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猫又

朝方というか夜中というか、サイレンが結構な音量で鳴り響いてびっくりしました。また誤報か、それとも時間的に放火か。放火じゃないといいな。目が覚めてはぁーと思ってiPhoneで時間を確認したら、あと2時間弱は眠れる。もう一度ため息をついたあたりで記憶が途切れました。

朝方、夢を見ました。リフォーム前の家のお風呂で、ガラス越しに猫が見えます。ただ、その猫の輪郭がぼやぼやっとしていて、どろどろした乳白色の何かでできた猫、とでもいうような。おばけ?わからない。そのうち実態となり、白い、しっぽの横に丸い黒い点がある美人な猫になりました。うーん、おばけかな、と思ったんですが、猫だし、猫又かな、じゃあ大きくいって猫でしょう、かわいいしいいや、と思って(笑)。その子を見てたら怖くなくなって、かわいいなぁ、かわいいなぁとそれだけ。その子はうちのちび助たちが外から連れてきたようで(なぜか全員外に出ている設定。うちの猫は完全室内飼いです)、仲良さそうにお風呂に入れられていました。お風呂入ったしね、きれいだしね、みんなと仲良くできそうだし、きみ6人目ということで、という形に。そのあたりで起きました。うーん、なんだったんだろう。

猫が増える夢はとにかくよく見るんですよね。周りにうちの猫がいて、私の両手にちいさなちいさな猫が2,3匹いて、その子がうちの子になる、という夢とか。今回のように何故かうちの子たちがどこかから連れてきて、当たり前に家に入ってきて、え、ってなりつつも、まぁいっか、おいで、という結末。起きて夫に話すんですが、大体数日で忘れてしまう。猫のおばけ?猫又?は初めてかもしれない。亡くなった、前飼っていた猫が夢に出てくることはあるんですが、知らない子だったしなぁ。昔飼っていた猫の夢は、何度か見たので今でも覚えていて、実家の庭に元気だったころの姿で普通ににゃおにゃお言って現れて、窓開けてーって、ここだよーって言う。窓を開けて、あなた向こうでも元気そうね、良かったね、と思う夢。亡くなっていることはわかっていて、でも目の前に来たことを割とすんなり受け入れて会えたことを喜ぶ、っていう。

飼い猫が猫又になってそばにいてくれるとか、猫又がでてくる漫画とか、とにかく猫関連の漫画は多くて。そういうのを読んでいて、確かにうちの一番高齢の15歳近い子が猫又になって一緒にいてくれたら嬉しいし心強いけれど、私の寿命は限りがあって、そうなるとあの子に申し訳なくなる。そばにいてほしいと勝手に言いながら自分で去るわけだし。選べないし。だから、既に猫又になった子がうちの子になる、ならいいのかな。そもそも、立場的にそれでいいのか?と思って夫に話したら、その猫又にあなたが飼ってもらうことにすればいいんじゃない、という結論に。確かにそうだ。それならいいや。


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