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和レゲエ数珠繋ぎ-第7回- 落合源太郎

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熊本県 落合源太郎
アーティスト 渥美清 
曲名 泣いてたまるか 
発売年 1966年


故ECD氏のミックスシーディー
「STRICTLY ROCKERS」
にも収録されていました。

『男はつらいよ』のきっかけとなった、、
といったwiki的能書きはさておき
ここでは極私的観点で
この曲を紹介させていただきます。

よく言われる
「夏だ!レゲエだ!」
のキャッチコピーが昔から苦手で
「レゲエは冬が似合う」
という感覚は
オーガスタス・パブロに出会った18歳から
40歳になろうとしている今も変わりません。

「冬・レゲエ・日本」といえば、、
ふとこの曲が浮かびました
レゲエのリズムではないけれど
"通せんぼ"
"栓をしたとて誰かがこぼす"
"さじを投げるは まだまだ早い"

などの歌詞になんとなく
(冬な)レゲエを感じます。

(1996年に俳優の西村雅彦が
 この曲をレゲエ調にカバーして
 CDを出していました。)

DJイベントでも
この7インチはレコードバックに忍ばせてあり
夜更けの酩酊した時間帯に
たまに思い出した頃に流しています。
(因みにそのあとは、キミドリの『自己嫌悪』に繋げてます)


【あとがき】
なぜこの曲から「冬」を連想したのか
後々考えてみると
「もう年末だから寅さんを見なきゃ」
という超日本人的発想が
自分の中にあったんだなぁ
ということに気付きました
「夏だ!レゲエだ!」
を馬鹿にできませんね(笑)

♨︎
源太郎さん、ありがとうございました!

18才の頃にパブロと出会った源太郎さんのことも非常に気になります。

ECDがMIXに使っていたというのも興味深い流れですね。この雰囲気、確かに酩酊した時間帯にハマりそう。西村雅彦バージョンは未聴のためCDをブックオフで買いました。バックトラックのピアニカが源太郎さんに引っ張られパブロのように聞こえてきます。

この曲からキミドリの自己嫌悪に繋ぐ、源太郎さんの選曲術も気になるところです。いつかそこも取材しにいきますね。

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