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【応援寄稿 v.11】アフリカ特化投資家兼コンサル 武藤康平さん

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本日は、常間地の盟友であり、筑波大学国際総合学類の同窓でもある武藤さんから寄せていただいた応援寄稿をお届けします。

彼がいなければ、昨年のワープスペースのアフリカ戦略は存在しなかったでしょう。彼が持っているアフリカ方面のコネクション、ローカルの商慣習も含めたアフリカについての知見、スピード感、行動力。いつも感服しています。

ワープスペースがいかにアフリカを攻略していったのか、その経緯についても書いていただいています。

ぜひご覧ください。
(常間地)
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武藤と申します。
(株)Double Feather Partnersというアフリカ市場に特化したベンチャー投資と戦略コンサルティング業務を行う会社の代表を務めています。弊社はWarpSpace社の株主であると同時に、同社のアフリカ事業展開を支援させていただいています。

私は筑波大学出身ということで、つくば市にあるWarpSpace社とは縁が近く、同大学に在籍した時から亀田先生の衛星研究についての記事を目にしていました。今このようにWarpSpace社が宇宙産業の歴史の1ページ(とは言わず10ページくらい)を刻むプロセスに微力ながら貢献できることを楽しみながら日々仕事をしています。

常間地さんとは大学時代からの友人でもあるのですが、WarpSpace社に関わるきっかけは、同社が次期CEOを探していると言うことで、CEO探しを手伝い始めたのが始まりでした。そこからWarpSpaceの事業を詳しく知ることになりました。最終的に常間地さんがCEOに就くこととなったわけですが、WarpSpace社世界展開戦略を聞くと、アジアや米国が中心の極めて合理的な戦略でした。ただ私は、逆張りで同社の技術とサービスを誰も目をつけていないにアフリカ地域での展開と社会課題の解決に結びつけることが出来ると考え、アフリカでの事業展開をご提案したところ、常間地代表から「やりましょう!」との即答を頂いたのを今でも鮮明に覚えています。

契約締結から二ヶ月で対象国を絞り込み、法制度調査、カウンターパート候補選定、関係者への根回しを実施し、現地に飛んでMOUのドラフティング交渉を完了。昨年九月に横浜で行われたアフリカ開発会議(TICAD)でジブチ国営通信企業、ルワンダ国営通信企業、そしてジンバブエ高等教育省とのMOUを締結し発表しました。NHKや日経クロステック等に取り上げて頂いたことで広報面でも大きな効果がありました。

その翌月には現地でのオペレーションを開始。遠く離れたアフリカにて契約から4ヶ月という迅速なスピード感で意思決定と事業拡大できるのは、スタートアップだからこそです。現地カウンターパートからは、WarpSpace社よりもずっと前から様々な国の企業とはMOUを締結していただけども、オペレーションまで進んだのはWarpSpaceが一番最初だとのお言葉を頂いたくらい、スピード感が凄まじいのがWarpSpaceチームの強みだと思います。

もう一つの強みは常間地さん含めた同社チームの国際感覚だと思っています。例えばアフリカと聞いて直ぐにビジネスの香りを嗅ぎ分けるだけの前提知識と感覚を持っている人は極めて少ないと思います。また現地の役人や経営陣と英語で直に交渉できるのもカウンターパートからの信用を獲得する上で極めて重要なポイントです。そんなグローバルで十分に勝負できるチームであるのもWarpSpace社の魅力です。

WarpSpaceの技術やサービスを通じて日本と遠く離れたアフリカの途上国が繋がり、さらには同地域が抱える課題を衛星事業を通じて解決するための様々なアプローチも考案中です。今回のクラウドファンディングを通じて、WarpSpace社のさらなる成長を支援すると同時に、一緒に宇宙産業そして国際社会の発展に貢献できればと思っています。

WarpSpaceのみなさん応援しています!頑張ってください!


株式会社Double Feather Partners 代表取締役 武藤康平

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