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買手・売手双方にとって本質的なマッチング・事業統合を実現する、WARCのM&A仲介事業とは

株式会社WARC

2020年10月に新たに立ち上がった、WARCのM&A仲介事業。
本記事では、WARCの共同創業者兼取締役の石倉と、取締役でM&Aアドバイザリー事業部管掌の倉田が、自身の原体験をもとにWARCが目指す独自のM&Aアドバイザリー事業・組織像についてお話しします。

【写真左】
石倉 壱彦 / 共同創業者兼取締役
KPMGを経て、2013年よりアカツキ経営管理部長、2014年よりアカツキ監査役として同社の東証マザーズや東証一部への上場に貢献。2015年に3ミニッツ CFOに就任し、事業の立上げや組織設計に従事し、グリーとの大型M&Aディールを成功させる。同社退任後、2018年にWARC取締役に就任。公認会計士。
【写真右】
倉田 直樹 / 取締役
大和証券SMBCでのIPO支援業務、ジーニー 執行役員 経営管理部長を経て、2015年にマイネットに入社。執行役員(事業開発担当)として、スマートフォンゲーム業界での事業買収、アライアンスを主導し、同社の東証マザーズ、東証一部への上場を実現。2019年に当社入社、同年取締役に就任。

成約して終わりではない。M&A後の統合まで見据えた支援をしていきたい


石倉:昨今、M&A市場は拡大基調にあり、M&A仲介事業者数も増加しています。

僕も事業会社でM&Aの当事者だった経験があるからこそ、M&A業務の難しさを強く実感しています。倉田さんがM&Aアドバイザリー事業部を管掌し、M&A仲介事業を行う中で、何を大切にしていますか。

倉田さんの原体験があれば、ぜひそこから教えてください。

倉田:私も前職の事業会社で、M&Aの買手として大小様々な案件に携わってきました。その時の経験が、WARCで実現していきたいM&A仲介事業の原体験になっています。

当時、M&Aによる事業買収とバリューアップが事業の柱であり、また従業員の合流もセットとなるケースも多くありました。そのため、格好だけでなく本気でPMI(Post Merger Integration、買収後の統合)に取り組み、事業の改善、従業員の定着を実現させる必要がありました。

M&Aは、案件が成約して終わりではありません。会社・事業は継続し、そこで働く従業員やその家族、取引先など、多くの利害関係者が関わり続けます。

通常のM&A仲介では、M&Aの実行までの支援で完結します。しかしWARCには、経営管理部門のハンズオン支援を行うCo-WARC事業部、ハイクラス人材紹介を行うWARC AGENT事業部があり、PMIにも本気で取り組める体制があります。

WARCがM&A仲介を行う際は、「M&Aが成約して終わり」という考えは全くなく、むしろ買収後の事業統合を見据えてご支援していきたいです。前職での経験から、この点はM&A仲介事業をWARCで推進する際の強い信念として持っています。


石倉:僕も前職時代、自分が創業時からジョインした会社を大きな資本力のある会社にバイアウトして、そこから事業が大きく成長できたのは、非常に良い経験ができたと思っています。

一方で、よく「M&Aは結婚に似ている」と表現されますが、違う組織・違うカルチャーの会社が一緒になり、ともに成長していくということは本当にハードルが高いですよね。

特にスタートアップ・ベンチャー企業は、ミッション・ビジョン・バリューが明確で、強い想いをもって経営している会社が多いですよね。そういった会社がM&Aで別の会社と統合するとなると、一筋縄でいかないのは当然だと思います。

倉田さんがM&Aで関わってきた会社も、強い想いをもったスタートアップ・ベンチャー企業が多かったと思います。M&Aやその後の経営統合で、どういった難しさがありましたか?

