知らないと損!イデコは受け取り時には、退職金と合算で税金かかる?
はじめに
今回は、イデコに関して
受け取り時には税金かかる?
退職金と合算ってどういうことですか?
じゃあどうしたら良いの?
についてお答えしていきます。
結論
ズバリ、枠がありますので税金かかります。枠ってこういう仕組みなんです、について解説しながら、じゃあどうしていったら良いのかについてお伝えしていきます。
僕は
FP歴7年、お金に騙されてきた経験をバネに自分と同じ経験をして欲しくないと、少しでもわかりやすくお金と人間心理に関する情報を発信しております。
目次
・イデコ受け取り時には税金かかる?
・退職金と合算ってどういうことですか?
・じゃあどうしたら良いの?
・イデコ受け取り時には税金かかる?
かかります
イデコとは、一言でいうと老後資産を自分で運用していきましょう、そのお手伝い=税金をかけないであげましょう。という国からの支援策なのです。
メリットとデメリットについては以下の記事を参考にしてみてください。
https://note.com/wara33/n/nfb3376bf03b7
いつかかるの?
掛金出すとき、税金控除される
かからない
運用益が出たとき、運用益は非課税
かからない
受け取り時
かかる!
・退職金と合算ってどういうことですか?
こういうこと
イデコは60歳以降の引き出しが可能となります。つまり、退職金と同じ時期に受け取ることになりますので、税金は退職金とセットで計算しましょうね。ということなのです。
ただし、枠がありますので、その範囲内でみとめられます。
では、受け取り時にかかる税金、イデコと退職金を合算する事例で説明します。
退職金2000万円、イデコ1,000万円のケースで、それぞれ勤続年数が15年と30年で考えてみましょう。
1.勤続年数 15年のケース
退職所得を計算すると
1,200万円分に対して税金が課税されます。
40万円×15年=600万円
3,000万円-600万円×1/2=1,200万円
税金は?
約360万円分が税金として、受取時に引かれます。
1,200万円×33%-153.6万円
=242.4万円(所得税)
1,200万円×10%
=120万円(住民税)
2.勤続年数 30年のケース
退職所得を計算すると
750万円分に対して税金が課税されます。
70万円×10年+800万円=1,500万円
3,000万円-1,500万円×1/2=750万円
税金は?
約180万円分が税金として、受取時に引かれます。
750万円×23%-63.6万円
=108.9万円(所得税)
750万円×10%
=75万円(住民税)
つまり、勤続30年の場合は、勤続15年の場合と比べて、1年で12万円、1ヶ月1万円の差があるということになります。
・じゃあどうしたら良いの?
1.計画的に勤続しよう
20年働いて税金の控除メリットを得るのか、転職して収入そのものを底上げしていくのか目指したい道を定めておきましょう。
税金の負荷効果の方が大きいのか、そもそも収入ベースを上げる効果の方が大きいのか。
収入でカバーできるなら、転職という選択肢の方が効果は大きいと考えます。
2.退職金をあてにしない
退職金がなくとも暮らしていける資産と仕組みを作り上げておきましょう。
毎月、コツコツと積み立てで投資信託へ回すなど積み上げでいきましょう。
今のうちから、自分資産を形成していきましょう!
・最後に
お金の教養について書籍やyou tubeで普段から学んでおくことを強くオススメします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?