#110 世界の飲食のチャンネルを合わせる
【僕が旅する中で見つけた普遍的なもの】
僕は、旅行が大好きで、今までさまざまな国を訪れる中で、時代が変わっても残っていく普遍的なものに気づきました。それは「食文化」という重要な要素です。人々が食べ物を通じて繋がり、自らの文化を表現する姿は、国や時代を超えて共通する美しい光景です。だからこそ、次の時代にもその尊さを残していく必要があると思います。実際、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。それほど文化的な価値があると判断された結果だと思います。
#unesco
【次の時代に受け継がれるべきこと】
世界の飲食のチャンネルを合わせるためには、次の時代に受け継がれるべきことを大切にする必要があります。それは伝統と革新の融合です。過去の知恵や伝統的な料理方法を尊重しながら、新しいアイデアを加えて進化させていくことが大切です。このようなアプローチによって、食文化は新たな息吹を吹き込みながら、未来へと受け継がれていきます。
歴史をみると世界でも様々な料理分野での革新があり、今も現在進行形で行われています。
インターネットの発展により世界が小さくなって久しいですが、より人々の距離が近づき多様な文化をより身近に感じられるようになりました。ですがその分、世界各国の文化と日本の文化との隔たりも感じるようになってきました、ダイバーシティなどとも呼ばれる、人種や国籍の壁を超えて繋がれるものこそが【食】であり、これからますます重要性が増してくるような気がしてます。
#Diversity
【世界各国をみてきて気づいたこと】
さまざまな国を巡る旅で、異なる食文化に触れる機会がありました。それぞれの国には独自の美食があり、地域の風土や歴史が料理に反映されていました。しかし、共通して感じたことは、食べ物は人々を結びつける大切な存在だということです。食卓を囲みながら交わされる会話や笑顔は、言葉や文化の壁を超えて心をつなぐ力を持っています。
#食事の時間
【自国の文化に誇りを持つ大切さ】
異国で暮らすと、自国の文化に対する誇りと理解が深まるものです。自分のルーツを胸に抱きながら、世界の飲食のチャンネルを合わせることの必要性を感じることができました。日本の食文化には、その多様性に富んだ魅力があります。それを大切にし、誇りを持って広めることが、世界との架け橋となると僕は信じています。
#確信
【ドイツでの3年間と自分の使命】
ドイツでの生活は、自分自身を見つめ直す貴重な時間でした。異国の土地で飲食文化に触れる中で、自分の使命を感じるようになりました。それは、日本の食文化を世界と繋げること。世界中の人々と食を通じて心を交わし、理解を深めることが、世界の飲食のチャンネルをより広げる方法だと確信しました。それが僕の使命なんだと。
#僕の使命
【日本文化の多様性と食文化の競争力】
日本の食文化は、世界でも類を見ないくらいに様々な業種がひしめき合っています。料理のジャンルも豊富で、日本独自の味わいを楽しめる店が数多く存在します。これは日本文化の多様性が反映されている証です。さまざまな要素が融合して生まれる食の魅力は、世界と渡り合える競争力を持っていると言えますし、間違いなく世界で一番でしょう。
#日本に生まれ落ちた幸せ
【地方独自の食文化の魅力】
日本には地方ごとに独自の食文化が形成されています。北海道の海の幸、九州のとんこつラーメン、京都の伝統的な料理など、地域ごとに異なる味わいが楽しめます。それぞれの土地が持つ豊かな自然環境と風土が生み出す食材は、地方の特色を活かした料理に生まれ変わります。このような地域の個性が、日本の食文化の豊かさを表しています。四季折々の表情がもたらす食材の豊富さ日本の四季は美しく、それぞれの季節が独自の表情を見せてくれます。春には桜が咲き誇り、夏には新緑が燦然と輝き、秋には紅葉が美しい絵巻を描きます。そして冬には雪景色が広がります。これらの四季折々の表情がもたらす食材の豊富さは、日本の食文化を支える重要な要素です。春には新鮮な山菜や桜鱒、夏には鮮やかな野菜、秋にはキノコやジビエ、冬はコタツで食べるミカンや鍋。
#冬ってなんかあったっけ
【豊かな水が育む食の恵み】
日本は水に恵まれた国です。清らかな川や湖、そして海が食材に恵みをもたらします。新鮮な魚介類や水産加工品、おいしいお茶や日本酒など、水が育む恵みは日本の食文化の根幹を成すものです。水の恵みを活かした料理は、日本の食をより一層豊かなものとしています。これほど水産資源に恵まれた国も他に類をみないのではないでしょうか。
#魚の種類がえぐい
【世界の飲食のチャンネルを合わせて未来へ】
世界の飲食文化をより深く理解し、異国の食文化を大切にしてきた日本だからこそ、世界の飲食のチャンネルを合わせていくことができると思います。
共通の認識を持ち、お互いの文化を尊重しあいながら、新しいアイデアを生み出すことが、未来に繋がる豊かな食文化を築く鍵となるでしょう。日本の食文化が世界と交わり、多くの人々に愛され続けることを願っています。そしてこれからを生きる若い飲食人達が輝ける未来をつくっていきたいと思います。
#飲食のアップデート