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バルセロナ(3日目、4日目)&街の印象

3日目(周遊)

3日目はバルセロナの周遊バスに乗って市内観光。ひとり30ユーロで丸一日乗れて、市内観光名所を回り、どこの停留所でも乗り降り自由。バルセロナを回るにはとても便利なバス。チケットは、今回はカタルーニャ広場にあるinformationで購入(バルセロナ戦のサッカーのチケットも買えるみたい)したが、バス内で購入することも可能。乗車時に渡されるイヤホンを席横に繋げば、9か国語でのガイドも聞くことができる。

港でいったん降りて、歴史博物館を見た後、マルシェを回る。

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さすがに観光の街、どこへいってもミュージシャンが演奏してるし、洒落てる。こちらも古楽器(?)のバンドで、楽しそうに演奏してる姿が印象的。

このときマルシェで見つけたピリ辛のサラミとまるでカマンベールのような味がする白カビのサラミを購入。1本まるごと(30cmほど)を2本買ったので20ユーロぐらいするのかな?と思いきや、何と2本で6ユーロ…こちらの肉加工品の安さと美味しさには驚かされるばかり。ちなみに、この日のランチもボカティージョとビール。

午後からはガウディ建築の代表作のひとつ、グエル公園も巡り、丸1日かけてバルセロナをぐるっとまわる周遊が終了。

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この日の晩は、すっかり歩き疲れた後なので、カタルーニャ広場からすぐのバル

バル:Chalito

にてサラダとミラネーゼ(ミラノ風カツレツ)にする。腹も減っていたのであまり考えずに入ったお店。ファミレスみたいな感覚かな。観光地ど真ん中の大箱なので、料理はもちろんそれなり。とりあえずお腹が満たされてよかったという感じ。

その後、ホテルから行けるクラフトビールのお店をはしご。

ビアバル:BierCaB

ビールのタップは30種類。地元カタルーニャのものもあればイングランド、ドイツと周辺国のものが揃っていて、非常に楽しめた。再訪候補。

ビアバル:BrewDog Barcelona

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日本でもおなじみのイギリスの醸造所、BrewDog直営のビアバル。BrewDogだけで10種類ほどあり、もちろんほとんどは見たことがない種類。最近、東京にも出来たらしい。

ビアバル:Garage Beer Co

ここは店内に醸造施設があり、かっこいいお店。ちょっと薄暗い感じで入るのに勇気がいったお店。

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日本でもそうだけど、クラフトビールはなかなかのブームらしい。クラフトビールの値段は日本よりも少し安い感じかな?飲食店の基本的な考え方として、「酒で儲けず、料理で儲ける」そうなので、お酒はけっこうどれも安く感じる。

4日目(徒歩観光)

4日目はバルセロナで住んでいる友人に市場などを案内してもらう日。旧市街地、海沿いのバルセロネータ駅で待ち合わせ、地元の方がいつも利用するバルセロネータ市場へ。

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どこの肉屋もだいたいこんな感じ。ハモンセラーノが1kg20ユーロ切る価格帯からなので、たいへんお求めやすい。24か月熟成と、山羊のチーズを購入。

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こちらではオリーブを購入。ホテルでのアテがどんどん充実していく(笑)ここは市場の前にテラスがあったのでとりあえず乾杯。

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アテは、この旅何度目かのペッパーフライ。この後、レストランを予約していただいていたので、軽めで済ませて徒歩で向かう。

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海岸沿いは温暖で平和そのもの。平日昼間だけど、観光客が多いのでけっこうな人が海岸に繰り出している。ちなみに、こちらは同じ海岸沿いにある、某〇尻エリカが遊んでるところを日本の週刊誌に取り上げられたクラブ(笑)

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目当てのレストランに到着。平日午後だけど、ほぼ満員。みなワイン飲んでパエリア食べてる。

レストラン:La Fonda del Port Olímpic

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ランチセットがお得で、前菜、メイン(パエリア)、デザートを1種ずつ選ぶスタイル。前菜の量もなかなかなので、皆でシェアしながらいただきながらメインを待つ。グラスワインを2つ頼んだのだが、「うちはワイン3杯取りだから」ってボトルごと置いていった(笑)

