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仕事ができるようになりたいなら本気で育児をするしかない

今回は、育児を通じて伸ばすビジネススキルについて、双子ワーママ的視点で綴っていきます。

ビジネスパーソンこそ育児

先日オンラインで拝聴した講演会に、サイボウズ(株)の青野社長が登壇されていました。現在、「がんばるな、ニッポン」CMでも話題ですよね。
講演を聞いて確信に変わった、「ビジネスパーソンこそ育児だな」と感じたので、今日はそんなお話。

双子育児から考える生産性向上

双子育児を会社の仕事に例えると、まさにブラック企業そのものです。与えられている時間に対してタスク過剰、深夜も労働、クライアントは日本語が通じず要求要求のオンパレード、こちらの都合は一切無視。
常にクライアントにアンテナを貼りながら、経理や事務処理(ルーティン家事)もこなし、クライアントの現地視察(公園や支援センター)への同行も求められます。日々の接待(飲食物の提供)に、賄賂(おもちゃ)まで。

膨大な仕事量ですが、それを限られたりリソースの中でこなしていくと、業務の優先度付け、リソースの配分調整、クライアントのスケジュール(生活リズム)の枠がきまっているので、その中で成果を出していく。
これを数年に渡り続けるのですから、必然的に単位時間あたりの生産性は向上します。

ビジネスにも生きる育児

育児に付随する行為は多岐に渡ります。
まず、育児をしていると、育児で人が困っていることがわかってきます。ビジネスアイディアは、困りごとから生まれますから、これは立派なニーズ把握です。
離乳食の食材を買いにスーパーに行けば、野菜や食材の価格、主婦の消費行動が嫌でも分かります。(消費動向)今何が売れているのか、売り場はどうなっているのか、この時間帯の客層は?普段交わらない人の行動が見えてきます。
言語発達が未成熟なうちから発生する子どもとのコミュニケーションは、最強のプレゼンスキルになりますよ。

そして、子どもの成長に合わせて、見える世界はどんどんどんどん変化していきます。

何より、育児は未来の市場を創る行為です。

具体と抽象の往復からビジネス転用へ

育児と言う具体から抽象化した学びは、ルール化・パターン化を経て育児に限らずビジネス、より良い生き方に広く転用することができます。
優秀なビジネスパーソンほど、その傾向は顕著でしょう。つまり、育児をやればやるほどビジネススキルに活かせる具体を集めることができるのです。
セミナー代もいりません。コスト0の自己投資です。

育児から得られるのは育児スキルだけではなく、ビジネススキル、豊かな発想、人生を幸福にするための学びの一助となること必至。

残業よりも自己成長につながる育児

残業するよりおうちで育児!育児は育自なのです。
今回は、子どものかわいさや、家族の大切さなどの要素とは切り離し、ビジネスパーソンと育児と言う視点で考察してみました。


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