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中学校で情報モラルのお話をしました

2021年7月9日(金)、十和田市立第一中学校の参観日で、情報モラルのお話をさせていただきました。

講座当日は参観日ということで、
いただいたテーマは
「端末を持つ者の責任、持たせる者の責任」。

GIGAスクール構想で
ますます子どもたちの身近になった
ネット機能を持つデジタル端末(ゲーム含む)。

でも、その使い方って
大人でもよく分かってないんですよね。

だからこそ、ネットコミュニケーションによる
悲しい事件も増えています。


このお話をいただいた際、
当日の校長先生がこう仰っていました。

「フィルタリングしようとかね、スクリーンタイムを設定しようとかね、そんなわかりきった話をしても意味ないんですよ。子どもたちは頭がいいですからね。フィルタリングをかけてもすぐ突破できるんですよ。ルールを作ろうとかそんな話じゃなくて、実社会でこんなことがあるから気をつける必要があるんだよとか、リアルなお話をしていただきたいんです。」


そう言われて、自分の中学校高校時代を振り返りました。

いかに親に見つからないように…
いかに先生に見つからないように…
そんなことばかり繰り返していたように思います。
(決して褒められた生徒ではありませんでした)

なんでだったんだろうと考えたんです。
なんであんなに頑なにルールを破ろうとしていたのか。

きっと、ルールに納得してなかったからではないかしら。

一方的に押し付けられた校則とか
一方的に押し付けられたゲームは一日30分制限とか

全然納得してなかったからだと思ったんですよね。
納得できないし、やりたい気持ちの方が勝る。
だからルールを破った。

単純にそういうことだったと思います。


私が情報モラルやネット依存の勉強をしはじめた頃、
依存症治療の専門医療機関であり
古くからインターネット依存症の治療や研究に取り組んできた
久里浜医療センターの先生のお話を拝聴できる機会がありました。


この講演で、依存症は脳の仕組みであることや、
ネット依存やゲーム依存はアルコール依存や薬物依存など
他の依存症と同じ症状であるなど
科学的根拠に基づいたお話を拝聴することができました。

そして、いろんなことが腑に落ちたんです。

意思の弱さじゃなくて脳の仕組みなんだ!


東京で働いていた頃、とても仕事で悩んでいた時期がありました。
そしてなぜか、普段はやらないゲームばかりしていたんです。

テトリスみたいな、簡単なパズルゲームです。
でも、気づくと朝になっていたことも。
もちろん仕事には支障が出て、とても心配されました。
しばらく休んだら?とか、精神科行ってみたら?とか。

あの現象、そして改善していった過程など、
すべて腑に落ちました。


その後もネットリスクの勉強を続けています。
勉強するたびに、さらにいろんなことが腑に落ちていきます。

フィルタリングをかける意味、
スクリーンタイムを設定する意味、
ルール作りの必要性など、
エビデンスと共に学ぶことで、やっと納得できてきたんです。


「フィルタリングかけようね」
「ルール作ろうね」
ではなく
「こういう理由がある、だからフィルタリングが有効なんだ」
「●●だから、ルール作りが必要なんだ」
という話をしなければいけない。

腑に落ちる、理解できる、って、とても大事なんですよね。


さて、今回の講座のタイトルである
「端末を持つ者の責任、持たせる者の責任」。

中学校の教頭先生からいただいたタイトルです。
講座は参観日に開催するとのことで、
保護者の皆さんにも聴いていただきたい内容にする必要がありました。

そこで、スマホ依存症になってしまった
私の知り合いである中学生の実例をもとに、
これからどうネットと付き合っていけばいいか
親子で考えるきっかけになるような構成で
お話させていただきました。

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プレゼン資料を作る過程で、いろんな事例を調べました。
涙が止まらなくなる事件も多数ありました。

一人でも多くの子どもたちが、悲しい事件に巻き込まれませんように。


* * * * * * * *


情報モラルの啓蒙活動は、起業当初からの計画でした。

Web屋として、コンテンツを作る側として、
ユーザーを守る活動も必要なんじゃないかと思っていたからです。

子どもを産んだ時、やれ熱が出た、やれおっぱい飲まないなどなど、目の前の小さな命を守るためにどうすればいいのかすがる思いでネット検索をしていました。

でも引っかかるのは、どう考えても怪しい情報。
私はまだリテラシーがある方ですが、それでも信じそうになりました。
私でもこうなんだから、鵜呑みにしちゃう人も多いんじゃないの!?

その後WELQ問題などもありコンテンツのクリーン化が進められているものの、それでもまだすり抜けて目に入ってくる詐欺まがいの情報はたくさんあります。


だからWeb屋として、盾と矛、両面の活動が必要だと思い至ったのです。

Webマーケティングの提供だけでなく、消費者を守る活動。
ネットを便利に使ってもらうための活動。

これが私らしいはたらきき方なんだろうなって思いました。


* * * * * * * *


さて、講演は体育館のステージ(当たり前ですね)。

さらに生徒たちだけでなく先生方や保護者の皆さん、
教育委員会の方もいらっしゃるとのことで
当日はめちゃめちゃ心臓バクバクしていました。

始まる前、何度も何度も深呼吸して。

でもいざ話はじめてみたら生徒さん方の反応がとてもよくて
楽しくお話させていただくことができました。

とてもうれしかったです。

十和田一中は先進的な取り組みを続けていると聞いています。
そんな中で大変貴重な機会を与えてくださり、感謝しております。

十和田市立第一中学校様、十和田市教育委員会様、
本当にありがとうございました。

またどこかの学校でお話できる機会があったら
うれしいなーと思います。


一人でも多くの子どもたちが、経験しなくてもいいようなツラい悲しい想いをしないで済みますように。



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