八甲田はち

人生修行&子育て真っ只中。自分の心のために、細々と綴っていきたいです。【好きな…

八甲田はち

人生修行&子育て真っ只中。自分の心のために、細々と綴っていきたいです。【好きなもの】読書、野球観戦、旅行、スピッツ、ムーミン、リサラーソン

最近の記事

認知症の祖母と、おばあちゃん子なわたし

『認知症の祖母は、わたしと一緒に桜を観たことを、  覚えているのだろうか。』 夫と赤ん坊、わたしの家族3人で、お花見に行ったとき、 ふと思った。 ******** 祖母はお花が大好きで、 道端に生えている花の名前を教えてもらいながら、 よく2人で歩いたっけ。 あの頃の祖母ではもうないかもしれないけれど、 私の記憶のなかには、ちゃんといるよ。 ******** この間、施設に会いに行ったとき、 たしかに祖母が認知症であることには、変わらなかった。 だけどその時

    • なんのために生きているのか、分からないまま。だけど…

      正直、何のために生きているのか、 大人になった今でもわからない。 ******** 子どもを産んだら、生きがいになるのかな、 なんて不妊治療が苦しい時によく考えていた。 赤ん坊はとっても可愛いくて、何よりも大切だけど、 わたしは子どものためだけに、生きている訳じゃない。 ******** しかし、最近はこう考えるようになった。 『生かされているから、生きるんだ』 0歳児のお世話をしていて、 自分はこうやって生かして貰ってきたんだな〜 と気づかせてもらえる瞬間が、増

      • ふと、口ずさむ♬スピッツ『謝々』

        わたしには、人間関係で悩むたびに、 歌いたくなる曲がある。 ******* 10数年前、大学生だったとき。 高速バスを乗り継ぎ、片道8時間かかる帰省。 父に買ってもらった黄色いウォークマンで、 大好きなスピッツを、ずっと聴いていた。 あんなに楽しかった大学生活だけど、 寮生活や部活で、人間関係に悩むこともあった。 そんな時、帰省しながらこの曲を聴くと、 ふわっと心が軽くなる、不思議な解放感を感じていた。 ******* 言葉にするのは、とても難しいけれど、 わたし

        • つきない欲求と、先人のことば

          わたしがいつも大切に、心に忍ばせていることばを綴ってみる。 それは、宮沢賢治が結核の闘病中に、花巻農学校の教え子へ宛てて書いた、手紙での一説だ。 そして賢治は、このように手紙を締めくくる。 ******************* 大量消費・ネット社会の現代に生き、日々尽きない欲望を刺激されながら、生きている私。 なかでも、永遠に果てることがないと感じているのが、承認欲求だ。 少し恥ずかしいけれど、わたしは宮沢賢治のこの言葉を、 『目先の欲求の満足だけに囚われて、日々の

        認知症の祖母と、おばあちゃん子なわたし

          癒しのムーミンバレーパーク 堪能記

          ムーミングッズはたくさん持っているけれど・・・ ムーミンの、あの丸いフォルムが可愛くてたまらない。 家には、ムーミン達の可愛いグッズが沢山ある。 だけど正直、ムーミンのお話はあまり読んだことがない。 ムーミンたちの世界をもっと知ってみたいな。 そんな訳で、とある晴れた春の日、 私は埼玉県飯能市にあるムーミンバレーパークに足を運びました。 入口から素敵なおもてなしパーク内には、素敵なフォトスポットが沢山ありました。入り口から本当に癒される・・・ パーク内に進んでいくと

          癒しのムーミンバレーパーク 堪能記