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【勉強系13】優秀な若手社会人に読んでほしい書籍10選

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皆様是非ご活用ください!

はじめに

このnoteの読者の皆様の多くは20代後半~40代だと思うので、おそらく今まで多くの書籍を読まれてきたのではないかと思います🤔
何百、何千という書籍を読んできて、特に印象に残っている書籍はありますか?

私はあります。

今日はその中で、ぜひとも若手社会人の皆様にお読みいただきたい書籍を厳選し、ご紹介しようと思います😍👍
巷で人気の書籍も何冊か含まれていますが、本当に読むべき素晴らしい書籍は、意外と知られていない書籍だったりするんですよね🤔
今回ご紹介する書籍は、難易度が高いものもありますが、どれも濃い書籍なので、是非手にとっていただきたいです😏

そして、感想を是非コメント欄で聞かせてください🤣



【書籍紹介】

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1.MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣(シバタナオキ)

まずはなんと言ってもこれですね🤔
社会人としてデビューを果たしたら、決算書はある程度読めないといけません。
上場企業に入ったなら尚更です。

しかし、決算書を読むのは意外と難易度が高いです。
そこでこの書籍の出番です。

おそらくどの書籍よりもわかりやすく、秀逸です。
投資家視点で見ても優れていますし、ビジネスマン視点で見ても必要十分な内容だと思います。



2.【新版】財務3表一体理解法(國貞克則)

シバタナオキ氏の著書を読み終わって、まだ余力がある人は、ぜひこの一冊も手にとっていただきたいと思います。
難易度は若干高いです🤔

しかし、この書籍を読み解き、自分のものにできた日には、どこの会社に行っても困らないレベルの財務・会計知識が手に入ります。
ビジネスマンとしても、投資家としてもさらに一つ上の段階に引き上げてくれる書籍です。
薄いのに内容が濃いので、最初は読みこなすのに苦労すると思いますが、何度か繰り返し読むことで理解が深まるだろうと思います。

ぜひ若いうちに読んでおいてほしい書籍です。



3.人を動かす 新装版(デール・カーネギー)

続いては対人関係分野の書籍です。
日本だけでも500万部、世界では1,500万部以上が出版されている世界的な超ロングセラー書籍なので、優秀なビジネスマンのほとんどはすでに既読だと思います。
とある大手企業では、入社と同時にこの書籍を読むようにいわれるほど重要な書籍です🤔

私の周りの人間の半数以上が読んでいるので、おそらく常識といっていいレベルの書籍だと思います。
それゆえに、内容も重要なものです。

この書籍は「人を動かす」という邦訳タイトルのせいで「人を思い通りに動かす方法が書いてある怪しい書籍」だと誤解されがちです。
でも、実体はそういう書籍ではありません。
元々は “How to Win Friends and Influence People” というタイトルなので、本来の日本語訳は「友を得て、人々と上手に付き合う方法」という感じになるでしょう。

内容もそのとおりで、他人と友人になる方法とか、対人関係を良好に保つ方法が書かれています。
今の時代、極めて重要な知識ばかりです🤔
ぜひ若い頃に読んでおいてほしい書籍です。



4.ロバート・キヨサキ氏の書籍セット

この2冊はセットです。
金持ち父さん貧乏父さん→キャッシュフロークワドラントの順番に読んでいけば理解が深まるようにできています😁

投資家思考を得るためには最適な書籍だろうと思います。
私が読んだのは19歳頃だったと思いますが、そのときにかなり強い衝撃を受けた2冊です。
投資家思考は、若い頃に触れておいてほしい価値観の一つです。

本来、組織内で役職が上がっていくに連れて、思考も経営者・投資家に近づいていかないといけません。
しかし、その経営者や投資家の価値観は独特で、日本人の価値観とは一致しない部分が多くあります。

だからこそ、価値観が凝り固まっていない若いうちに触れておくべきです。

ただ、アメリカの不動産に関する情報が多いので、日本とはだいぶ異なる法制度・価格動向となっています。
そのため、鵜呑みにしないようにしましょう(笑)
この書籍で学ぶべきことは、あくまでも投資家思考です。



5.道をひらく(松下幸之助)

こちらも500万部超えの超ロングセラー書籍です。
今の若い方々はもしかしたら知らないかもしれませんが、昔、松下幸之助さんという「経営の神様」がいました🤔
Panasonicの創業者です。

この書籍は、松下幸之助さんが連載していた短文を厳選してまとめたもので、経営哲学や人生哲学が学べる書籍です。
抽象度が高い内容なので、実益に昇華させるには読み手の技量が問われますが、活用できれば相当に大きな利益をもたらすだろうと思います。
若い頃に一度読んで、30歳を過ぎたあたりでもう一度読んでみるといいかもしれません。



6.ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則(ジム・コリンズ)

ベンチャー経営者に「オススメの書籍ってありますか?」と聞いたら、数人に1人は必ずこの書籍を挙げるほど有名な書籍です。

1~4+特別編があるんですが、正直2を超えるものはありません(笑)
2だけ読めば良いとすら思います。
それほど内容が濃い🤔

ジャンルとしては、経営戦略の分野に入るかと思います。
組織戦略といってもいいかもしれないです。

先々出世したいとか、創業したいと思っている若手には絶対読んでほしい書籍です。
メンバーの選別の重要性をこれでもかというほど書いてくれているので、読めば人選の重要性が心に刻み込まれると思います。

