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業界を切り開くのは好奇心×突破力。マルチキャリアCSOの強み。

第9弾となる今回のメンバーインタビューは、2021年5月にCSOに就任した森の登場です。これまで培ってきた多様なキャリアと、そこから生まれるアグレッシブな事業戦略。謎多きCSOは何者なのかを紐解いていきます。

早速、これまでの森さんの歩みを教えてください!

日本人の両親のもと日本で生まれ、中学の途中までは普通に学校に行っていましが、家庭の事情もあり高校はほぼ行っていないです。その3年間に何をやっていたのかというと、午前中はデイトレーダー、午後はオンラインゲーマーとしての生活をしていました。だいぶのめりこんだ結果、実は某オンラインゲームではアジアのサーバーのあるジョブで1位になるぐらいのヘビープレーヤーでしたね。その後大学に行く年になってから「世界に出てみたい」と思い立ち、英語の勉強のために地中海のマルタ共和国というスキューバダイビングで有名な国に単身渡りました。

- 海外への転身は突然だったんですね

英語は全く勉強してないのに「もう行く方が早いんじゃないか?」と思い、いきなり行きましたね。パブやダイビングセンターに行っている間にネイティブのインストラクターと話しながら「間違えたとこ直して」と英語を教えてもらったりしました。正直、語学学校よりも効率よく、楽しかったので入り浸りましたね。そこで日々潜る生活をし、日本人向けに翻訳とかもしながら、6ヶ月でプロのインストラクターになりました。

- プロダイバーとしてのお話もいつかうかがってみたいです!

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最初は遊び系のプロだったのですが実力が認められ、各国の沈没船や洞窟の調査をしたり、一時期はアメリカ人の特殊部隊の訓練官とかもやっていました。そうやって3年半ぐらいひたすら潜る仕事をしていたとき、たまたまプロダイバーで宇宙飛行士の訓練をしている日本人の方に出会い「プロダイバーとしてのキャリアに宇宙物理とかの勉強を加えれば、宇宙飛行士って普通になれそうだよね」という話になりまして。そこから思い立って、1年間、世界50か国をバックパッカーとして回りながら勉強し、結果的にイギリスのエディンバラ大学の理論物理学部に飛び級入学で進学しました。そこでは宇宙の根本の謎を解き明かす、宇宙物理やひも理論の勉強をし、首席で卒業を迎えています。

在学中には宇宙飛行士訓練施設Blue Abyssの立ち上げなども経験していて、「じゃあ、次はなにをしようか?」というタイミングでBrexit(英国の欧州脱退)の件から政情不安もあったので2年前に日本に戻りました。帰国後は一般社団法人SPACETIDEで宇宙系の活動をしたり、経営コンサルをやりながら宇宙×ビジネスにどっぷり浸かっていましたが、その中で出会ったのがWARPSPACEでした。

- ついに出てきましたね!

YspaceのNEXT SPACEというイベントで僕が登壇している時にオーディエンス参加していた常間地さんにお会いしたのが最初だったと思います。
その時会社としては「宇宙系の技術が分かり、かつ英語が話せる、さらにネゴシエーション能力を持った人材がほしい」というタイミングだった所で僕が引っかかり、「ジョインしてワープスペースで海外進出進めてみない?」という話になりました(笑)。

Blue Abyssの方は今後軌道に乗るまでがすごく長いスパンの事業なので、今、自分のスキルを活かす道として「もうじゃあぜひ」ということで2021年5月からジョインして今に至ります。

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究極の冒険の実現のために

- WARPSPACEへのジョインを決断したのにはどういった理由があったのでしょうか?