倉田:前職ではスマートフォンゲーム事業の買収が中心だったので、買収先のメンバーの多くはゲームクリエイターでした。クリエイターの方々は、自身の作ったコンテンツへの想いが極めて強く、重視する指標や仕事のスタンスも人それぞれであるため、M&Aの検討段階では「PMIに苦労するかもしれないな」というケースが何度かありました。

しかし、私の上司である社長が、合流したメンバーと本質的な議論を日夜喧々諤々と重ねることで、事業統合が着実に進んでいくということを経験ができました。

具体的には、「良いゲームを多くのユーザーに届けたい」というクリエイター達の想いを受け止めたうえで、いかにサービスを利益体質にするのか、そのために必要な機能は何で、不要なものは何なのか、という本質的な議論を日夜重ねていました。

それまでコンテンツ作りへの想いが先行しがちだった合流メンバーも、社長のサービスをより長期継続させるための本質的な議論に感化されて、結果的に人も事業も統合していきました。

経営者のカリスマという要素も多分にありますすが、「経営陣が本気で同じ釜の飯を食う」という姿勢が、PMIにおいて極めて重要な要素なのだと痛感しましたね。


売手・買手双方が中長期で幸せになるマッチングを追及していきたい

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石倉:もう少し話を深掘っていきたいのですが、これまで事業会社でM&Aの当事者だった倉田さんは、WARCでどんなM&Aアドバイザリー事業部を作りたいと考えていますか?

倉田:青臭い言い方になりますが、買手・売手から中長期で感謝され、双方にとって幸せなマッチングを実現するM&Aアドバイザリー事業部を作りたいですね。

そのためには、「数撃ちゃ当たる」「成約して終わり」のスタンスになりがちな事業構造のなかで、クライアントの事業を深く理解し、一点物で提案・伴走して支援する組織でありたいと考えています。

そうすることで、成約して終わりではなく、成約後に売手・買手双方が「本当にWARCにお願いしてよかった!」と中長期にわたって実感していただけるご支援を実現していきたいと考えています。

数字を追わないとまでは言えませんが、成約数はあくまでも指標の一つにすぎません。それよりも大事なのは、成約後に事業統合が成功し、売手・買手ともにM&Aしてよかったと本気で思える状態を作っていくことだと思います。

石倉:そうですよね。そういう観点ではM&Aアドバイザリー事業部の組織のコンセプトは、当社のハイクラス人材紹介「WARC AGENT」に近いですね。

人材紹介もM&A仲介と同じで、成果報酬型のビジネスモデルなので、求職者の方・採用企業の双方の利益を鑑みず、押し込み営業になりかねない構造になっています。

その中で、WARC AGENTは「脱KPIマネジメント」というビジョンを掲げて組織を作ってきました。求職者の方のキャリアに寄り添った本質的な提案をしているので、採用企業からも「経営管理部門のハイクラス人材ならWARCを一番信頼しています!」という高い評価の声をいただくことも多いですよね。

倉田:そうですね。WARC AGENTの組織作りは、参考にしたい部分が多いですね。

WARCのM&A仲介で目指す組織のあり方も、クライアントの事業を本質的に理解したうえで、クライアントに寄り添った提案を重ねることを追求していくことが重要だと考えています。それをやり切っていれば、「M&Aを考えたときにはWARCに相談しよう」という評価をいただけるはずだと信じています。

事業会社でM&Aをしてきた経験が自分たちがあるからこそ、クライアントが何を大事にしているのか、どんなところに困っているのか、寄り添った取り組みができると思います。

M&A仲介で始まり、PMI・幹部人材紹介まで一気通貫でサポートしていく


石倉:一方で、世の中には既に多くのM&A仲介事業者が存在しています。WARCが理想とするM&A仲介を実現するためには、どのような要素がありますか?

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倉田:通常、M&A仲介事業者が数字を追求せざるを得ないのには、構造的な理由があると思います。M&A仲介事業の単一セグメントである場合、企業規模拡大のためには当然「売上必達!」というマネジメントになります。

WARCが本質的なM&A仲介を実現できると考えるのは、当社が複数の事業ポートフォリオをもっているためです。

WARCは、M&Aアドバイザリー事業以外に、経営管理部門のハンズオン支援、ハイクラス人材紹介「WARC AGENT」、経営管理部門特化の転職サービス「SYNCA」等、成長企業の経営管理支援をいろいろな形で実行できる体制を備えています。

複数の事業が密接に連携しているからこそ、M&A仲介事業のみでの売上追求がマストではなく、顧客本位の本質的なM&A仲介が実行できます。M&Aのご相談がきっかけで、経営管理部門のハンズオン支援や人材紹介のニーズに結びつくことも多いですし、その逆も然りです。

