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相場の、横並び価格を真似していませんか?

今、自分の力で起業、副業何でもいい、お金を稼いでみたいと言う志のある人に向けて、第一歩を踏み出すための武器を身につける、「価格の設定」について考えたいと思います。


 いざ、ビジネスを始めると価格を設定しなければなりませんが、どのように価格を設定すれば良いでしょうか。既に先行している競合他社の価格帯を見て、それよりも少し安く、いや大幅に安くして、臨もうとされていませんか。


 ここでは、競合他社は、ご自身のビジネスのバイブル的存在ということを何度かお話しさせていただいていますが、また、価格設定でも競合他社からヒントを得て欲しいと思います。


 既に、ご自身がビジネスをやろうとしている商品は、絶対に価格を安くして臨んでみせるという正義感でいっぱいになっていることはないでしょうか。

しかし、その気持ちを一旦押さえて欲しいと思います。

それは、相場価格だけを判断材料として、ご自身の価格を決めてしまっているように見えるからです。

競合他社の…、サービスラインナップをしっかりと見て欲しいのです。

すると、ご自身が提供しようとしているモノ、サービスよりも格段に、いやもしかしたら10倍以上の価格を競合他社が既に提供していたりしませんか。


 こちらは、ブランドがない、実績がない…などご自身の自信の無さから、価格設定に遠慮をしているということはないでしょうか。


 もう一度、競合他社のサービスラインナップを書き出し、ご自身がさらにそれを上回るサービスを提供できるのであれば、競合他社よりも価格を高く設定して、提供しても良いのではないでしょうか。

それなりに、ご自身のモノ、サービスには自信がある、自慢できるからこそ、ビジネスを始められようとしているのですから。


 価格を相場感プラスコスト計算して…、そして、なんとなく価格を設定しようとするのであれば、この考え方をぜひ今から改めていただきたいと思います。

これを続けてしまうと、いつまでも、せっかく良いモノ、サービスがあっても、高単価商品を売ることに抵抗を感じ売れずにいるのではないかと心配です。

ましてや、独立した醍醐味がないと思います。

価格の設定は、ご自身の現在のマインドが顕著に現れやすいと思いますが、ここは、ご自身のマインドを一旦置いといて、価格の設定に必要な材料集めに集中しましょう。


 競合他社も、仮にご自身が設定しようとしていた価格の10倍で、いつまでもその価格で提供できているということは、お客様にしっかりと受け入れられているからこそ、その値段で提供できているのではないでしょうか。

競合他社を妬むよりも、価格ラインナップと、中身を分析して欲しいのです。


 価格設定は、値下げすれば良いというある意味昔から植え付けられた固定観念と言いますか、正義感(他の言葉が見つからないので、正義感としました)で設定してしまいがちですが、ここは、競合他社よりも上回るサービスを提供できるのであれば、自信を持った価格設定にすべきではないかと思うのです。


 価格の選択は、お客様のご事情から判断されることであり、また、提供する側は高価格商品のラインナップばかりでなく、高価格商品からサービスを減らした低価格商品から並べたラインナップをあらかじめ用意することだと思うのです。


 ぜひ、価格の設定の時は、相場だけを見た横並び価格の設定ではなく、競合他社のサービスを見て、ご自身のサービスをしっかり分析をした上で価格を設定するということを心がけていきましょう。


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