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どこまで

どこまで行けば終わるのだろうか

どこまで行けば変わるのだろうか

どこまで行けばいいのだろうか

それは「もし」と同じく

曖昧で漠然とした不安を絡ませる

道はいつも
歩いている間は終わりなく

通り過ぎてしまえば
過去のアルバムの一ページに過ぎない

花は散り

人はやがて死ぬ

明日はあると信じていても
終わりは突然に訪れる

どの映画もそうであるように

叫び 叩き 狂い
興じているうちに夜は更ける

心に下りた帳は
気づかぬうちに人を喰らう

痛みを背負い歩き続けるのは
どこまでもなのだろう

それでも


血の涙が心臓(こころ)に届く時
癒しは起こる

人である限り

どこまでも

どこまでも


龍公 愛実




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