見出し画像

【勉強系31】ビジネスマンが経済学を学びたいときのオススメ書籍18選(経済学書籍紹介)

【SYNCAオープン!】

経営管理部門・バックオフィス特化型の転職サイト「SYNCA」(シンカ)がオープンしました😁
皆様是非ご活用ください!


はじめに

ここ2~3年くらい経済学ブームが続いていますね🤔
不安定な社会情勢になると、経営学(MBA)の人気が上昇するのですが、それに伴って経済学の人気も上昇する傾向があります。

経営学という学問は結構最近の学問でして、その源流を辿っていくと、多くが経済学に行き着きます。
経済学は、私の理解が間違っていなければ、難しい社会現象を単純化して理論として打ち出そうという学問です。
数学や統計学を多用しますから、学問としての難易度も高いです。
なぜ経済学部が文系学部に置かれているのか謎だなと思うくらい理系に近い分野です。
そのせいで毎年のように挫折者を大量生産しています🤣

現在でも、難関大学の経済学部の留年率はそこそこ高いですし、かろうじて単位をもらえたという学生の方が多数派でしょう。
そのため、難関大学の経済学部を優秀な成績で卒業できた学生は、分野さえ間違わなければ就活で困ることはあまりないのではないかと思います。

経済学部では、会計学、統計学、数学などが必須科目になっていることが多いので、真面目に学んできた学生の基礎学力は他の文系学生を凌駕しています🙄
それゆえ、私の知る限りでは、そういう優秀な学生さんはビジネス界でも評価が高いです。

多くの文系学生はWord・Excel・PowerPointをほとんど使えない状態で新卒を迎えますが、本格的な経済学部のゼミで鍛え上げられた学生はそれらを日常的に使いこなしますし、Excelはかなり高度なレベルまで使うことを強制されることが多いです。
なので、ビジネスでもすぐに活かせるスキルを多く習得しています。

何より、経済学を語れる人ってかっこよく見えますよね?
経済学者には変な人の方が多いですが、ビジネス界で活躍されている方に関してはかっこいい人が多いです。
経済学で学んだ基礎やその他の様々な周辺知識を応用して稼いでいらっしゃるので、実用的な学問を修めていて憧れます。

こういった諸々の事情もあって、社会人になって経済学をしっかり学びたいと思っている人が多いのだろうと思います。

今日はそんな「経済学を一から学びたい!」と思っている社会人の皆様に最適な書籍をご紹介していきます😁

今日も初級~上級に分けてご紹介していきましょう!



【初級編】

ではまず初級編の書籍をご紹介していきましょう!
初級編は、高校生が大学の経済学部に入る前に読んでおきたい書籍です。

経済学を一切学んだことがない社会人にも最適な書籍なので、まずはここでご紹介する基礎的な書籍を通読してみましょう!
それで「合わんな」と思ったら無理せず他の学問にシフトしても良いと思います。

経済学はいくら学んでもそれがそのままビジネスでお金になるという類の学問ではないので、よほど高度なレベルまで学ばない限りは趣味です😱
そういう実益までが遠い学問を学ぶのは辛いと思いますので、無理をせず。


1.大学4年間の経済学がマンガでざっと学べる


井堀利宏 教授
東京大学名誉教授


2.マンガで読破 雇用・利子および貨幣の一般理論 ケインズ作


ジョン・メイナード・ケインズ(1883-1946)
経済学において避けては通れない偉人
マクロ経済学の確立に尽力


3.大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる (角川文庫)


井堀 利宏 教授
東京大学大学院経済学研究科教授


4.マネジメント・テキスト ビジネス・エコノミクス 第2版


伊藤 元重 教授
東京大学名誉教授
学習院大学 国際社会科学部教授


5.たった1つの図でわかる!図解経済学入門


高橋洋一
嘉悦大学ビジネス創造学部教授


6.「原因と結果」の経済学 データから真実を見抜く思考法


中室牧子
慶應義塾大学 総合政策学部 准教授

津川友介
ハーバード公衆衛生大学院 リサーチアソシエイト


7.予想どおりに不合理


ダン・アリエリー Dan Ariely
デューク大学行動経済学教授



まずは上記7冊で経済学のイメージを掴むと良いと思います。
最初の2冊はマンガなので1日で読み終わると思います。

後半5冊は経済学書籍というよりはビジネス書です。
経済学の基礎を実際のビジネスの事例を取り上げつつ誰でもわかるように書いてくれているので、社会人が最初に経済学に興味を持つのに適しています。

いきなり経済学の本格的な書籍を読み始めるよりは、最初はこういうジャブを打つくらいの書籍で学ぶと関心が持続しやすいと思います😁
学問研究で最も重要なことは、興味を持ち続けられることだと思うので、最初から難易度の高い書籍を読み進めるのはオススメできません。

最初はマンガとかビジネス書で準備体操しましょう!



