株式会社WARC
【from WARC AGENT vol.26】booost technologies 森田さん
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【from WARC AGENT vol.26】booost technologies 森田さん

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この連載では、ハイクラス人材紹介事業を行う「WARC AGENT」メンバーが、過去に転職のご支援をさせていただいた「ベンチャー企業で活躍するコーポレート人材」の方々にインタビューをしています。ベンチャー企業へ転職をした理由や実際に働く上でのやり甲斐など、「ベンチャー企業で働くリアル」に迫っています。今回は、booost technologies株式会社にてご活躍されている森田さんにお話を伺いました。

■プロフィール
<話し手>
booost technologies株式会社 経営企画部 森田 誠吾
2010年、KPMGあずさ監査法人に入社。半導体製造装置企業や外資系自動車メーカーの会計監査業務に従事。その後、社内留学制度を経て2014年にKPMG FASのコーポレート・ファイナンス部に転籍し、多数のM&Aアドバイザリー業務やバリュエーション業務に従事。米国ニューヨーク事務所での2年間の出向の後、2021年3月よりbooost technologies株式会社へ参画し、資金調達、予実管理等の経営企画業務の他、コーポレート業務をサポート。

<聞き手>
WARC AGENT キャリアアドバイザー 石井 豪太郎
2009年、KPMGあずさ監査法人に入社。国内大手企業の会計監査業務に従事。その後、社会貢献系ベンチャー、NPO業界を経て2019年よりWARC AGENTにジョイン。自身の会計士キャリアを生かしながら、主に経理・財務職のキャリア支援に従事。

世の中に大きな価値を提供する!会計士からベンチャーCFOへ

石井:本日はお時間いただきありがとうございます!まずは自己紹介をお願いします。

森田さん:2010年に大学を卒業後、あずさ監査法人に入社しました。グローバルに活躍できる会計士を目標としていたので、志願して国際事業部に配属となりました。会計士を志したのは、自営業を営んでいた父をサポートして下さっていた会計士の先生との出会いがきっかけです。その先生から「会計士とは」について伺い、将来は経営の分かる人間になりたいと思い、会計士になるために勉強をしました。

あずさ監査法人には、4年間在籍しました。会計監査だけではなく自社の採用業務も2年間経験し、その後社内の留学制度を利用して中国の大学院へMBA留学しました。その時の授業の中でファイナンスに対しての興味が強くなり、帰国後にKPMG FASへ転籍しました。そこには6年ほど在籍し、ファイナンスの観点からFA業務、バリエーション業務、無形資産の評価など幅広く携わりました。そして、この期間にNYへの出向もあり、10年のうち中国2年アメリカ2年と当初の目標であったグローバルな会計士としての業務経験を積むことができました。

その後、外部のアドバイザーとしてやりきったという感覚と、プリンシパルサイドとして事業会社で挑戦したい気持ちが高まり、転職を決意し、2021年3月に現在のbooost technologiesに入社しました。

石井:booost technologies社へ意思決定した決め手はありましたか?

森田さん:「事業への共感/世の中に大きな価値を出せる事業か」「自分の経験が会社の成長に寄与出来る幅」という2点を重視して様々な企業のお話を伺っていました。booost technologiesは、次世代に向けた地球環境保護の観点で、脱炭素/カーボンニュートラルに対し、直球ど真ん中で挑戦するスタートアップであり、資金調達を模索する段階で社内にファイナンスの知見を有する人間がおらず、自身の経験が組織に対して活かせると考え、自身の希望する環境と合致していました。
最終的には青井(宏憲 氏 booost technologies 代表取締役)のブレない覚悟や業界に対する造詣の深さに魅力を感じて入社を決意しました。正直に”他に内定の出ていた別の企業と悩んでいる”と伝えたときも、長期的にどういった会社にしていきたいかを話してもらい、自分にできること、期待されていることがとても大きく面白そうだと感じました。

石井:非常に良い転職軸と意思決定ですね!現在のミッションは何ですか?

森田さん:入社してまず初めの大きなミッションは資金調達でした。今年の2月、昨年末と、合計4社から会社として初めての資金調達を成功させることができました。資金調達が落ち着き、現在のメインミッションは主に組織づくりです。採用業務も含めて関わっており、50人規模の組織としてメインミッションも日々変化しつつ柔軟に対応しています。

石井:転職した前後でギャップや何か印象の違いはありましたか?

森田さん:入社前から何度も議論していましたし、最初は業務委託から始めて数字も見ていたので、大きなギャップはなかったです。強いて言えば、組織規模や人材の多様性による違いは感じました。監査法人は6,000人を超える組織でしたし、その後のKPMG FASも全員がプロフェッショナルな公認会計士や投資銀行等の出身者。その点、入社当時の弊社はまだまだ組織というよりは、代表の個人商店みたいな感じでした。
この意味としては、会社としての制度や仕組みは整っているのですが、青井の知見や経験でビジネスが成り立ってきたことを指します。私と入社の同じタイミング位でセールスやマーケティング、知財といった様々なバックグランドを持つメンバーが入社してきて、今は個人商店から会社や組織にしていくというフェーズに入っています。組織規模による違いは感じつつも、良い組織づくりに携わっており、やりがいを感じています。

100年後の未来のためにこの資金調達は絶対に成功させたかった

石井:入社後に1番エキサイティングだったことは何ですか?