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メインはあえてパスタのパエリアをチョイス。ちょっと味濃いめだけどワインに合う感じ。

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腹いっぱい食べて飲んで、一人15ユーロほど。

ランチが終わると午後3時を回っているのだが、こちらの方はだいたいこんな感じでランチを楽しむらしい…お腹いっぱいなので、ぶらぶら歩きながら公園~旧市街地まで歩く。このあたりはバルセロナオリンピックの時期に整備された新しい街で、道幅も広く建物もモダン(というか、前衛的)なものがほとんど。

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そんな中に普通にある、無料で入れる公園がこういうレベルなので、市民の憩いの場に対する投資に驚くばかり。

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その後、旧市街もお土産などを見ながらぶらぶらして、もう1軒市場で1杯飲んでスタート地点へ。かなり歩いたけど、新しい街と古い街の両方を徒歩でめぐることで、街の成り立ちみたいなものが実感できたように思う。

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そんなバルセロナとも、明日からはしばしお別れ。マドリッドへと移動。

バルセロナはこんな街

この日案内してもらった友人に聞いたり、体感した、バルセロナはこんな街をまとめる。

気候は温暖

観光オフシーズンの2月でも日中の温度は17~18度まで上がる。昼間は上着無しでも過ごせるぐらいで、雨がほとんど降らないので天気の心配を基本しなくてよい。

時間が変

地図で見ると明らかにイギリスあたりの経度なのに、ヨーロッパ中央時間なので時間の感覚がおかしい。1940年代にナチスに合わせて設定したせいだそうなのだが、そのせいで朝7時でもまだまだ暗いし、夜がなかなか更けない。その時間感覚ゆえ、午前中働いて、ランチはたっぷり、シエスタも含めて午後5時からまた仕事。9時すぎてからが晩。みたいな生活スタイルになっている。

最近は騒音問題が原因で夜12時に閉める店が多いそうだが、そうなると飲み屋としては感覚的にちょっと早い閉店かなと。もちろん、その後開いてる店もある。

ちなみに、以前ヴィッセル神戸のフィンク監督がインタビューで「スペイン人は夜の9時になってやっと食事を摂りたがる。つまり、とても遅い時間だ。反対に日本人は、夕方の6時半になればもう何が何でも食事を摂りたがる。彼らはそれに慣れているんだ。」と回答していたが、スペインはなるほど、そういう事情があるのねと理解。

スリ天国

なんでも、地下鉄・バスの両交通機関の乗務員の数より、スリの数の方が多いらしい(笑)警察もあまり取り締まる気がなく、300ユーロ以下のスリは捕まってもそのまま釈放らしいのでどうしようもない。スリだけでなく、強盗も相当多いそう。現地に住んでいる方で、スリや強盗の被害に逢いかけたことが無いという人は居ないというレベル…

今回の旅も、前回のnoteで書いた初めての地下鉄の時に、あやうく胸にかけたカバンから財布を盗られかけた。閉じていたはずのファスナーがほぼ開いており、横のおっさんの手が入りかけてたところで嫁が気づき事なきをえた。まったく油断ならない街。

それ以降、地下鉄乗る時はまずカバンをかけてから上着、上着もそのままファスナーを閉じるよう心掛ける。もうね、きょろきょろしながら乗ってた(笑)

現金不要

どんな小さい店、どんな少額でもカード利用可。ほぼほぼ現金は持たずに生活できる。カードは、クレジットカードよいうより、決済時口座から落とされるデヴィッドカードが主流。それなら盗られても被害は最小限に抑えられると思われる。おおよそ、

カード渡す→渡された端末へ暗証番号入力→ユーロか円かを選択→OK→カード控えが必要か聞かれる→控えをもらって完了

という流れ。もちろん、PAYPAYやEdyは使えません。

タクシーはどこでも拾える

流しているタクシーでもいいし、ちょっと見つからなさそうならいつでも「Free now」アプリで呼ぶことが可能。空港が24時間なので、ほぼ24時間タクシーを捕まえられると思って間違いない。

ほぼ英語で通じる

もちろん店や対応してくれる人にもよるのだが、基本的にほぼ英語が通じる。ここが観光都市には重要だと認識。

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