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【歴史と日記帳】ゴールデンカムイ読んだので日本軍はどうやるべきだったのか考察します

日記帳だから真剣に突っ込まないでね^^;

真珠湾攻撃しなければよかったみたいな結果論考察にならないようにします。




二分するもの

富める者がいるからそれによって貧する者(恨みを持つ者)が生まれる

この原始的構図は現在もあると思います

ゴールデンカムイでもその辺りよく書かれていますが、現代の怒りが生まれる起源と一緒と思いました。動物の縄張り争いもそうです。

ロシア帝政とパルチザン

江戸幕府と討幕派

ネイティヴアメリカンと侵略者

南米とスペイン・ポルトガル

理由はそれぞれあっても、対立の構図はどの地域でも起こっていますね



概要


第二次世界大戦直前の中国

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当時は虫食い状態で、中国南部をアメリカやイギリス、中国北部を日本などが占領地にしていた。

日本は領土拡大の為中国南部に進出するが、そこでアメリカ側が支援する中国軍と戦うようになり日中戦争に進む(この辺はロシアとアメリカ代理戦争の場になった朝鮮戦争の構図に似ている)

日本は思いのほか苦戦し(英米が支援する国民党とソ連が支援する共産党が連携して日本と戦っていた)、そのバックにアメリカがいる事を知りアメリカとの全面戦争になっていく

補足:アメリカは、イギリス・ソ連に物資を供給するとともに、日本に対し経済制裁(石油供給の停止)を行った。日本は、アメリカとの衝突回避のため交渉を進めたが、交渉は行き詰まり、太平洋戦争が開始された。





教科書では満州事変から日本軍が急に真珠湾攻撃をしたかのような書かれ方だが、中国戦線から一続きの事象である事を注意したい

日本が中国に侵略したのが悪いとは言えない。当時の情勢を考えればむしろ正常な方向と思う。

アフリカ、アジアほとんどが植民地になっていますね。

それよりも同盟を結ぶべき相手を刺激したのがあまりにも失策であとで解説します。







日本軍の失敗1 4方向を敵にした

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包囲網は真珠湾開戦時既に決定的なものになっていました

北をロシア軍(当時同盟国だが日露戦争から関係が改善したと思えない)

西を中国

南をオランダ・スペイン・イギリスなど西欧連合国

東をアメリカ軍ですね

南側の情勢を補足すると、当時のベトナムはフランスの植民地であったが、当のフランスはナチスドイツの支配下に入っていた。また、日本は日独伊防共協定を三国同盟に発展させた。



日本軍の失敗2 近視眼的で未来予想図が描けていない

飛行機の時代が来るというのは結果論なので置いておき、何をやったらどうなるという1つ先の事を考えていれば場当たり的な判断は無かったと思います。

軍を持つと使いたくなる、勝ちが続いたので気が大きくなったのでしょうか

成功体験が自己肯定感を生み、考えの柔軟性を失う、視野を狭めるのはあると思います。




日本軍の失敗3 勝つと銭を失うまで賭け続けるダメギャンブラー精神

戦争の泥沼化は負けを認めなかったから

認めれば当事者が極刑になる。それを避けるために戦争を続けたのなら自分の身可愛さでしかない

特に被害は終戦直前の1年に戦争の半数以上の犠牲者が出ているため、1年負けを早めに言っておくべき(これは結果論か)

現代の暴走状態の中国や北朝鮮は、当時の日本軍に通じる部分があるので彼らの為にも早く手を引くべきと思いますよ。


書くのに1時間越えそうなので日記帳はこの辺で







追記 全然別の話になるけど、ゴールデンカムイを読んで昔は国境という考えは無いと思いました

中世の倭寇・韓国南部の地域性に似ていると思います

極東ロシア、樺太、千島列島、北海道アイヌの生活様式、民族、言語

当時流動的に暮らしていた人達が国境という分け方、文化破壊されたのは彼等にとって不幸だと思いました

ネイティヴアメリカンもそうですが弱者は平穏に生きる権利さえも無いという事でしょうか

平穏に暮らすという定義も難しいかもしれません

命がけでクマと戦い生活するよりも、文明ある生活を自主的に選ぶアイヌもいたはずですから






















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