【真剣に悩む】真剣に生きること≠真面目に生きること。モヤモヤとの向き合い方
最近、女友達とご飯を食べていると、仕事の悩みの話か恋愛の話になることばっかり。
２７歳の代なので、結婚する人もじわじわ出てきているし、仕事面も昇進や転職等のキャリアアップに関しても色々と思うところが多いからだ。
私自身も、この秋に結婚することになり、また、フリーランスとしての個人事業も本格的に軌道にのってきため、新たな日々の幕開けとなっているわけだけど、つい数か月前までは自分自身のライフプランを全く描けていない状態だった。
ただ、同棲を始めたり、コロナでリモートワークに切り替わったり、プロジェクトでの立ち回り含め今まで以上に仕事で多くの役割を求められるようになったり、仕事や生活環境の変化を経験することとなった中で、
「なんとなく楽しくない」や「自分ってなんでこんなにダメな奴なんだろう」や「もっとやりたいことがある」や「将来は〇〇したい」というポジティブもネガティブも含めて、様々なモヤモヤ感が、自分の中で沸き起こってきていた。
多くの人がやってしまう、ある失敗。
悩んでいるとき、そのつらい状態から一刻も早く脱却したい気持ちで、解決策を手探りで探してしまいがち。
例えば、仕事の悩みがあると、すぐに転職を考えてしまう、とか。（まさに３年前の私がそうだったんですけどね…）
「悩んでいるときに、重要な決断をしてはいけない」ということはよく言われている。
以下の精神科医の先生の記事にも同様のことが書かれている。
そもそも暗い気持ちや悩んでいるときに下す決断は間違っている可能性が高いのはなぜか、と考えてみるとそれは簡単である。
ある一つの目の前の事象にとらわれ、本当の問題に目を向けられていないからである。本当の問題をとらえていないということは、いくらそれらしい解決策を手に入れても、本当の解決にはつながらないということ。結局、またおなじ問題を引き起こしてしまう。
「悩みの種はどこにあるか」を立ち止まって考えることが重要。
しんどい時に色々と考えるのってつらいんだけど、一休みして少し落ち着いたら、本当の問題が何なのかを突き止めて悩みの種そのものを特定することが重要。
悩みの種を特定する方法は、情報のインプットとアウトプットを繰り返して、徐々にクリアに言語化していく方法がおすすめ。
インプットの場合は、自分が持っていた勝手な解釈をいったん取り外して、本や映画を見たり、また身近な人の話を聞き、「こういう考え方もあるんだな」と自分の視野を広げることが必要である。
例えば、仕事について悩んでいるのだとしたら、仕事に関する本や映画を鑑賞してみる。また、色々な人に自分の悩みを打ち明けて、どう思うかを聞いてみてもいいかもしれない。
アウトプットの方法は、文字にして整理してみたり、自分の考えを人に話してみることである。意外と明確に言語化することが難しいのだけれど、一つ一つ時間をかけながら、言葉にしていくと、それまで見えなかった自分の考えの共通性や要因が明確になる。
ＱＣ検定では、親和図と連関図という事象の整理方法を学んだのだけれど、とりあえず自分の考えを言葉にしてみて、言葉の類似性に基づいて情報を整理してみたり、因果関係を整理してみたりすることができるので、自分の個人的な悩みの解決においても使えるかもしれない。
問題が明確になったら、それを改善できる方向に自分が行動していくだけ。
解決すべき問題が見つかったら、それを解決する方法はいくつもあるため、何が最善かを、見極める。特に気を付けたい点は、解決策は１つとも限らないけれど、誤った判断をしないように気を付ける必要があることだ。例えば、直属の上司に変に話をしてしまったりすると、転職を妨害されたり、社内で干されたり、等思わぬ方向の仕打ちを受けてしまう可能性がある。
悩んでしまっている原因は、落ち込んでいるときは自分の責任だ・自分が悪いと考えてしまいがちだけれど、真の問題が必ずどこかにあるので、その問題に向き合うことで、必ず、あなたの悩みは解決できると思う。
真面目にはならなくていい。でも真剣になれ。
問題の解決策を考えるにあたっても、「普通だったらこうだしな…」とか、「こうしたほうがいいんだろうな」というように、自分に意思がないのに無理に押し通すことは、絶対にやめたほうがいい。
自分の人生に関する決断は、他人には全く関係ないもので、だから自分以外の意見は一切取り入れなくていい。
悩んでいるという状態は、何か自分の内部のことが自分の外部とずれが生じているということを意味していることが多いと思う。自分の内部を変えてしまうと、悩みは大きくなるばかりだけれど、自分の外部のことは簡単に変えられる。
そのため、私はいつも、自分自身に正直であることが、自分の人生に真剣であることであって、毎日ハッピーでいるためには自分の意志を最優先すべきだと思ってる。
真面目でえらい、なんて１回も思ったことない。
不真面目でいいんですよ。自分の人生に真剣である結果なら、それはとてもいいことだと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました🌸
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