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おれは、久々に魔法のiらんどのこととかプロフサイトの事とかを思い出したが、様々なサービスがあるなか、イカした大人のプロフサイトがどうにも足りないような気がした

魔法のiらんど、たくましく生きていた

■1999年にスタートしたiモード向け黒歴史作成サービス「魔法のiらんど」。かつてはケータイ向けの個人HPなどが多数生まれては消えていったものである。自分は特にそういう世代ではないので、これといって嫌な思い出はない、というか最近まで存在も忘れていたが、どうやら、HP作成機能を終了したのちも、小説投稿サイトとして月間PV3億を誇っているという。

■HP作成サービスも、終了したとはいえ、つい1年ほど前までやっていたというのは驚きだ。2000年から始まった小説投稿サービスは、「恋空」のヒットなどもあって。2000年代後半には一大ムーブメントとなった。2007年には月間19億PVという巨大サービスだった。

■2020年4月に、若い女性のための小説サイト、としてリニューアルしてからは、小説投稿数も拡大、まだまだ現役といった様子だ。ちょうど、みんなが娯楽を求めていたタイミングでもあったし、そんな中から何か創作活動を始めてみたくなった人が出てくるのも全然不思議じゃない。創作とかもそうだけど、そういうわりと変わらない欲求を満たすサービスって続けてれば何があるかわからないもんなのかもな。

プロフサービスのNow

■ちなみに、同時期に多くの黒歴史を生み出したであろう「プロフ」サイトであるが、一応まだ色々なものが生きのこっているようである。昨今の使い方としては、たくさんのSNSをまとめるページを一個作るみたいな感じっぽい。

■個人で事業をしている人だと、たまに各種SNSを名刺にのっけてる人もいるんだけど、見ててあんまり名刺としてはカッコよくないんだよね。顔写真も同じ理由で、あんまりだなあと思うことが多い。とはいえ、SNS頑張ってる人とかだと、コンテンツに誘導したいって気持ちはそれなりにあったりするとは思うんだよな。あまり恥ずかしくない定番のこれっていうものがあれば、それなりに使いたい人はいるんじゃないかと思う。あと、そもそも、いつまでカード型名刺使うんだって話もある。

■その手のもので言うと、EightとかLinkedinとか使えばいいって話はあるけど、なんか微妙に違う感じするんだよな。ガチビジネスシーンだと、あれはあれでありな感じはするんだけど、なんかこう遊びでは使えない感じというか、実利に目が向きすぎているというか、そういうイメージがある。

■そこに情報を載せてどうこうというよりかは、バーンとイメージだけがあって、自分らしいデザインや表現にすることができて、あとはそっから飛んでくれたらいい、みたいなものが良いような気がする。結局デザインなのかな。少なくともビジネス用のSNSって楽しい感じとかクリエイティブな感じって全然ないっていうか、FBとかもう普通にダサいよね。

■まあ、そういうサービスを作ったとして、結局どう儲けんの?ってなったら、「つながりを増やしてみませんか?」とか「プレミアムサービスを始めてみる」とかそういうことになって、結局どっかで見たような見た目になるのかも知れない。うーん、一度は流行ったことがあるってことは、やりようなんじゃないかと思うんだけどなあ。


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