【中級編】

上記の4冊を読んで、ワクワクした気持ちになった人は経済学に向いている可能性が高いです😁

一方で、読むのが苦痛で仕方なかった人は経済学は諦めましょう😱
これからご紹介する書籍は徐々にレベルが上っていきますから、初級編で苦痛の人は地獄を見ます!
他の学問に挑戦しましょう。

さて、以下でご紹介する書籍は、ビジネスマンにとっては中級編ですが、レベル的には大学生用の書籍ばかりです。
なので、経済学部にとっては通常テキストという感じなので、そういうつもりでお読みいただければよいかと思います。


8.入門経済学[第4版]


伊藤 元重 教授
東京大学名誉教授
学習院大学 国際社会科学部教授


日本の有名教授が書いた入門書なので、経済学を学問としてしっかり学びたい場合は、この入門書で始めると良いと思います😁

海外の教授が書いた書籍で学びたい場合は、以下の6冊が良いかと思います。


9.スティグリッツ入門経済学 第4版



10.スティグリッツ ミクロ経済学(第4版)



11.スティグリッツ マクロ経済学(第4版)


ジョセフ・E・スティグリッツ
コロンビア大学教授

海外の教授が書いたテキストの中ではおそらく定番だろうと思いますし、非常に読みやすく、わかりやすい書籍です😁
経済学(ミクロ・マクロ)を体系的に学びたい人には最高のテキストだろうと思います。



13.マンキュー入門経済学(第3版)



14.マンキュー経済学I ミクロ編(第4版)



15.マンキュー経済学II マクロ編(第4版)


N・グレゴリー・マンキュー
ハーバード大学教授

こちらも海外の有名教授のテキストです😁
スティグリッツかマンキューかは好きな方で良いと思います。
両方読むとより深い理解が得られると思います。
学問は学者によって学説が異なるので、様々な教授の書籍を読む方が学びが多くなります。



【上級編】

中級までの本は、楽しく学べる範囲のテキストです🙄
ビジネスマンにとっては中級編まで読んでいれば十分すぎるくらいなのですが、より高度な経済学を修めたいというドMな方々には上級編もご紹介せざるを得ません。

ただ、上級編は高校までの数学を学び終わっていることを前提にしているので、ほとんどの方にとっては超難解で読みこなせないだろうと思います。
文系出身者の9割くらいは高校数学をほとんどやっていないと思うので、書いてあることの大半がチンプンカンプンで終わります。

なので、もし上級編を読みたいと思っている方は、高校の数学を軽くおさらいしてから読むと良いと思います。
最低でも数式アレルギーを克服した後で、精神的に万全な状態で、かつ、HPをフル充電した状態でお読みください。


16.計量経済学 ミクロデータ分析へのいざない


末石直也
神戸大学大学院経済学研究科教授


17.実証分析のための計量経済学


山本 勲
慶應義塾大学商学部教授


18.計量経済学 (New Liberal Arts Selection)


共著
東大や京大の教授陣


上記3冊の本は『書籍が読者を選びます』ので、この3冊を楽しく読めて、かつ、理解もできる人は選ばれし者です🤣
少なくとも、学力的に全国の上位5%くらいには入っていると思うので、自信を持ってビジネス界で生きていってください。

ただし、1つ注意点があります。
上記の3冊までを完全に読みこなせるような人の場合、論理性、計算能力、知識など様々な点で平均を大きく上回っている人です。
それゆえ、普通の社会人の人たちとの学力差が大きくなってしまいます。
会話が成立しない経験や言っていることを理解してもらえないという経験も多くすることになるでしょう。

そうなってくると、時々、周りの人間がすべて馬鹿に思えてしまい、徐々に見下す人が出てきてしまいます。
時々ではないかもしれないですね…
結構出会います。
賢くなればなるほど孤独になっていくパターンです。

それをやってしまうと仲間がどんどん減りますからオススメしません。
ビジネスはチームプレイで成し遂げられることが多いので、知識や能力も1つの武器でしかないということを理解した上で、謙虚さを忘れずに学び続けましょう😁


おわりに

経済学は範囲がとても広いので、今日は合計で18冊ご紹介することになりました🙄
18冊すべて読みこなせる人はほとんどいないでしょうし、いたとしても読み終わるのは1年後くらいになると思います。

ただ、ここに掲げる18冊をもし読了し、理解もできたら…
MBAでもどこでも行けますので自信を持ってください🤣

経済学をビジネスで応用できるレベルに到達するのはとても大変ですが、一般常識レベルで学んでおくことはそこまで難しくありません。
概要を知っているだけでも十分に楽しめると思うので、まずは入門書からスタートしてみてください。

では、また書きます!


【お問い合わせ】

この記事は、株式会社WARCの瀧田が担当させていただいております。
読者の皆様の中で、WARCで働きたい!WARCで転職支援してほしい!という方がいらっしゃったら、以下のメールアドレスにメールを送ってください😁
内容に応じて担当者がお返事させていただきます♫
この記事に対する感想等もぜひぜひ😍

recruit@warc.jp


【WARCで募集中の求人一覧】

【次の記事】


【著者情報】

著者:瀧田 桜司(たきた はるかず)
役職:株式会社WARC 法務兼メディア編集長
専門:法学、経営学、心理学
いつでも気軽に友達申請送ってください😍

Facebook:https://www.facebook.com/harukazutakita
LinkedIn:https://www.linkedin.com/in/harukazutakita/


この記事が参加している募集

最近の学び

転職してよかったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?