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【23-24 第3節 Game1】川崎ブレイブサンダースvs富山グラウジーズ

1Qの出だしから攻守ともに「悪くない」流れだったが、ブバ選手に要所要所でタフなゴール下を決められたり、ルーズボールの落ちどころが悪くて印象ほど点差が離れず。

後半集中力を切らさず、得点も散って最終的には無事17点差で勝利!


全体所感

今季のチームの良さがちゃんと現れたゲームでした。

1Qからオフェンスはフリーを作れてたし、ディフェンスもプレッシャーがかかってて富山のハーフコートエントリーの形を崩してタフショットを打たせてました。

が、点差が離れない。1Q終了時点で5点差、ハーフタイムで9点差。
体感としては20点差くらいついている内容なのに。

相手のタフショットが決まったり、川崎のオープンショットが落ちたりというシンプルなシュート確率がからくりだと思いますが、とにかく点差が離れない。

昨季はこういう流れのときに個人がバラバラになってフラストレーション溜めて、自滅という流れが多かったですが、今日の川崎(というか今季の川崎)はここで崩れないし悪い形で熱くならない。コート上の5人で話したり、ベンチから出てきたメンバーがしっかり修正できる。

この点が強いなと感じた今日の試合でした。

活躍が散るのは地盤が強い証

トーマス先生の躍動は相変わらず化け物級でしたが、今日ははせも3P4本、竜青さんも前半でキレイにゾーンを崩してたし、ニックは得点アシストと安定。ジェイはオフェンスリバウンドをきっちり押さえてシンボルのブロックも炸裂。
飯田くんのとどろき3Pデビューも絶妙なパスも決まるし、野﨑くんとまっすーはディフェンスがかなり良い。
祐眞はタッチがなかなか乗ってこなかったが、それでもディフェンスが安定しており今日はよくパスが捌けてる。
ロスコは良いタイミングでオフェンスリバウンド入ったりポジショニングも良いが今日は運だけついてこなかった。

誰か一人だけが良い意味で目立たず、チーム全体でパフォーマンスが安定しているのは昨季はなかなか見られなかった形なので非常に期待できます。

例えば今日のロスコの出来だと、本来の力からするともっと求めたいところですが、少しだけ噛み合わない場面が続き歯がゆい状況でした。
代わりにトーマス・ニック・ジェイがインサイドで安定した仕事をしてくれるし、はせや飯田くんが3Pを沈めてくれる。だからチーム全体ではリズムが崩れない。

これが連鎖せずに、誰かが調子悪いと他でカバーできるというのがとても頼もしい。

攻めの起用ローテーションができる

今季新加入が4人と入れ替わりが多くて、チームにフィットするまでシーズン序盤は時間がかかるかなと思われましたが、もう杞憂でしたと言えると思います。

トーマス先生はもちろん、ロスコもチームへの適応がスムーズで、野﨑くんや飯田くんも臆してない。けど変な力も入ってない。

なので納見くんやかまちゃんがコンディション悪くても10人でローテーションを回せるのは大きいです。

スタートが富山のゾーンアタックに困ってると思ったら竜青さんとまっすー入れてゾーン攻略して、そこ間に祐眞やニック、はせが適応して。

ディフェンスを前から強度上げたいときは野﨑くんと飯田くん入れて、外国籍をロスコとトーマスさんにして。

これらのローテーションがちゃんと機能するので4Qの終盤でもニックや祐眞、ジェイがフレッシュで体力ある状態でコートに立てるのでゲームクロージングも安定する。

穴になるローテーションが少ないのは今季の川崎のストロングポイントだし、ここ2シーズンくらいやりたいけどできてなかったことができている感じがします。

明日のGame2

もちろん富山もこのまま終わる気はなし。
今季開幕初勝利に飢えてるので、捨て身になってくることが予想されます。

それを受けに回らずに、1Qの頭からまた試合を支配できるかどうかが大事になってくる気がします。

5連勝、いきましょう!

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