結構長期的なスパンで「人類が宇宙に行く」というテーマについて考えると、通信インフラはやっぱり必須だと思います。しかしそれにチャレンジする事業者が、僕が宇宙の勉強をした頃にはあまりありませんでした。
それでも今WARPSPACEでは光空間通信の実現にむけてもうこれだけ具体化されていて、素直に「面白いな」と思ったのは一番かもしれないですね。そして今後、有人×宇宙はどこでもインフラとして入ってくるかなと思っているので、宇宙に行きたい身としてもこの通信インフラは作っていきたいと思います。

-宇宙にはやっぱり行きたいですか?
はい、特に月に行きたいですね。

-なぜ月なのでしょうか?
究極のアドベンチャーですよね。
世界一周するとか、勝手に1人で突っ込んでいって英語勉強するとか、洞窟や沈没船に行くとか、スカイダイビングとか、バックパッキングで秘境を目指すとか、いろいろやってきましたが、こういうアドベンチャーの延長線でいうと月は究極の場所なんだと思います。

僕のキャリアとして海への冒険は結構やったので、次は宇宙に、月に自分で行きたいと思っています。

衛星間光通信と言えばWARPSPACEを目指して


-2021年5月にジョインしてから丸5カ月ぐらい経ちますが、今WARPSPACEでどんな仕事をされてるのでしょうか?

Chief Strategy Officerということで会社の戦略周りは勿論ですが、それ以外にも結構幅広くやっています。マーケティング、PR面とかも見てますし、実際にフロントで自分で手を動かすシーンも数多くあります。例えば実際に営業しに行くとか、GRとして政府機関に出す提案を自分で書いていくとかもあります。

ただそこには戦略が伴っていて、最終的に自分たち会社のことを多くの人に認知してもらったり将来的な私たちの本業であるWarpHub InterSatにより多くの顧客を生み出したりするために、今はコンポーネントを売ったり、ふるさと納税を実施したりと、外堀からコツコツ埋めていくイメージですね。我々はまだサービス開始してないので、今後連携できるようなところにはもう話をかけておいておくとかを特に海外でやってますね。

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-とても重要なポジションですね。BizDev的側面も多いと思いますが、なぜStrategyなのでしょうか?

たしかに実際の動きとしてはBizDevなのですが、名前的には"Chief Business Development Officer"とかよりも、"Strategy"の方がメジャーですし認知されやすいからですかね。
"Chief Business Officer"とかも考えたのですが、実際のシーンではCBOだと「何のBですか?」と聞かれることも多いので、分かりやすい方がいいんじゃないかと"Strategy"にしました。

加えて、自分はCTOやCFOというようなその分野でその会社で一番強い人、というものではなく、衛星業界や技術への理解と経営への理解の両面を持っているので、その動きは事業全体の方向性のかじ取りをするところにあると思っています。サービスや開発のプロジェクト全体を見るGM東さんと平行して、プロダクトをどう顧客のニーズに併せて差し込んでいくか、逆にどうニーズに併せて開発できるかを考えながら落とし込んでいく感じですね。

ただ気づいたら営業資料だろうが、マーケティングだろうが、イベント企画だろうが、HRだろうが、関連する動き全部で自分も手を動かしているので、全部やってるじゃん!というギャグがいつも起きていますね(笑)。


-WARPSPACEの今後についてCSOの立場からどう見ていますか?

まず会社としての将来性で言うと、衛星間光通信の実現に向けて見渡すと我々の方が5年ぐらい先行しているので、海外にしっかり売り込みに行けば結構勝機があると思っています。もちろん技術力的な勝負はありますが、先にアイデア出して進んでいるということが重要なので、小型衛星産業も順調に伸びてますしかなり希望は感じてます。

そしてその先では日本の代表として、世界の競合他社とかも追い抜いていきたいですし、実際それをできる所には私たちはいると思います。このタイミングで私がジョインしたことによって、これまでに比べてどんどん米国・海外市場もアタックするようになり話もできるようになってきたので、ますます自分の好きな海外に行ってどんどん事業を取ってきて成り立たせるっていうのをやりたいと思います。「衛星間光通信だったらWARPSPACE」って皆に言われるようにしたいと思いますね。

Compass of Behavior

-最後に、森さんが最も大事にしている「Compass of Behavior」はどれでしょうか?

Our Compass of Behavior
01. Leap
02. Goal oriented
03. Decide with fact
04. Chase one chance
05. Resilient spirit
06. Respect your crew
07. Love family
08. Adventure
09. Be attractive

もうまさしく08.Adventureですね。

僕の人生、特に「やったら難しそうだな」と思うことを楽しんでやる癖があるんですね。なにをやるにしても、難解だったり、危険だったりを乗り越えた先にある達成感が好きなので、これは個人としても会社としてもアドベンチャーを軸に生きていると思います。

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