価値観わからせ

たまーに、今ある自分の持ってる何かに対して、同じジャンルに並べられる別の人のそれを見て、完全に負けたと思うことがある。
悔しさとか、僕のこれなんて…というようなネガティブな思いすら湧きどころを見つけられない、完全な敗北。
いや、敗北という言葉は適当でないな、ただ一つ、圧倒的に上位の存在が顕れたようなそんな感じだ。何か一つそれから得れるものがあるとするならば、今持ってるこれではどうやっても太刀打ちできないという事実をわからせられることだろう。
芸能人とかそういうことではなくて、どこにでもいる人、友人とか、ネットでたまたま目に入った人とかそういうの、世の中まだまだ圧倒的にすごい人がいて、僕の中の悔しさに居場所を見つけてあげようと努力するとしたら、こんなすごい人でもフォロワーめちゃくちゃ多いとか、テレビに出てますとかそういうわかりやすいポジションにいないというのは、この人を埋もれさすってどんだけ厳しいんだこの世の中、毎日各国の代表と会談しといてくれよこんなすごい人はと思う点だろう。
まあもちろん、そういう物に価値を感じていないのだろう。この人たちが本気になればいつでも誰とでも会談できるんじゃないかな、もしこの人たちが本気で望んでもどの国の誰とも会談してもらえないとしたら、僕は一体誰と会談してもらえるのだろうか。よくて近所の犬、最悪の場合、会談のスタジオに到着して隣り合わせのイスを見たら死んだカナブンとかが置かれているかもしれない。