石倉:そうですよね。少し横道にそれますが、スタートアップ・ベンチャー業界には、M&Aの実行後にプレスリリースを打つと、「おめでとうございます!」と色んな方からお祝いされる風潮があります。

私も当事者としてバイアウトを経験した時、とても嬉しかったのですが、事業統合が始まるとそれまでとは全く違うフェーズの戦いになって、お祝いムードは一気に吹き飛びました(笑)。

M&A後に経営統合がうまくいき、事業が成長したという事例は本当に少なく、大企業の統計でも5割失敗、スタートアップ・ベンチャー界隈では体感値ですが1割・2割しか成功例はないというのが実感値です。

特に大手企業がスタートアップ・ベンチャー企業を買収するという場合だと、組織規模・カルチャーもまるで違うので、多くの場合に経営統合は困難な道のりのはずです。

そういった状況がある中で、事業会社でM&Aを当事者としてリードしてきたメンバーが、M&A仲介のご支援をきっかけにして、PMI・幹部人材の紹介まで一気通貫でサポートできるのは、WARCのM&Aアドバイザリー事業部の強みになると思います。

成約第一ではなく、経営者に真摯に寄り添いサポートしていける組織に


石倉:ここからは組織・人材の話をさらに聞いていきます。WARCが独自のM&A仲介事業を立ち上げる中で、どんな組織を作っていきたいですか?

倉田:自分たちがM&Aの当事者だったからこそ、クライアントの意向を鑑みず、目先の案件を決めたら終わりというスタンスで成約を押し込むことはしたくありません。

買手、売手の双方の想いを真摯に受け止め、場合によっては「価格が高すぎる・低すぎるので、お見送りしましょう」といった本質的な提言ができる、真摯にクライアントに向き合い続けるチームを作りたいですね。

もちろん数字は大事ですが、組織が追いかけるゴールは成約数だけではないと考えています。成約後の事業統合・事業成長まで見据えた本質的なM&A仲介を実現していけば、評判が評判を呼び、結果として大きな成長につながると信じています。

自分たちの仕事を通して幸せの総量を増やそう、という点にこだわっていきたいと考えています。

ですので、これまでM&A仲介事業を経験してきて、数字を追いかけるだけではなく本質的なM&A仲介に挑戦したいという方や、M&A仲介未経験でも私達の想いに共感いただける方とは、ぜひ一度お話させていただきたいです!

今は事業を立ち上げたばかりで、2~3人という組織規模です。これから理想とするチームを一緒につくっていく、青臭いことを一緒に議論しながら作っていくという経験は、
非常に刺激的だと思います。

石倉:なるほど。私たちが目指しているM&A仲介のコンセプトから考えたときに、どんなマインドセットの方が合うでしょうか?

倉田:M&A仲介の仕事で相対するのは経営者です。地方の事業承継案件であろうと、スタートアップ・ベンチャー企業のM&A案件であろうと、経営者の思い描く理想や夢の実現をご支援することには変わりはありません。経営者に真摯に寄り添いサポートしていきたいという気持ちは大事ですね。

ベンチャーキャピタルや証券会社といった、スタートアップ・ベンチャー界隈のステークホルダーと関係値を作っていくのも重要な役割です。そういった動きも主体的にリードできる姿勢は重要だと思います。

石倉:いまM&Aアドバイザリー事業部のリーダーをしているメンバーも、所属していた事業会社が事業譲渡を行った際に、事業・メンバーも救われた経験があるからこそ、「本質的なM&A仲介事業を実現したい」という想いを強く持って入社してくれましたよね。

これからも強い想いをもったメンバーを集めて本質的なM&A仲介事業を作っていきたいですね。


\M&Aアドバイザリー事業部は、メンバーを募集しています!/


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WARCは「想いをカタチに出来る世の中を創る」というミッションを掲げ、経営管理部門のハンズオン支援、ハイクラス人材紹介「WARC AGENT」、管理部門特化の転職マッチングサービス「SYNCA」、M&Aアドバイザリー等、成長企業の経営管理支援を目的としたサービスを提供しています。