就活/転職の軸が欲しいあなたに伝えたい大切にして欲しい10のこと - その2 -
僕はいつも学生(特に就活生)と対峙するなかで、疑問に思うことがあります。
それは「昔から、今の就活のような物事の決め方してきましたか?」ってことです。
就活で進路を決めるとなると、当たり前に業界研究や企業分析からスタートします
確かに大手ナビ媒体の作りが、いきなり業界を選ばせる作りなので仕方ないのかもしれません。でも、ここで一度真剣に考えてほしいんです。
これ、すごくおかしいことだと思いませんか?
ということで今回は前回投稿した記事の続きとなりますが、今当たり前に蔓延してる就活や進路選択のやり方に対して、なんの疑問も違和感も感じない人、おかしいと思わない人は、今回の記事も読み進める必要はありません。
そのままそのやり方を続けてください。それも1つの選択です。
そうではなく、同じように感じているなら、そしてそれが原因で今まさに苦しんでいるなら、今回の記事もきっとお役に立てるはずです。
それでは、続けたいと思います。
2)昔の自分を思い出す
みなさんは、小さい頃から今に至るまで、いろんなことをやってきたと思います。
例えば、これらのことです。
✅ 野球やサッカー、バスケットボール、水泳、などのスポーツ
✅ ピアノ、書道、英会話、などの習い事
✅ 塾や公文、進研ゼミ、などの勉強
✅ おままごと、ヒーローごっこ、鬼ごっこ、などの遊び
ここで1つ、思い出してもらいたいことがあります。
それは、これらをやり始める時のことです。
少し想像してみてください。その当時に戻って、リアルに思い出して欲しいのです。
どうでしょうか?
「今の就活のような物事の決め方してましたか?」
3)笑っちゃうくらいおかしな物事の決め方
例えば、あなたがピアノを習っていたとして、やり始める前のことを少し想像してみてください。
ピアノを習い始める前に、下記のようなことをして、やるかどうか決めたでしょうか?
✔️ ピアノの音がなる仕組みや原理を徹底的に分析・研究する
✔️ ピアノが誕生した歴史を徹底的に分析・研究する
✔️ どれくらい稼げるか、他の楽器と徹底的に比較検証する
次は、野球で考えてみましょう。野球をやるかどうか決めるために、
✔️ 野球のルール本を購入して、徹底的に分析・研究する
✔️ 野球が生まれた歴史背景を徹底的に分析・研究する
✔️ ネットや野球名鑑を通してプロ球団の球団研究を徹底的に行う
✔️ スポーツ業界を研究し、他競技と比較し、将来性があるか・稼げるか徹底的に分析・研究する
どうでしょうか。こんなことしましたか?
次は、習い事やスポーツ以外でも考えてみましょう。
例えば、人間関係。お友達になるかならないかどうか、です。
あなたには(数が多い・少ないはおいておいて)、友達がいると思います。
中にはすでに疎遠になった友達とか、今も付き合いあるお友達とか、大学に入ってから繋がった、など色々ある思うんですが、先ほどと同じように想像してみてください。
友達になる前に、
✔️ 友達の家系図を歴史資料館などから引っ張り出し、徹底的な分析・研究をする
✔️ 生まれや能力、家族構成やご両親の職業などを徹底的に分析・研究する
✔️ 長く付き合える相手か適性検査を実施する
なんてことをやってから、友達になったりしましたか?声をかけるかどうか決めましたか?
笑っちゃうような話かもしれませんが、こんなことを実施した上で、何かを始めたり、やると決める人はまずいません。
実際あなたも、過去やってきた全ての物事や出会った人に対して、こんな風に決めてきたことはなかったはずです。
4)今の就活や進路選択の方法は、ハッキリ言っておかしい!
でも今の就活や転職活動はどうでしょうか?
あなた自身の就活や転職活動を思い返してみてください。今取り組んでる人は今、過去取り組んでた人は過去を振り返って、リアルに思い返してみてほしいのです。
「いきなり業界選択や業種選択してませんか?」
「いきなり企業研究や企業分析してませんか?」
「いきなり業界研究や業界分析してませんか?」
誤解ないように先に伝えておきますが、業種や業界を選択することも、企業研究も分析も業界のことを調べるのも、細かい対策としては僕も必要だと思っています。
本気でその環境を勝ち取りたい、と考えるなら尚更です。ですが、今はその話をしていません。
あなたが自発的に何かを始めるときにどうだったかを思い出してもらってるわけです。
つまり「最終的に決め手となったのが何だったか」ではなく「それ自体に興味をもったきっかけややり始めた動機がなんだったか」という話です。
元々、あなたが過去に何かを始める時に、事前に徹底的な分析や細かい研究を経て、やり始めるかどうかを決めてきたのであれば、何の問題もありません。
なんなら、今あなたが取り組んでいる就活のやり方にも、進路選択の方法にも、周りが当たり前に押し付けてくる「こうしなきゃいけない!」という世の中のクソつまらない常識にも、僕自身なんの文句もないと思います。「その決め方いいね!」と心から思っていたはずです。
ですが、実際は全く異なります。それは先ほどあなたに想像してもらった通りです。
あなたも、そしてあなたの周りの家族や大切な仲間も、そんな決め方はしてきていないはずです。
少なくても僕は、そんな決め方してきてません。同時に、過去7年間の支援を通して出会った1000名を超える学生の中にもそんな人は一人もいませんでした。
なのに「いざ就活!」「いざ社会に出る!」「いざ転職!」となると、今までやってきたことのないやり方をいきなりしだすわけです。
それがさも正解かのような情報ばかり共有してきて、そこから外れることがおかしいかのようにあなたを追い込んできます。
その結果として「どうやって選択したらいいかわからない」「自分に何が合ってるかわからない」「やりたいことがない」「それウチじゃなくてもできるよね、と言われもう訳がわからない」と追い込まれ苦しんでいる子達が量産されるわけです。
もしかしたらあなたもその一人かもしれません。
ですが、これ、どう考えてもおかしいんです。そして、それがおかしいからあなたは今苦しんでるんです。
はっきりお伝えします。あなたは何も間違っていません。
間違っているのは、今当たり前のように蔓延してる就活や転職における選択方法だったり、進路の決め方なんです。
決してあなた自身を責めたりしないでくださいね。
ということで次回は、あなたはおかしな人でも何でもないということ。そして、具体的にどうやって決めてきたのかという本来あるべき姿を取り戻すための情報をお伝えしたいとおもいます。
最後に繰り返しになりますが、今当たり前に蔓延してる就活や進路選択のやり方に対して、なんの疑問も違和感も感じない人、おかしいと思わない人は、次回以降投稿する記事も読み進める必要はありません。
そのままそのやり方を続けてください。それも1つの選択です。
そうではなく、同じように感じているなら、そしてそれが原因で今まさに苦しんでいるならきっとお役に立てるはずです。
次回以降、投稿する記事もぜひ目を通してみてください。
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