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第1四半期はクリスマスでも夏休みでもないのに、ゲーム会社の決算が相当キテる。おれはそんな情報を集めてたらGDCがやってることに気づいた。(ネットサーフィン記2020/8/6)

ゲーム会社の1Q決算がヤバいことに

・任天堂が12年ぶりに過去最高益を更新。やはり倒せそうにない。

売上3,580億、営業利益1,447億(営業利益率40%)

おれの知り合いは家族であつ森するので、スイッチが家に4台あるらしい。
営業利益率40%はいかつい。普通だとだいたい20%~25%ぐらい。

<累計本数>(公式)
マリオカート8デラックス 2,674万
あつ森 2,240万 ←NEW
スマブラSPECIAL 1,999万
ゼルダBotW 1,860万

・スクエニ、アミューズメントがヤバいのに1Qでなんなら1年分ぐらい稼ぐ。

売上870億、営業利益245億(28%)

2019/3期の営業利益が246億ぐらいなんだが、それぐらいいってしまった。
SQEXは大体営業利益率が10%~15%ぐらいなので、これも好決算。

FF7のリメイクがやたら売れたらしいのが一つ。ただ、スクエニはFFXIVで稼ぐ会社だとおれは思っていて、おれがベンチマークにしている直近のユーザーによる調査で、アクティブ125万とかいう未踏の領域に踏み込んでいる。

予想だと、来年夏には次の拡張が出るだろう。前回(漆黒のヴィランズ)が世界的に評判がよく、次の拡張も売れることと思われる。それに向けて8/11よりフリートライアルが聞いたことないぐらい太っ腹に緩和され、ざっとRPG2本分ぐらいが無料になる。

なんかあんまり会社も言わないようだけど、家庭用のビッグタイトルとか、スマホゲーとかより、FFXIVをしっかり見てるほうがおれは正しいように思う。

・カプコンの1Qもだいぶ頭おかしい。

売上237億、営業利益107億(45%)

ここもだいたい20%ぐらいのイメージなんだけどなあ。

カプコン詳しくないからあんまりわからないけど、アイスボーンまだ売れてるのか。1Qとしては史上最高成績。

なお、ゲーム会社の決算はデカいタイトルが出たときに数字が偏るので注意が必要だ。しかし、1Qにはクリスマスも夏休みもないのだぞ。。

GDC(Game Developers Conference)情報

今年は、完全デジタルイベントとして行われているGDC Summer。毎年、ゲームビジネス、ゲームデザイン、プログラミング、ヴィジュアルアーツ、等々について、最新の話題が取り上げられる。正直技術の話はよくわかってないはずなのだが、なんか面白げで楽しい。

・インディーゲームスタジオとパブリッシャーの契約について

大手パブリッシャーと契約を結ぶときに知っておくべき世間相場みたいな話。

・プレイヤーのモチベーションを計測する方法

ゲームの遊び方を計測することによって、プレイヤーにとってどの欲求がモチベーションになっているかを予測することができるという話。今後は、アンケートとかではなく各所に組み込まれた計測ポイントによって、ユーザーが分析され、戦略に組み込まれていくのだろうか。人類の時間が無限に奪われるようになる日も近い。

・女性プログラマーはどうして減ってしまったのか

ながいことWizの開発に関わったというブレンダ・ロメロ氏のセッション。ENIACのプログラマーが全員女性だったという話は有名だが。いつの間にかすっかり男の仕事になってしまったものの一つがプログラマーである。

ちょうど、8月4日に計算機科学者のフランシスEアレン氏が無くなられたということもあって、ネットでも多少話題になっているように見受けられる。

マーキュリー計画かなんかにも女性が結構関わってたんじゃなかったっけ。

結局、なんだかんだと言われているけど、戦争中は男が少なくなるので、色んな分野で女性が活躍していたらしいということはあって、初期のコンピューターが発達してくるタイミングに丁度あってたということのような気はする。

その後、ビジネスシーンではあまり活躍の場が与えられなくなったというわけで、それは色々と言われているようだが、理由がなにかあんまりはっきりしないということは、結局、本質的なことじゃなかったんだろうなと、まあ思うよな。

・プロシージャル型破壊効果のはなし

ムービー見たけどなんかかっこいいなこのゲーム。内容はわかったようでわからないけど。久しぶりにこういうのも触ってみたい気がした。PS2以来買ってないんだけど、PS5は買おう。

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