シアターの女神2-1240x514-01__1_

『mommy』『ラブ・アゲイン』☆加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage

バラエティに富んだ趣味を生かして活躍中のタレント・加藤るみさんの映画コラム『映画館(シアター)の女神』。今回は、27歳にして数々の映画賞を受賞し注目を集めているグザヴィエ・ドラン監督『mommy』と、ラブコメ大好きるみさんが絶賛する『ラブ・アゲイン』を紹介します。

加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage
第9回『mommy』『ラブ・アゲイン』

画像1

画像2

どうも、ダニエル・クレイグに抱かれたい加藤るみです。

この「◯◯◯◯◯加藤るみです。」の挨拶文で、
ダニエル・クレイグに抱かれたいと書くのはぶっ飛び過ぎかと思いましたが……。
007のダニエル・クレイグの筋肉を見たら書かざるを得ませんでした(笑)。
はい(笑)。

そんな私のダニエル・クレイグに抱かれたい願望は置いときまして……。

今回は、注目のイケメン監督グザヴィエ・ドランの『mommy』と、
個人的超オススメのラブコメディ『ラブ・アゲイン』をご紹介します。

この2作品は、今月公開の話題作『たかが世界の終わり』と『ラ・ラ・ランド』を観る前にぜひ観てもらいたい、要チェックな2作品です。

『たかが世界の終わり』は、『mommy』の監督であるグザヴィエ・ドラン監督の最新作。
『ラ・ラ・ランド』は、『ラブ・アゲイン』でカップル役を演じたライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの再共演作であり、
アカデミー賞最有力と言われています。

今回は、話題の新作を観る前に「これを観とけば大丈夫!!」という、予習の意味も込めて観てほしい2作品です。

~過去はクソ~

画像3

『mommy』(出典

“ADHD”(注意欠陥多動性症候群)という発達障がいを抱えたスティーヴと、
シングルマザーの母親、向かいの家の住人カイラの
息をするのも苦しくなるほどリアルでエモーショナルな物語。

この作品、ぱっと見ただのオシャレ映画かと思いきや……
そんな安っぽい言葉でまとめられるものではありませんでした。

心情の変化に画角の変化がリンクする撮影技法と、
挿入歌であるOasisの「Wonderwall」は素晴らしいの一言でした。

才能に溢れたグザヴィエ・ドランが世界に叩きつけた傑作を、
ぜひその目で見て欲しいと思います。

注目ポイント

①グザヴィエ・ドラン監督

この作品の監督であるグザヴィエ・ドランは、現在27歳でありながら、カンヌ国際映画祭で数々の賞を受賞し、
その若さと美貌と実力で“美しき天才”“若手カリスマ監督”と名声を轟かせている、今、大注目の監督です。

良い映画を撮る上に、イケメンでかっこいいなんて……神は何かと与えすぎではありませんか??(笑)。

世界中から注目されている彼ですが、
彼自身は、“若手”という言葉で映画に対するイメージが限定されることを良く思っていないそうです。

何のレッテルも張られたくない彼の意思こそが、唯一無二の映画を作り上げるルーツなんだと思いました。

この続きをみるには

この続き: 2,659文字 / 画像1枚
記事を購入する

『mommy』『ラブ・アゲイン』☆加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage

PLANETS

540円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
3
宇野常寛が編集長をつとめる〈PLANETS〉の公式noteです。政治からサブカルチャーまで、ざまざまな分野のスペシャリストが集まっています。独自の角度と既存メディアにはできない深度で、読むと世界の見え方が変わる記事を月に20本以上の記事を配信しています。

こちらでもピックアップされています

加藤るみの映画館(シアター)の女神
加藤るみの映画館(シアター)の女神
  • 19本

タレント・加藤るみさんが大好きな映画について語り尽くす人気エッセイの3rdシーズンです。ミニシアター系からハリウッド大作まで、ジャンルにとらわれずに独自の感性で作品の魅力に迫ります。