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月刊「ぶんぶくちゃいなノオト」

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2018年10月の記事一覧

【ぶんぶくちゃいな】番外編:舛友雄大「感情のもつれを越えられるか、中国とインドネシア アジア二大国の脆弱な関係」

「アジアの中からアジアを考える」に続く、アジアを見据えた国際ジャーナリスト舛友雄大さんによる、インドネシアと中国の微妙な関係をまとめた本編です。インドネシアはもちろん、中国だけを見ているわけではありませんが、中国が進める「一帯一路」政策、そしてそれに協力を示しながらも自身の陣地を固めたい日本にとって、インドネシアの動向は大変気になるところです。

ジャカルタ中心部に位置するスマンギ立体交差は道路の

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【ぶんぶくちゃいな】ジャーナリズムを学ぶ中国人留学生たち@香港パブティスト大学の教室から

9月中旬から始まった、2カ月間の香港バプティスト大学(HKBU)ジャーナリズムフェローシップも、今週ちょうど1カ月の折返し点を迎えた。

これまでジャーナリスト教育というものを一切受けてこなかった野良犬ライターのわたしにとって、今回の体験はなかなか新鮮である。

学術と関係のない世界の人には、「フェローシップ」などといわれてもなんのことやらピンと来ないかもしれない。

フェローシップというのは、大

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【ぶんぶくちゃいな】メルマガ250号記念番外編:舛友雄大「アジアの中からアジアを考える」

今回は、いつもちょっと違う切り口を探している「ぶんぶくちゃいな」で新たな視点を提供する「前振り」という意味で、最近ちらちらと日本メディアに姿を現すようになったジャーナリスト、舛友雄大さんをご紹介します。

舛友さんは1985年、福岡県北九州市生まれ。なんとわたしが中国語を学んでいた母校の北九州大学の最終学年にいたときに同じ街で生まれたことになります。詳しいプロフィールは本文添付のご紹介を御覧いただ

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【ぶんぶくちゃいな】香港民族党禁止で枷をしょいこんだ香港政府

香港特別行政区政府保安局は9月24日、香港の独立を主張し、香港共和国設立を目標とする政党「香港民族党 Hong Kong National Party」(以下、香港民族党あるいは民族党)を違法組織とみなし、その香港における運営を禁止するという、公式の政府見解を発表した。

昨今の動きで多少その可能性が噂にはなっていた。しかし、イギリス植民地時代において過激な襲撃事件など刑事事件につながった政治組織

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