Banj。本曲のプロデューサーはSpellz(スペルズ)。同じくナイジェリア出身のプロデューサーで、2016年にはナイジェリアの「トップ10音楽プロデューサー」のリストで、トップ10にランクしているほどの腕前。

最後に

私は、UKサウンド、特にグライム、民族っぽサウンド、が大好物なので、そりゃAfrobeats好きだわー!!わっはっは!!となりました。Fela Kutiは、私の尊敬するDJの方によると、ブラックミュージックの起源をたどっていくと必ず辿り着くってくらい偉大な方みたいです。ひゃあ。これからもAfrobeatsどんどん掘っていきたいですね。

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自分のためのまとめノートです。R&B,Hiphopを愛していますが、詳しいことはお勉強中です。基本的にひとさまに見せることを意識してませんのであしからず。
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