ただし、海外書籍特有の回りくどさ、比喩表現のわかりにくさ、読みづらさがあります。
2ページで言えることを100ページかけていうのがアメリカ流なのだと私は思っていますが、まさしくそんな感じです🤔
要約すると10~50ページで終わりそうです。
でも、読んでほしい。
ぜひ要約して、重要箇所をメモして時々読み返してほしいです。



7.交渉の作法(小林秀之)

優秀な若手社員の多くは、早いうちから「商談」や「交渉」を経験します。
この際、しっかりとした上司ならば、交渉の作法を教えてくれますが、大抵の上司は経験だけで頑張っているので、体系的な説明ができません。
感覚値だけで語られると、聞いている側は辛いんですよね😨
論理的に理解したいのに!

そんな若手に是非オススメしたい書籍がこれです。

実は小林先生は私の恩師でもありまして、非常に興味深い講義をしていただきました。
小林先生は、学生時代に司法試験を2位で合格したというとんでもない頭脳の持ち主です(笑)
今は民事訴訟法や法交渉学の分野で教授をなさっています。

法交渉学という分野は、弁護士や法務部員としてどのように交渉を進めるのが正解なのかという観点から研究をしていく学問です。
主にアメリカのハーバードロースクールで発展してきた学問です。
その基礎を学べる書籍だと思っていただければ結構でございます😁
非常に興味深くないですか?
ほとんどの弁護士は交渉が下手くそですが、一部の弁護士は恐ろしい技術を持っています。
そのエッセンスに触れられる書籍です( ̄ー ̄)ニヤリ

あまり教えたくない書籍ですが、優秀な若手社員の皆様にこっそり教えときます(笑)



8.学問のすすめ 現代語訳(福澤諭吉)

あまりに有名な書籍なので、説明は不要かと思います。
あの「学問のすすめ」です。
明治大学教授の齋藤孝先生が翻訳してくれている書籍なので非常に読みやすく書かれています。

塾生(慶應義塾出身者)なら全員読んでいると思いますが、ビジネスマンでこの書籍をしっかり読んでいる人は少ないです。
でも、絶対に読むべき書籍です。
私の中では「え?!読んでないの?信じられん……」というレベルで重要書籍です。

若手のうちに是非読んでおきましょう!



9.経営に終わりはない(藤沢武夫)

皆さんご存知のとおり「HONDA」という会社の創業者は本田宗一郎氏です。

しかし、実は本当の意味での創業者は2人いて、極めて重要な役割(裏方)を担ってくださっていた方がいらっしゃいます。
それが「藤沢武夫」という経営者です。
あまり表舞台に名前が出てこない方なのですが、経営者としてこれほど格好良い人は他にいないと思います🤔

私がベンチャー企業大好きだからというのもあるんですが、当時のHONDAはまさしくベンチャー企業で、藤沢さん無しではほぼ確実に潰れていたと思います。
その当時のHONDAの話が読める貴重な文献です。

読んでいるだけで胸が熱くなる良書です。



10.数理法務概論(ハウェル・ジャクソンほか)

最後の書籍は、知る人ぞ知る名著です。
この書籍は、会計学、経済学、法学、統計学などの超重要科目の中から、ハイレベル層のビジネスマンが実務で必ずといっていいほど使うことになるであろう知識だけをギュッと凝縮した書籍といえるのではないかと思います🤔
元々はハーバードロースクールの教科書です。
それを日本の教授が日本語訳でわかりやすくしてくださった有り難い書籍です。

翻訳してくださっているのは、あの会社法の権威である神田秀樹先生(東京大学名誉教授)です。
神田先生といえば、我々法学徒にとっては神に等しい存在😍
テキストが非常にわかりやすいことで有名です。

この書籍の内容は正直言って、上級者向きです。
値段も6,000円しますが、それぞれの入門書を揃えたらもっとするので、結果この1冊を買った方が安いです。

内容がとても優れていて、読んでいて何度も感動させられます🤔
相当勉強しないと読みこなせない書籍ではありますが、書かれている内容を理解すれば、ほぼ間違いなく2~3段階実力がアップします。

ハイレベル層を目指す若手におすすめしたい一冊です。


おわりに

以上、個人的なオススメ書籍10選をご紹介させていただきました。

難易度が高い書籍も数冊含まれていますが、是非読んでほしいところです😍
たぶん、全部読み終わるのは数年先になると思いますが、もし読了して、理解もできれば、若手の中では間違いなく上位層に入るでしょう🤔

マネジメント層になれば、書籍で得た知識や哲学が実務で活かされることも間違いないです。
全冊読了を強めにオススメします🎵


では、また次回😁


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【著者情報】

著者:瀧田 桜司(たきた はるかず)
役職:株式会社WARC 法務兼メディア編集長
専門:法学、経営学、心理学
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