お客様の声は天の声!?

今、自分の力で起業、副業何でもいい、お金を稼いでみたいと言う志のある人に向けて、第一歩を踏み出すための武器を身につける、「お客様の声」について考えたいと思います。


 ここではビジネスを始める上では、何度か「お客様の声」を大切にしていきましょう、しっかり聞きましょうとお伝えして参りました。


 しかし、今回はご自身で汗水滴らしてとか、改善のためとか、ご自身の足で得られた「お客様の声」とは異なります。

既にある「お客様の声を活用してみませんか」と提案したいと思います。

既にご自身がやろうとしているビジネスの競合他社の「お客様の声」を活用するのです。

今は、インターネットのおかげで、コスト、時間を使わずに目的のものを探せる時代となりました。

今回はそれを大いに活用していただきたいと思い提案させていただきました。

また、前々回でも述べさせていただいた『諦めない後発組逆転術』の補足版として、捉えていただけるとありがたいです。


 お客様の声について、早速ですが、税理士を例に挙げますと、長年の夢だった税理士資格も取れたし、事務所で働いてきた経験もある、いよいよ税理士事務所を立ち上げようとなった段階で、しかしながら税理士業はいわばPLC(プロダクトライフサイクル)の成熟期の段階ではないかと考えられます。

本当に自社サービスを使ってもらおうとホームページを出されていますが、その熱意とご苦労が伝わってきます。

そのホームページにある「お客様の声」を拾うのです。

するとある程度の傾向と言いますか、お客様がその税理士のサービスを使って何を解決されたのかと言うことが見えてくるのではないかと思います。

例えば、「創業支援融資でサービスを利用して助かった」、「会社設立前からお世話になっています…」、「開業時には…」と言うように、どうやら「スタートアップ支援に需要がありそうだ」と言うことが見えてくるのではないかと思います。


これを自分の住んでいる地域でも、需要はないだろうか?と置き換えてみるのです。


 競合他社、もしくは同業のお客様の声を拾う努力をしなければ、インターネット、Google検索と言う最強の武器を手にしておきながら、ホームページ保管料、営業費用、そしてなんと言っても集客のための時間がかさんでいくばかりにならないかと心配です。

できればこうした費用、時間は抑えていきたいものです。

ぜひこの発想は、ご自身のやろうとしているビジネスにも応用できると思いますので、活用してみてください。

ただし、注意点もあります。

例えば、税理士業はお客様の声に実名が多かったのに対し、モノを扱うとなるとお客様が実名でないケースもよくみられると言うことです。

インターネットは実名でない場合、お客様の声を自作自演にしている可能性もあるのではないかと思います。

消費者として、とあるサイトの自作自演にすっかり信じ切ってしまいモノを購入したご経験はありませんか。

お客様の声を自作自演にすることによって需要を掘り起こしているケースもありますので、お客様の声が実名であるかなど、ご自身なりの判断基準を設けて徹底的に見極めて欲しいです(最近は実名でも会社と一緒にやっている怪しいものはありますが)。


 ぜひ、検索機能を存分に活用し、ご自身のビジネスにも応用できますので、既に競合他社にあるお客様の声を拾って、ご自身のビジネスに当てはめ活用してみませんか。

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