見出し画像

旦那の家事力急上昇

うちの夫、最近めきめき家事力上がってます。今回は、夫の家事スキル向上に至る経緯と現状について、双子ワーママ的視点でまとめました。

かつて、すべてをこなしていたわたし

2年間の育休が明けるまで、わたしは家事育児のほとんどすべてを担っていました。
双子が生まれたばかりの頃は、隙あらば別室でゲーム、飲み会に行けば2次会キャバクラコース日付変更線超え、それでいて「他の人より育児やってる自負」だけはあるけど家事は全然やらない夫。まぁ、奥さん家にいるしね。そりゃ甘えるよね…。

でも、なんとか生活は回ってたんですよね。わたしは育休中で、努力すれば全部こなすことができていたし、育児は大変だけど、家事は好きでした。
※夫をディスってるわけではありません。

実はワーママ1年生

そうなんです。実はわたし、まだワーママ1年生。ワーママ界ではひよっこ中のひよっこなのです。

仕事に復帰すると、当然仕事にリソースを取られるので、すべてをこなすことはできなくなります。

それでも、なんとか全部やりたくて、でもやれない。
イライラしっぱなし。血管切れるかと思うほどいつも怒ってる(笑)

夫は決して「家事やりたくない」タイプじゃなかったんですが、主体性がないのでいちいち全部指示しないといけなかったんですよね。
おまけに、口で言うだけだとうまく伝わらない。
夫が平日休みの日は指示書を渡してできることはやってもらうことにしてたんですが、毎回食事の献立やレシピまで記した指示書を作るのも面倒過ぎて…。
要領も悪い。
なぜここまで一語一句書かなければいけないのか?
どうして自分で考えて動けない?

いつもそんな風に思ってましたね…。
※夫をディスってるわけではありません。

そして起きるパラダイムシフト

わたしの30代は、このまま家事と時間に追い立てられておわるのか?この時間は投資ではない。投機だ…。
育児はいいんですよ。大変だけど、子どもはかわいいし、成長もしています。育児の時間は投資だな、と思います。
※ここで言う投資は、「自分の人生を豊かにしてくれる」と言う意味です。

でも、好きでもない料理を焦りながらやったり、生産性のない食器洗いや、洗濯、おもちゃの片付け。
こんなことに今いちばん若いこの時を使ってていいのかな?
この先、自分の時間ができてもその時その分年とってるし…。
なんかいつも疲れてるよ…。
あれ?こんな姿になりたかったんだっけ?

わたしが孤軍奮闘したところで、生まれるものは失うものより大きいのでは?

そしてふと、思ったんですよね。
マレーシア的に…「嫌ならやらなきゃいいや」

そして動き出す夫

その日から、夫が在宅している平日に、率先して家事をするのをやめました(笑)
進んでは何もしなくなったし、何も依頼もしなくなりました。
そのかわり、帰宅したら子どもたちを抱っこしたり、くすぐったり、側で座って眺めることにしました。

実際こっちの方が、夫が子どもたちをみてるより圧倒的に平和。泣き声もしないし、ケンカもしない。子どもたちも安心して遊んでる。夫が家事をして、わたしが子どもの側にいる方が時間を投資として使える。

すると、夫が勝手に動き出しました。食器を洗って、洗濯をして、翌日の保育園の準備。

ちゃんと、仕事復帰してからの1年間、わたしの動きを見てたんだな…とこの時思いました。子どもと一緒。言い聞かせるよりやって見せるのが大事だったんですね。
やってみて、言ってきかせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ。

そして、先日仕事から帰ったら出てきた夫の料理がこれです。

夫も子どもも自分も育てる

夕食は、大絶賛して褒めておきました!褒めてやらねば人は動かじ。
夫も子どもも成長中。わたしもまだまだ成長中です。
手を出さず、見守ることの重要さを実感したので、今後も彼ができることはどんどんお願いしつつ、彼がいない時には孤軍奮闘しつつ、自分も育てていきたいなと思うのです。

サポートはけっこうです。(不要です) 大切なお金を、どうぞ有意義なことにお使いください。