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多国籍人種の集まる場所は本当に面白い、何を聞いても驚くことばかり。質問魔になっています、困ったね。

あっという間に週末が終わろうとしている。昨日は先生方がwelcome partyを開いてくれて、その中の劇やクイズで学校を知ると言うものだった。さすが、プロのアーティストの集団。練習は当日しかしていないのに、めちゃくちゃ笑える内容だった。

話の中で、コンドームの話が盛んに出てくる。不幸な妊娠を避けるために、面白おかしくコンドームの話を散りばめる。日本では考えられないことなので、最初は戸惑った。しかし、これはもう、慣れるしかないので、一緒に笑いまくることにする。学校の所定の場所(宿舎グループごとに複数箇所ある)にカラフルなコンドームが30個ほどずつ置いてある。私はキャンディだと思っていて、以前いた学生がいらないから置いて行ったのかと思っていたら、よく見たらコンドームだった。「ソンナ言葉を発するなんて」って言う人もいると思う。アジア人は(多分)みんな驚いていたが、欧米人(そんなくくりで良いのか)は当たり前に思っている様子だった。笑いの中で知識を定着させる手法はとても素敵だ。日本が悪いとは言わないが、何でもかんでもルールになっていて、破る人は悪い人、となってしまう。しかし、それを「悪いこと」と決めた時代と、今は違う上に、本当に悪いことだったのか、と驚く。

デンマークの学校には制服はない。服も、スカートも、ズボンも、靴下も、髪型も、みんなみんな自由だ。そんなところから日本に交換留学にきたら、さぞかし驚くことだろう。

・・・・とかを知人のサマーハウスのお庭で書いていたら、見知らぬお隣さんがトマトをたくさん下さった。これまで一言も話をしたこともないのだが。とても嬉しい!・・・

そうそう。今日はドイツ人と一緒にお庭で昼寝をしていたのだが、ドイツの生活をいろいろ聞いた。たまたま、私たちが寝ていたら、隣で芝刈り機が唸り出し、「ドイツでは、日曜日は休息の日だから芝刈りはしないんだよ。日曜は植物も成長する機会なの」と。クリスチャンだから、と言う前提なんだが、それを聞いて驚いた。日本では、特に働く夫婦の家では、日曜に家のことをしないでいつするのだ!となってしまう。その風習も廃れつつあるかもしれないが、休息のひがあることはとても大切だな、と日本を離れて思っている。デンマークでは週37時間労働が厳守となっているので、社会保障がある前提だが、国民はゆっくりした人生を送ることができる。私たちは働き蜂の人生を送ってきて、コロナで、家で働いたり、ゆっくりせざるをえなかったり、と不思議な経験をした。満員電車もこのあとどうなるることやら、、、

人の振り見て我が振り直せ、と言う言葉があるが、これも今と昔で捉え方が変わったことだろう。過去に正とされていたことが今は異となっていることも多い。ヒトのフリ、が、ご近所や日本国内に限られていたものが、インターネットを通して世界中のものが見えてくる。昨今高校生のツーブロックカットが良いとか悪いとか、と言う話題が教育界で盛り上がっていたが、「なんでそんなことを議論しているの?」と外国から言われるだろう。他にもっと話し合うことがあるのではないか、と私も思う。相手に嫌な思いをさせなければ、髪型はどんなものでも良いだろう。ここにはブロンドの女子が丸坊主にしていて、頭のてっぺんには可愛いお日様が書かれていて、私もまねたいくらいなのだ。しかし、金髪の丸坊主は柔らかに見えるのだが、黒髪(白髪まじり)の丸坊主はどことなく、清潔感がないような気がして、そこまでの勇気は私にはないのが現状だ。

さて、今日は天気予報が激変し、雨のはずがとても心地よい夏の名残の日となった。若者たちは最後のビーチに飛んで行った。私は昨日の疲れと、明日からの1週間のために体調を整えつつ他人のお庭でスーパーリラックス。

夕飯が18時と早いのだが、誰にも家庭があるので仕方がないだろう。その代わり夜がゆっくりできるから、早めの夕飯の生活も、満更捨てたものではない。

そんなことをつらつら書いていたら、もう17時すぎだ。りんご狩をして学校に帰らなくては。。。小さな地域で生活しているのですが、世界中から学生が集まっているので、それを聞いているだけでも本当に有意義だ。

家族と職場には感謝しかない。


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