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物持ちが良い

ノートパソコンは6年半前に購入したdynabookを使っているのだが、最近ガタが出始めた。まあ、6年半も全く故障無しでよく頑張っているというべきか。既にブランドはヨソに譲渡されているが、東芝らしい頑丈さには敬意を評したい。しかしまあ、新しく買うならどのブランドにしようかしら……。

ノートパソコンがイカれつつあり困っていたら、なんと腕時計も調子がよろしくない。気がついたら針が止まっており、あらぬ時刻を示すようになったのだ。家電量販店で確認してもらったところ、内蔵されているソーラー電池が原因らしい。かつ、この時計は10年近く使っているものなので、電池を変えることよりも、新しく買い替えることをオススメされた。
これも、そろそろ寿命なのか……。まあ、腕時計についてはコレかを買おう! というのが決まっていたりするので、ノートパソコンよりかは悩まないだろう。

こんな出来事が続く中で、ふと気がついた。物持ちが良いのかそれとも捨てられない人間なのか、わりと身の回りには「長期間使っているモノ」が多い。そう言えば、飽きてさっぱり使わなくなったり、常識では捨ててしまうモノでも、いざ捨てようとするタイミングで「いや、こうすればまだ何とかなる!」という発想が先立つことも多い気がする。

あれこれ書いているうちに、約15年間使い続けた実家のトースターを思い出した。買ったときは覚えてないけど、最後の仕事をしたときは覚えている。ある朝、普通にパンを焼いたつもりなのに、出来上がったのは炭だった。改めてトースターを眺める。黒焦げなパンに負けないくらい、ずいぶんと塗装は真っ黒になっていた……。
こういう思い出が僕の中にあるということは、「物持ちの良さ」は血で受け継がれているモノなのかもしれない

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