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家事で育てる自分軸

最近、『自分軸』と言うワードがよく聞こえてきます。なんとなく意味はわかるけど、うまく言語化できていますか?今回は、自分軸の言語化に挑戦するとともに、自分軸の育て方について、わたしが思うことを双子ワーママ的時点で考えていきます。

自分軸とは何か

まずは定義です。ぼんやりした『自分軸』と言う言葉を自分の言葉で定義するのであれば、

自分の価値観(人生の中で大切にしたいと思っていること)に添い、自分で考え、自分で決定し、自分で実行する主体的生き方

とでも言いましょうか。

わたしの場合、自分の価値観とは、「幸福であること、自由であること、快適であること」になります。

うーん、ちょっとピンと来ないですよね…。

対立概念から考える

こういう時は、対になってる『他人軸』を考えるとわかりやすいのかな?と考えてました。

他人軸は、他人からの評価や周りの目をいつも気にしてしまう、他人に迎合してしまう生き方

…とでも言えばいいのかしら?

では、なぜ他人軸に陥ってしまうのか?
以前ブックレビューした『メンタルクエスト』で読んだのですが、他人の人生を生きる図式は、基本的な『安全安心感』の欠如によりできあがるそうです。

生きていくなかで、いつ誰に傷つけられるかわからない。そんな人にとっては、世界は生馬の目を抜くような場所でしょう。
そんな中で、自分を守るために常に周囲を気にして、誰かの期待に応える生き方『他人軸』的生き方が完成してしまうのは、よく考えると当然ですよね。

自分軸を育てるとは

では、自分軸をどう育てていったらいいのでしょうか?

ここからはわたしの考えですが、他人軸が安全安心感の欠如によりできあがるのであれば、自分軸を育てるには、自分の「安全安心」を育てていけばいいと言うことになりますよね。

でも、安全安心て何かな?

わたしは、「自分が自分の一番の味方でいる」と言うことだと思います。

まだピンと来ないですね?

生まれた時からわたしたちの一番の味方でいようとしてくれた人は誰でしょう?

そう、『お母さん』です。

家事で育てる自分軸

双子がなぜいつもまとわりついてくるのだろう?と考えたら、当たり前ですがわたしが『お母さん』だからです。子どもたちにとっての安全安心の象徴です。

自分軸に話を戻すと、お母さんがわたしにしてくれていたことは何かな?と考えると、わたしは『家事』に行き着きました。

家事とは、生きること、生かすことそのものです。
食事をして、清潔な衣類を身につけて、掃除された空間で安心して過ごすこと。靴下が破れていれば更新し、シーツの洗濯をしてくれて、気持ちよく安全に眠れること。

わたしは、この家事を自分のためにすることが、自分軸を育てることにつながるんじゃないかな?と考えています。

なぜなら、家事は『他人の目』がない分野だからです。

自分との約束と自分軸

加えて、自分軸を育てるのにいいんじゃないかな?と思うのは、『自分との約束を守る』と言うことです。
約束を守ると言うことは、誠実であると言うことです。大好きな人との約束って、何がなんでも守ろうとしますよね。
人間には、認知的不協和があるので、自分との約束を守り続けていると、自分に対する認知もポジティブに変わっていきます。(行動と認知の矛盾を正そうとするため)

たとえば、「今日は早く帰って、シーツの交換して、新しいパジャマで寛ぐ」と言う約束を自分としたとしますよね。そんな時はどんなに仕事が残っていようと、早く帰って決めたことを実行します。

シーツ交換(安全安心感)+自分との約束

家事は、これがすごく実行しやすいジャンルなんです。しかも、生活のために必要なこともやってしまえる。
まさに一石二鳥!

しかも、自分だけで実践てきるので、今この瞬間から始めることができますよね。

まとめ

いかがだったでしょうか?うまく言語化できていたか怪しいですが…(笑)
家事を通して、自分軸を身につけて、1度きりの人生快適に生きていけたらいいですね。


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