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Daily PLANETS

宇野常寛/PLANETSが毎朝お届けするウェブマガジン。猪子寿之、落合陽一、古川健介ほかたくさんの仲間と未来を考えます。
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2017年2月の記事一覧

男と怪我2 | 井上敏樹

男と怪我2 | 井上敏樹

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。前回、ベンチプレス中にバーベルを落とし歯を負傷した敏樹先生でしたが、治療中のまま美食の街・京都へ赴くことになります。しかし出発当日、歯を固定していた針金が外れてしまい……?

「平成仮面ライダー」シリーズなどで知られる脚本家・井上敏樹先生による、初のエッセイ集『男と遊び』、好評発売中です! PLANETS公式オン

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HANGOUT PLUSレポート 西野亮廣×宇野常寛「なぜ、この国は西野亮廣の一挙一動に怯えるのか」(2017年2月20日放送分)【毎週月曜配信】

HANGOUT PLUSレポート 西野亮廣×宇野常寛「なぜ、この国は西野亮廣の一挙一動に怯えるのか」(2017年2月20日放送分)【毎週月曜配信】

毎週月曜夜にニコニコ生放送で放送中の、宇野常寛がナビゲーターをつとめる「HANGOUT PLUS」。2017年2月20日の放送では、お笑い芸人の西野亮廣さんをゲストにお迎えしました。絵本『えんとつ町のプペル』が25万部を突破し、その宣伝手法や炎上を恐れない言動に注目が集まる西野さんに、ご自身の活動に対する思いやこれから展望についてお聞きしました。(構成:村谷由香里)

※このテキストは2017年2

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【緊急対談】濱野智史×宇野常寛「〈沼地化した世界〉で沈黙しないために」

【緊急対談】濱野智史×宇野常寛「〈沼地化した世界〉で沈黙しないために」

元・アイドルプロデューサーにして社会学者の濱野智史さんと宇野常寛が、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス- 』を題材に、ポスト・トゥルースにおける〈沈黙〉の超克について議論します。〈沼地〉と化した世界で、我々は何を語るべきなのか?

『沈黙』の何が沈黙を破らせたのか宇野 このたび濱野智史さんはマーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙 -サイレンス- 』を観たことをきっかけに、約1年半に及

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『真田丸』――『新選組!』から12年、三谷幸喜の円熟を感じさせるただただ楽しい大河の誕生(木俣冬×宇野常寛)【月刊カルチャー時評 毎月第4木曜配信】

『真田丸』――『新選組!』から12年、三谷幸喜の円熟を感じさせるただただ楽しい大河の誕生(木俣冬×宇野常寛)【月刊カルチャー時評 毎月第4木曜配信】

近年低迷している大河ドラマは2016年、12年ぶりとなる三谷幸喜作品によって大人気を博しました。話題のコンテンツを取り上げて批評する「月刊カルチャー時評」、今回は大河ドラマ『真田丸』をめぐる木俣冬さんと宇野常寛の対談です。三谷作品の変遷を追いながら、作家の円熟を読み解きます。(構成:金手健市/初出:「サイゾー」2017年2月号)

▼作品紹介
『真田丸』
脚本/三谷幸喜 演出/木村隆文ほか 出演/

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更科修一郎 90年代サブカルチャー青春記〜子供の国のロビンソン・クルーソー 第5回 高田馬場・その1【第4水曜配信】

更科修一郎 90年代サブカルチャー青春記〜子供の国のロビンソン・クルーソー 第5回 高田馬場・その1【第4水曜配信】

〈元〉批評家の更科修一郎さんの連載『90年代サブカルチャー青春記~子供の国のロビンソン・クルーソー』、今回からは高田馬場編が始まります。学生街と盛り場が奇妙に入り混じった街を歩きながら、90年代雑誌文化の片隅で存在感を放った「エロ本」文化圏を振り返っていきます。

第5回「高田馬場・その1」 いつの間にか、冬になっていた。
 フリーランスの生活は昼夜逆転になりがちで、用事以外で朝から外出するのは辛

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アニメのなかに真実がある | 山本寛

アニメのなかに真実がある | 山本寛

『らき☆すた』や『かんなぎ』で知られるアニメ監督・山本寛さんの、これまでの活動を総括するロングインタビュー「いまだからこそ語るべきアニメのこと」。第5回では、『らき☆すた』以降の諸作品、『かんなぎ』、『私の優しくない先輩』、そして震災をテーマにした『blossom』についてお話を伺いました。(取材・構成:高瀬司)

山本寛監督インタビュー「いまだからこそ語るべきアニメのこと」
第5回 アニメのなか

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HANGOUT PLUSレポート 森直人×宇野常寛「日本映画は復活するか――〈川村元気以降〉を考える」(2017年2月13日放送分)【毎週月曜配信】

HANGOUT PLUSレポート 森直人×宇野常寛「日本映画は復活するか――〈川村元気以降〉を考える」(2017年2月13日放送分)【毎週月曜配信】

毎週月曜夜にニコニコ生放送で放送中の、宇野常寛がナビゲーターをつとめる「HANGOUT PLUS」。2017年2月13日の放送では、映画評論家の森直人さんをゲストに迎えました。『君の名は。』などのヒット作が続き日本映画復活の年といわれた2016年。しかし映画界の業界構造は以前のまま、ブームはアニメと川村元気作品に支えられている状態です。日本映画の現在と未来について、2人の間で熱い議論が交わされまし