森田さん:弊社の事業は、カーボンニュートラルを実現していくという社会的役割が非常に大きいです。それに取り組まなければ、2100年には気温がプラス5℃上がり、砂浜の消失や、異常気象の発生など、自分の子供やその先の世代に今ある地球環境を残せなくなってしまう。家庭を持つ身としても取り組まなければならない課題であると考えています。

地球温暖化の原因となるCO2排出量を可視化する弊社のプロダクトは、脱炭素社会の実現を推進するうえで必要不可欠なものです。カーボンニュートラルへの取り組みは企業に於いても不可逆的な潮流となっておりますが、実際に煩雑となる作業を効率化させ、サプライチェーンを含めた脱炭素化計画を推進していくうえでは、弊社のソリューションを強力に世の中に広め続けていかないといけない。そうなったときに大事になるのが、資金力です。そのお金をもってしてはじめて、人とプロダクトに投資し、世の中に価値を広めていくことができます。社会的な意義が非常に高く、良いプロダクトも自社で開発出来ていたため、何としてでも資金力をつける必要がありました。ですからシリーズAの資金調達の成功は非常にエキサイティングでした。

石井:資金調達はこれまでご経験がない中で、何が大変でしたか?

森田さん:既存株主の中にベンチャーキャピタルがいない中で、50〜60社ぐらい交渉をしましたが、なかなか事業が理解されなかったり、祖業であったエネルギーの領域に対する共感を得られず、当初は苦戦しました。一方で脱炭素というテーマに対する社会的重要性が増してきたことで、なんとかやり切ることが出来ました。

資金調達業務そのものは、これまでの経験が活かせたと思っています。マーケットや投資家対応、IRはFASでも大きく違わなかったからです。プラスで自分自身が出せる価値はコーポレート、会計士の実務経験と言うハイブリットな形でバリューが出せるのではないかと感じました。もともとの下地もあり、掴むべきポイントは一緒で、下地を作ること自体がとても大切です。10年間KPMGに携わってきて活かせた経験です。

それぞれの価値観を曲げることなく理念を共有する組織を目指して

石井:森田さんが考える良いコーポレート組織とはどういった組織ですか?

森田さん:コーポレートの役割は組織づくりです。エンジニアが良いプロダクトを作り、ビジネスサイドがそれを世の中に広める、という役割を担う中で、コーポレートは組織にどれだけ貢献できるかが重要です。土台であり、会社を回していくための潤滑油となれることが良いコーポレート組織だと考えています。

今まさに組織拡大を推進するフェーズで、コーポレートのように直接サービスや顧客に触れないメンバー各々が単なるルーティンワークに陥ることなく、「なぜこれをやるのか」を感じつつ、専門性を活かして力を発揮していただく、そんな組織づくりにチャレンジしていきたいです。

メンバー皆それぞれの人生において大切にしていることはあると思いますが、弊社に入社してきたからには共通して持ってもらいたいことは、「なぜこんな大変な課題に取り組んでいるのか」「ミッションを達成した時にどんな未来が待っているのか」を考えて、脱炭素社会実現のための「一丁目一番地で寄与している」と言う、そういったところに対する共感を持ってほしいです。それぞれの価値観は、決して曲げる必要はなく共通する理念を皆で持っていきたいです。

石井:今後ご自身のキャリアはどう築いていきたいですか?

森田さん:これまでは自分の成長や専門性を深めることばかりを考えていましたが、今は自分の武器をどう使っていくかということを考えています。会社をどう成功させていくか、価値をどう届けていくかです。その中で自分ができることはできる限りやっていきたいし、足りないところはキャチアップもしていくつもりです。「自分」という一人称ではなく、「組織」としての成長にコミットしていきたいと考えています。

石井:自分ありきではなく会社の成長にコミットできる人間になりたい、そのためのスキルを獲得し、肩書きにはこだわらない、ということですね。素晴らしいです!最後に改めてベンチャーにチャレンジする人へ一言お願いします!

森田さん:是非皆さんどんどんチャレンジしてください!昔と違い、ベンチャーの環境は良くなっているので、VC からの資金調達額も大きくなっています。例えその時の転職が上手くいかなかったとしても、その経験は活きると思います。自分自身でベンチャーへの転職を考えている方は武器を身につけていると思うので、ダメだったらどうしようなどと考えずに、中長期的に考えてチャレンジしてみてもいいと思います。やりたいことをまずはやってみることが1番いいと思います!

石井:貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!

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最後までお読みいただきありがとうございます!私たちはまだまだ小さな組織で、これからもチャレンジを継続し、事業・組織とも拡大させていくフェーズです。
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