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また成約に至らなかった…と嘆く前に知っておきたいこと

今、自分の力で起業、副業何でもいい、お金を稼いでみたいと言う志のある人に向けて、第一歩を踏み出すための武器を身につける、「成約に臨む前にざっくりとした数値を知る」について考えたいと思います。


 モノ、サービスを販売する前に、つまり成約を目指そうとする媒体のおよその平均値というものを考えたことがあるでしょうか。

会社でも、今月の売り上げ目標は…、成約件数は…、と毎月数値目標を掲げて営業会議が開かれますが、どの販売方法がより高い確率で販売できているかという平均値を知らずして、数値目標を掲げてしまっていることが多いような気がします。

少なくとも、私がそうでした…。


 しかし、一旦立ち止まってみましょう。それでは、羅針盤を持たずして、航海に出るようなものです。

もちろん、大海原ですから、想像もしなかったことが起こることもあるでしょう。

しかし、およその数値を知らずして臨むことは、危険をより危険にさせてしまっているようにも思えるのです。

 さて、話を戻しまして、ここでは、既にご存知だとは思いますが、どの媒体でモノ、サービスを販売しようとしているか、その販売方法のざっくりとした数値、平均値を知った上で臨むことを改めて確認させていただきたいと思います。

 商品、サービスに関係なく、またそれを買おうという意思のあるいわゆる見込み客の中で、インターネットでの成約率はおよそ1%、セミナー形式のようなある程度の人数を集めての成約率は30%、対面での成約率は50%という以前から言われているざっくりとした数値を思い出して欲しいのです。

 これら数値を思い出すことによって、今月の成約件数までの過程の数値も見えてくると思うのです。

成約件数を例えば3件にしたいと思えば、インターネットよりはセミナーを、セミナーよりは対面をしていけば、自ずと目標に近づくことができるのはおわかりいただけると思います。

セミナーでは最低10人、対面では最低3人を集めれば目標の成約数にまずは近づきますが、それでもなかなか成約には至らないと思います。

さらにセミナーでは10人中3人の30%およそ1人未満の成約率に対し、対面は3人の50%なので1.5人の成約率と考えれば、セミナーでは3人の成約のためには30人、対面では6人という成約件数に向けた数値目標が出てくるのではないでしょうか。

結果が全てとは言いますが、目標件数のための過程の数値も導き出すことも大切です。

営業会議ではなかなかここまではなかったことを思い出しますね、とにかく結果が全てだ!と…、数字を追え!とは言われましたが、結果の数字を導く前の過程の、見えない数字を掘り起こすことをせずに。

ですので、モノ、サービスを販売していくための羅針盤と思って、販売する媒体のおよその成約率の平均値を思い出しながら、何人集客すればより目標の成約につながるかということを瞬時に判断できるようしたいものです。

ぜひ試してみましょう!



※今年は、直接の対面がしにくくなったとは言われますが、オンラインの対面と同義でここでは述べています。直接対面か、オンライン対面か、どちらが効率良い営業ができるか、ネットでも多くの方が数値的根拠を出して述べられていますので、ぜひ併せて参考にしてください。

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