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【応援寄稿 vol.4】大阪府立大学 教授  小木曽 望さん

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今回は、大阪府立大学 工学研究科航空宇宙工学分野 教授の小木曽先生からいただきました!!
小木曽先生は、小型宇宙機システム研究センターのセンター長として日々大学衛星の開発に力を尽くしてらっしゃいます。大阪府立大学は、有名な「まいど1号」という大阪発の小型人工衛星「まいど1号」(2009年)の開発に学生さんたちがプロジェクト参加されたところから、研究開発を続けて来られています。そしてまた今まさに開発中の超小型人工衛星が、今年2020年に打ち上げ予定です。

そんな小木曽先生とは、先日大阪で開かれたスタートアップイベント「Startup Weekend Osaka Space」で一緒に審査員をさせていただくという機会に恵まれ、初めてお会いしました。同じ宇宙にチャレンジするチーム同士ということで、今回応援メッセージいただきました。本当にありがとうございます。

ぜひご覧ください。
(常間地)
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常間地さんと知り合ったのは,つい最近.約10日前に大阪のパナソニックワンダーラボで開催されたStartup Weekend Osaka Spaceという宇宙をターゲットにした大阪初のスタートアップイベントで,ともに審査員を担当してのこと。

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そこで,ワープスペースのプロジェクトとクラウドファンディングのことを聞きました.スタートアップにコーチとして参加されていた茨城県庁宇宙ビジネス創成拠点の伴場 啓人氏も応援してはると知り,それは応援するしかないでしょ.(伴場氏と実際にお会いしたのは,この時が初めてでしたが・・)

しかも,超小型衛星との衛星間光通信というプロジェクト.これは,キューブサットの開発をしている学生の面倒を見ている身としては,とても興味深い.

現在,開発しているキューブサットは,今年度,「きぼう」から放出する予定.この衛星では画像を送信するのだが,一日に10分程度の可視時間しかないし.しかも回線速度が遅いから何度かに分けて送らざるを得なくて,そこが悩みの種.だから,衛星間光通信の実現はとてもありがたい.

次に,大学で開発する超小型衛星では,ワープスペースの衛星間通信を利用するようなミッションを計画しますから,その際は格安価格(あんさん,よろしゅう頼んまっせ!)で使わせてください.よろしくお願いします.

大阪府立大学 小木曽望

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