新人弁護士の雑記(3)
刑事裁判編です。この時期のことを書くのはあまり筆が進まないんですよね。いろいろなイレギュラーがあったから書かなくてはならないんですが。無理やり書いていきましょう。
1.楽しかった検察から一転検察修習は端的に言って楽しかった。確実に仕事をしている感覚になったし、人と触れ合い、責任をもって何かを決断する。その生産的な過程が楽しいというのはなんとなく理解していただけるだろう。
しかし、裁判修習はそうはいかない。毎朝厳格な登庁時間に管理され、ひたすら裁判傍聴、起案、模擬裁判をこな