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マドリッド(1日目・後編)

サッカー観戦3:ワンダ・メトロポリターノ
UEFAチャンピオンズリーグ アトレティコ・マドリッド - リバプール

とにかく、この試合の経験が旅のハイライトと言っても過言ではなかったので、少々濃ゆい目に残す。動画多め。

このチケットに関しては、ファンクラブ発売の翌日の一般発売日の発売時間に合わせてオフィシャルサイトへアクセス、相当な時間(たしか1時間半ほど)サイトを開いたまま待った結果、なんとか取れたプレミアムチケット。マドリッドではレアル・マドリッドと人気を二部する人気チームと昨年のヨーロッパ王者リバプールの大一番ということで、約70000枚のチケットはなんと発売日にソールドアウト。

会場となるワンダ・メトロポリターノへのアクセス手段は、メトロの5番と7番を乗り継いで、マドリッド中心街から45分ほど。駅を出ると目の前がスタジアムなので迷わない。

まだそれほど混雑していない駅を上がると、もうテンション上がるやつ。

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そして駅の目の前にあるスタジアムへ。デカイ。2017年に出来たばかりのスタジアムだけあって、めっちゃきれい。

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ショップはこんな感じ。これは翌日に見学に行ったレアルマドリッドのホームスタジアムでも感じたのだが、スタジアム内のグッズショップが、店内ディスプレイ等々めっちゃカッコいい。おしゃれな洋服屋さんのよう。

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ショップを後にし、ゲートを探そうとしたらスタジアム外に人だかりと歌声が…皆が見ている方向を見ると、山火事!?ではなく、選手バスの入場をサポーターが発煙筒を炊いて歌いながら迎える。なんだこれ…あっけにとられてスマホを構える。

早めにスタジアムへ入ろうと、外で買ったビールを持ち込もうとしたらセキュリティに止められる。慌ててその場で飲み干し、ボディチェックを受けていざスタジアムへ。スタジアム内はこちらもアルコールは売ってない。

ちなみに、今回の座席の真横がVIPエリアだったんだけど、そちらではアルコール全然OK。VIPエリア用、飲食物提供エリアも完備され、ワイン飲みながら観戦してる方もいた。

中に入ってさらにそのデカさに驚く。ピッチも近いし、スタンドは2階建てなので見易く、スタンドの傾斜はきついめながら、足元のスペースが広い。ちなみに、カップホルダーは無いけど、ビールも売ってないからまぁいいかなという感じ。

おまけで感心したのが、とても座り心地の良い椅子。野球場を含めいろんなスタジアムに行ってきたが、VIP席以外ではなかなか無い良い椅子。同じ新しいスタジアムなのに、新国立とはえらい違い。

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ぼちぼちスタンドも埋まり、試合開始時間が近づき、選手紹介。

最新のスタジアムの照明を活かした、ド迫力演出。その後はゴール裏からバックスタンドまでを覆うコレオグラフィとスタジアム全体に響く歌声。

続いておなじみのチャンピオンズリーグアンセム。もうね、鳥肌たちっぱなし。

試合中はこんな感じ。

リバプールがボールを回しだすと、容赦ないブーイング、そしてアトレティコのプレーには惜しみない拍手と大歓声が後押し。試合は大方の予想を覆して、開始早々に取った先制点を守り切ったアトレティコが勝利。

あっという間の90分。全体を通してひたすら自陣でリバプールの猛攻に耐える姿勢は、サッカーとしては面白くないんだろうけど、世界一年俸の高い監督でもあるシメオネの煽りに全力で応えるスタジアムの雰囲気と合わせて、ただただ感動。(ちなみに、その後リバプールホームで迎えた2ndレグは延長戦の末、なんとアトレティコが勝利する番狂わせとなる)

帰りは座席が地下鉄の駅に近いのもあり、終了のホイッスルと同時に駅に向かってダッシュ。すんなり地下鉄に乗り、特に混雑に巻き込まれることなく帰路につく。

12時近くになるとほとんどの店が開いてない中、マドリッドの中心街のパブで軽くビールとアテを頼む。パブのテレビはアトレティコの勝利を伝えるニュースばかり。とにかく凄い現場だった…おそらく一生、記憶に残るであろう衝撃を思い出しつつ、その日は終了。

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