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『ハルヒ』『らき☆すた』演出ノート | 山本寛

『ハルヒ』『らき☆すた』演出ノート | 山本寛

『らき☆すた』や『かんなぎ』で知られるアニメ監督・山本寛さんの、これまでの活動を総括するロングインタビュー「いまだからこそ語るべきアニメのこと」。第4回では、『ハルヒ』のライブシーンやダンスEDの誕生秘話、そして『らき☆すた』降板の舞台裏について、深掘りしてお話を伺いました。(取材・構成:高瀬司)

山本寛監督インタビュー「いまだからこそ語るべきアニメのこと」
第4回 『ハルヒ』『らき☆すた』演出

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90年代的な「燃え」を巧みに更新した『ガンダムSEED』『スクライド』『ガン×ソード』(『石岡良治の現代アニメ史講義』第5章 今世紀のロボットアニメ(4))【不定期配信】

90年代的な「燃え」を巧みに更新した『ガンダムSEED』『スクライド』『ガン×ソード』(『石岡良治の現代アニメ史講義』第5章 今世紀のロボットアニメ(4))【不定期配信】

「日本最強の自宅警備員」の二つ名を持つ批評家・石岡良治さんによる連載『現代アニメ史講義』。今回は、ゼロ年代前半〜半ばに人気を博し、今世紀のロボットアニメ的イマジネーションの基調を作り出した『ガンダムSEED』『スクライド』『ガン×ソード』を考察します。

『無限のリヴァイアス』と『伝説巨神イデオン』のミッシング・リンク 今世紀のロボットアニメの位置付けを理解する上では、90年代末のポストエヴァ作品

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invitation to MAKERS 第4回 TiNK――シェアリングエコノミーを加速させるスマートキー 株式会社tsumug 牧田恵里【不定期連載】

invitation to MAKERS 第4回 TiNK――シェアリングエコノミーを加速させるスマートキー 株式会社tsumug 牧田恵里【不定期連載】

今朝のメルマガは「invitation to MAKERS」をお届けします。第4回は、株式会社tsumug(ツムグ)の代表・牧田恵里さんのインタビューです。不動産向けのスマートロックSharing Key とTiNKを手がけるスタートアップtsumugは、さまざまな企業のテクノロジーをつむぐことで、シェアリングエコノミーを加速させる「鍵」を作ろうとしています。開発の経緯から、拒絶ではなく信頼をコン

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HANGOUT PLUSレポート 松浦茂樹×宇野常寛「ネットジャーナリズムに希望はあるのか」(2017年2月6日放送分)【毎週月曜配信】

HANGOUT PLUSレポート 松浦茂樹×宇野常寛「ネットジャーナリズムに希望はあるのか」(2017年2月6日放送分)【毎週月曜配信】

毎週月曜夜にニコニコ生放送で放送中の、宇野常寛がナビゲーターをつとめる「HANGOUT PLUS」。2017年2月6日の放送では、スマートニュースの松浦茂樹さんをゲストに迎えました。ライブドアやハフィントン・ポストを経てネットジャーナリズムの様々な側面を見てきた松浦さんと、日本のインターネットとジャーナリズムの未来について議論しました。(構成:村谷由香里)
※このテキストは2017年2月6日放送の

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作家性の確立と『ハルヒ』の秘密 | 山本寛

作家性の確立と『ハルヒ』の秘密 | 山本寛

『らき☆すた』や『かんなぎ』で知られるアニメ監督・山本寛さんの、これまでの活動を総括するロングインタビュー「いまだからこそ語るべきアニメのこと」。第3回では、山本監督の作家性確立の契機となった『AIR』や、これまで公にされることのなかった『涼宮ハルヒの憂鬱』の制作秘話を伺いました。(取材・構成:高瀬司)

山本寛監督インタビュー「いまだからこそ語るべきアニメのこと」
第3回 作家性の確立と『ハルヒ

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『mommy』『ラブ・アゲイン』☆加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage

『mommy』『ラブ・アゲイン』☆加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage

バラエティに富んだ趣味を生かして活躍中のタレント・加藤るみさんの映画コラム『映画館(シアター)の女神』。今回は、27歳にして数々の映画賞を受賞し注目を集めているグザヴィエ・ドラン監督『mommy』と、ラブコメ大好きるみさんが絶賛する『ラブ・アゲイン』を紹介します。

加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage
第9回『mommy』『ラブ・アゲイン』

どうも、ダニエル・クレイグに抱かれ

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日本における匿名とは、自分のことを隠すことではなく、関係性をゼロにすることである/古川健介『TOKYO INTERNET』

日本における匿名とは、自分のことを隠すことではなく、関係性をゼロにすることである/古川健介『TOKYO INTERNET』

「けんすう」こと古川健介さんが日本的/東京的なインターネットの特質に迫る連載『TOKYO INTERNET』。今回は、なぜ日本のインターネットで「名無し型の匿名」という形式が好まれるのかを考察します。

Daily PLANETSでは毎月第2水曜日に、古川健介さんの連載『TOKYO INTERNET』を配信しています。連載の過去記事はこちらから読むことができます。

日本における匿名とは、自分のこ

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