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カレー粉よ、消えないで!

コンビニや100円ショップに行くと、「?」と思うスパイスと出会うことがある。塩コショウレベルではない、あんまり耳馴染みの無いスパイスたち。こういうモノがあるのかと感心する。かくいう僕も、先日スパイスからカレーをつくる&食べる機会があった。スパイスを組み合わせるだけで、ここまで深い味わいになるのか…。スパイスって、多様で凄い!

でも、このスパイスの列を見てため息をつきたくなる。
無いのだ、カレー粉が!

粉末の入った瓶はたくさんある。でも、そのラベルには「クミン」やら「ターメリック」やら「コリアンダー」と記載されている。違うんだ、僕がほしいのはこれじゃない! 「カレー粉」なんだ!!

このスパイス戦国時代(?)とも言うべき細分化に対して、声を大にして訴えたい。カレー粉が欲しい! どうか、カレー粉をこの世から消さないで!!

…さて、一体全体、僕はなぜこんなに「カレー粉」に惹かれているのだろうか。カレー粉は様々なスパイスを混ぜ合わせた「混合調味料」に分類される。つまり、その企業(ないしはお店)が様々な研究を積み重ねた「適切なカレー味の集合体」なのである。それをわざわざ粉末にしてくださり、大皿のカレーからひとつまみの隠し味に至るまで、使いやすいようにして下さっているのだ。その見えない努力と簡便性に共感し、僕は小瓶を何とか見つけてはお買い物かごの中に突っ込んでいるのである。
もちろん、昨今のスパイスブームは否定しない。しかし、もっと「カレー粉」のポテンシャルを理解し、活用してくれる人が増えてくれることを願っている。

わーわー言い過ぎてしまった。なので最後に、僕の大好きな「カレー粉の食べ方」を提示して、本稿を締めたいと思う。
調味料としてのカレー粉という観点で言えば、淡白な食材ほど引き立つと考えている。一番手軽なのはゆで卵に振りかける。朝食時に食べれば、ほのかなスパイスの香りで眠気も緩やかに解けていくだろう。
もうひとつ挙げるならば、ちくわを推したい。ちくわとピーマンを炒め、そこにカレー粉を振りかける。塩コショウは少な目でオッケー。ちくわの穴にチーズを入れた状態で炒めると、より濃厚になってさらに美味しいですよ

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)