日記20221225

所長のオクタン

ああもうほんとに嫌だ。
今日はなんとなく嫌なことが多いなと思っていたらやはり良くない日だった。自分はやはりみんなの当たり前から完全に外れた場所にいるんだなと感じた。僕の持つそれは、おそらく歪んだもので、ひとたび表面化すると途端に周りに迷惑をかけ不快にさせて最後は白い目を向けられることになる。直接何か言われなくても言葉尻や声のトーン表情などで嫌でも伝わってくるのだ。究極的には誰とも相容れることができないのだろう、苦しいのは、何か誰にでも降りかかる災難に見舞われたとか、誰もが憤る不条理に遭遇したわけではなく、むしろ自分自身がその不条理であるというか、自分の歪んだ部分がどうしてもみんなが通る場所に合わなくて通ろうとすると身体に突き刺さってたまらない痛みに襲われるのだから、どうしようもない。こんなことがあって嫌だったとか言う相手もいない、なぜなら誰にも理解できないから、せいぜい軽蔑の目を再度向け直されるのがオチだ。
本当に自分は世間一般の当たり前とか、簡単に言えば“社会”に受け入れられることはないし、受け入れられ方も一生わからないし、人と関わるべきじゃないんだろうなとつくづく思う。仲良くできた気がしても結局迷惑をかけて嫌な思いをさせて軽蔑されて終わる結末しか迎えられない。自分の部屋の隅で自分の好きなものに溺れて気を紛らわすしかなくなって、そうすることでより他との距離が離れていって、いつか誰にも見えない海の底に沈んでいくのだろう。ああもう本当に嫌な気分だ。最悪。この手の話でよく、自分を愛しなさいとか、孤独を受け入れましょうとか、みんな違ってみんな良いとかそういう話があるけれど、別に自分のことは受け入れてるし理解もしてるし愛してさえいるわけで、それ故の孤独もある程度知っているつもりだけど、時折警戒していない部分で通行止めを食らうような出来事に遭遇して辛くなるのはもう不可避だと思う。何より人に向けられる軽蔑というか、口には出さなくても何か悪者を見るような眼差しというか、理解できないと思われているのがわかってしまう瞬間がたまらなくしにたくなるほど辛い。

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