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セブンズに、もっと刺激を! ~第59回Y.C.&A.C. SEVENS観戦記~

・横浜の小高い丘の上にある、小さなグラウンド。春になると、ここでは毎年7人制ラグビー、いわゆるセブンズの大会が行われる。いわゆる第59回Y.C.&A.C. セブンズだ。

・この大会を見に行くのは久々な気がする。予定が合わなかったり、お天気が悪かったりとか、そういうことが原因だろう。ただ、一番大きいのはセブンズに対する熱が、どうもラグビー界全体で弱まっているからではないか、と僕は思うのだ。

・リオ五輪でのニュージーランド代表撃破+4位入賞という明るいニュースがあった一方、東京セブンズの撤退やワールドシリーズでの苦戦及び降格といった出来事は、セブンズ界隈に暗い影を落とした。なにより、セブンズをみんなで見る/追いかける習慣が衰えてしまったことは非常に痛いことだった。かくいう僕自信も、大分その流れに乗っかってしまった感がある。

・そんなわけで、この第59回大会はリハビリもかねて、しっかり僕の中でセブンズの魅力を取り戻そう! というテーマで観戦することにした。午後2時半のグラウンドは、桜も綺麗でお花見にも適していた。神奈川県選抜のチームワーク、日大の杉本と金の突破力、流通経済大のムゼゲニエジは長い手足をフル活用したトライ…。そして、優勝したのは東海大。天下のスピード力は健在だった。

・しかし、である。どうも刺激が物足りない。セブンズへの理解は、どのチームも高まっている。でも、分かりやすい驚き(すごいスピードで走るとか)を魅せてくれるプレーヤーは、それほどいなかった。そして、大学生チームの活躍が目立つ一方で、クラブチームや社会人チームは軒並み早い段階で姿を消していたことが寂しかった。

・大学で醸成されているセブンズのスキルやカルチャーが、大人になるにつれて弱まっているのではないか? そういう仮説をたてることもできるだろう。みんなラグビーW杯に目が行きがちだが、セブンズだってオリンピックがある。夕方のグラウンドは冷たい風が吹き荒れ、桜は散っていた。そんなことを忘れるくらいの、切磋琢磨した競争と互いのチームカラーがつくりだす刺激が、このグラウンドに漂っていて欲しかったのだが……

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)