和レゲエ数珠繋ぎ-第3回- Judah_Kiyo
熊本県:Judah_Kiyo
アーティスト Rastaman Vibrations
曲名 裸の心をさらけ出せ!
レーベル Natty Record
発売年 1980年
下村誠氏が1979年に結成したバンドで曲のみBob Dylanの名曲I Shall Be Releasedのカバーで歌詞はオリジナルです。カップリングに『バビロンに食われるな!』こちらもJimmy CliffのHarder They ComeをSka調にカバーした両A面な1枚です。
下村誠氏についてですがシンガー、ミュージシャン他に音楽ライターやインディーズプロデューサーなど幅広く、佐野元春、ブルーハーツ、宮沢和史らとも親交があったようです。バンド名が転々と変わられますがBanana Blue(1982年結成)やNatural Spirits(1984年結成)あたりにレゲエ調の楽曲が多いのかなと思います。
享年51歳という若さで他界されてますが彼の歌声は感情がこもっていて心に響きます。
レゲエリスナー問わず知ってほしい、聞いてほしいアーティストです。
♨️
kiyoさん、ありがとうございました!
早速知らないレコードと出会えました。とにかく下村誠のことが気になります。
そういえば…
2021年の春、大阪ミナミ・コーナーストーンズバーでの話。先輩セレクター・オグラマンがおもしろいレコードを聴かせてくれたことを思い出しました。
泉佐野のスーパースターレコードで「とっておきのレコードを売って欲しい」とおっちゃんに頼んだそう。
(その注文の仕方が粋すぎるけど)
その時おっちゃんが出したくなさそうに出してきたのが本文にも登場するNatural Spirits。
たしか8インチだったような。
即買いしたレコードをオグラマンはみんなに聴かせてくれました。あれが下村誠か!点と点が繋がる……。
調べていると面白い記事が見つかったので載せておきます。下村誠の音源、もっと探してみます。
→瓦礫の中のGolden ringー下村誠 SONG LIVE『BOUND FOR GLORY 』
今回の楽曲のような日本語カバーってなじみやすい、言葉が分かるとグッと距離が縮まります。
少しそれますが日本語カバーで言うと、真心ブラザーズが歌う、Bob Dylanの「マイ・バック・ページ」が個人的に大好きです。小さい時に意味もわからず熱唱していました。
あと、Harder They Come関連の話題もありまして沖縄のラッパー・Rittoもカバーのレコードをリリースするみたい。和レゲエのリリースが多くて嬉しいです。
次回も熊本編続きます!
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