見出し画像

箱に入ってるわたしがぜんぶ悪い

今回は、アービンジャーインスティテュート著「日常の小さなイライラから解放される『箱の法則』」を読んで、考えさせられることがありましたので、双子ワーママ的視点でまとめています。
※この記事は、9/20 7:00時点執筆です。

うまくいかない4連休

そうです、4連休です。わたしにとっては修行です。これ、別に茶化していません。本心でそう思ってしまっています。なぜならこの記事を書いている今、すでに双子ワンオペ育児時間が24時間を超えており、疲れて起き上がれません…。子どもたちに朝食を食べさせないと…と思っているのに、身体が言うこと聞かないんですね。(体調不良でした…)

「夫が悪い」思考から「箱に入る」

そうだ、元はと言えば夫のせいだ。夫がいないからこんなことになっている。なんで休みの度にいないんだ?何かの陰謀??いつもいつもわたしばっかり…。夫さえいてくれれば、手伝ってもらえるし、こんなに疲れることもなかった。わたしは一緒懸命やっている。わたしは悪くない。

「自己正当化」と「相手非難」のループ

書籍によると、こういう状態になることを「箱に入っている」と言うようです。他責思考の負のループをうまく表現していますね。
この場合、わたしは夫を「育児を手伝ってくれる人」と言う「道具」として見てしまってるんですね。

人間、常に「箱に入っている」わけではありません。でも、ひょんなことからこの箱に入ってしまって、なかなか外に出られない。そして、誰でも箱に入ってしまうことがあります。
あなたの周りにはいませんか?なんかいつも怒っている人、いつも怒られている人。

他責思考は不幸のはじまり、じゃあどうやってその箱から出るか?

「箱から出る」

まずは、客観視・メタ認知です。「あ、今わたしは箱に入っちゃってるな」と気づく。これだけでも箱の蓋はもう開いています。

そして、夫のことを少しだけ考えてみます。家族のために働いてくれているからいないんです。今この瞬間も、緊張しながら責任のある仕事をしているかもしれない。
それなのに、妻から「不在」を責められたら、やってられないだろうな…。と、相手の立場で少しだけ想像をする。相手を「道具」ではなくて「人」として見て、再び行動してみると言うことですね。

ここまで来れば、ほとんど自力脱出可能です。あとは夫に「おつかれさま!気をつけて帰ってきてね」とメールの1本でも送って、サクッと箱から出ます。
そして、子どもたちに朝食を食べさせて、夫の帰宅を待ちます。

箱の外の世界

先日レビューした、澤円さん著『個人力』にも書かれていましたが、自分でコントロールできるとろこにフォーカスして生きることって、ものすごく大事だなと改めて感じました。自分の機嫌を自分でとると言うことですよね。ある種のコーピング能力の一種でもあると思います。

それは、なによりも自分自身のために。
特に、制約とタスクが多いワーママ(ワーパパ)と言う人種には重要なスキルだな、と思います。

実は、この「箱」シリーズの本、妊娠中にも読んだことあったんです。「自分小さな箱から脱出する方法」と言う緑色の本でしたが、今読むと自分の経験値が上がってるからかものすごい共感しながら読めました。

ま、わたしも双子に鍛えられ、少し成長したんだな、と実感できた「日常の小さなイライラから解放される『箱の法則』」は、無料音声マガジン「忙しいあなたのための5分で聴くだけブックレビュー」でレビューしております。

サポートはけっこうです。(不要です) 大切なお金を、どうぞ有意義なことにお使いください。