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加藤るみの映画館(シアター)の女神

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タレント・加藤るみさんが大好きな映画について語り尽くす人気エッセイの3rdシーズンです。ミニシアター系からハリウッド大作まで、ジャンルにとらわれずに独自の感性で作品の魅力に迫りま… もっと読む
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#加藤るみ

『2つの人生が教えてくれること』──正反対のifストーリーに共通する幸福|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、最終回をお届けします。 今回紹介する作品は、Netflixで配信中の『2つの人生が教えてくれること』です。「母としての人生」「自らの夢を叶えた人生」2つのifストーリーを歩む女性を描いた本作。同じ女性として、今後の人生を見据えたるみさんは主人公・ナタリーの姿に何を思うのでしょうか。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第31回 『2つの人生が教えてくれること』──正反

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『セイント・フランシス』──女性の心身の本音|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第30回をお届けします。 SXSW (サウス・バイ・サウスウエスト)フィルムフェスティバル受賞歴を持つ『セイント・フランシス』。中絶や子育てといった女性にとって生々しい現実を扱った本作に、るみさんは何を思うのでしょうか? 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第30回 『セイント・フランシス』── 女性の心身の本音|加藤るみおはようございます。加藤るみです。 ちょっと

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『メタモルフォーゼの縁側』── BLが結ぶ女子高生と老婦人|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第29回をお届けします。 今回紹介するのはBL好きの女子高生と老婦人の不思議な絆を描いた『メタモルフォーゼの縁側』。「好きなことで繋がること」の美しさに、るみさんは何を感じたのでしょうか。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第29回 『メタモルフォーゼの縁側』── BLが結ぶ女子高生と老婦人|加藤るみおはようございます、加藤るみです。 先日、佐賀県・唐津へ行ってき

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『三姉妹』──理不尽な現実を生きる娘たち|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第28回をお届けします。 今回紹介するのは韓国映画の『三姉妹』。理不尽な現実を生きる女性たちを生々しく描いた本作に対し、「胸糞だけど後味は爽やか」と評するるみさんが思うこととは? 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第28回  『三姉妹』──理不尽な現実を生きる娘たちおはようございます。加藤るみです。 最近引っ越しをして、三人暮らしが始まりました。 わたしは結婚していて夫

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『オートクチュール』──針子の師弟関係|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第27回をお届けします。 今回紹介するのはクリスチャン・ディオールが監修に携わった『オートクチュール』。華やかなビジュアル面だけにとどまらないお針子の師弟関係をめぐる人間ドラマに、るみさんが思うこととは? 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第27回 『オートクチュール』──針子の師弟関係おはようございます、加藤るみです。 最近、粒マスタードが食べれるようになったわたしで

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『カモン カモン』── 中距離の家族関係|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第26回をお届けします。 今回紹介するのはホアキン・フェニックス主演の『カモン カモン』。叔父と甥っ子の絆を描いた本作に、るみさんなりの家族への思いが重なります。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第26回 『カモン カモン』── 中距離の家族関係|加藤るみおはようございます、加藤るみです。 さぁ、アカデミー賞の季節がやってきました。 日本映画は濱口竜介監督の『ド

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『ブルー・バイユー』『白い牛のバラッド』──時代に共通する生きづらさ|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第25回をお届けします。 今回紹介するのは『ブルー・バイユー』と『白い牛のバラッド』。移民問題や死刑制度など、矛盾を抱えた社会制度が描かれた映像作品から、現代における「生きづらさ」について加藤さんが分析します。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第25回 『ブルー・バイユー』『白い牛のバラッド』──時代に共通する生きづらさおはようございます、加藤るみです。 最近は、

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加藤るみの2021年映画ベスト10|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第24回をお届けします。 今回は(年明けですが)昨年を振り返り、2021年公開映画から加藤るみ的トップ10を発表。連載中に紹介しきれなかった作品も含め、ぜひチェックしてみてください! 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第24回 加藤るみの2021年映画ベスト10あけましておめでとうございます。 加藤るみです。 新年一発目の「映画館の女神」は、デロリアンでタイムスリップし

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『ラブ・ハード』──マッチングアプリと偽装の自分|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第23回をお届けします。 今回ご紹介するのは『ラブ・ハード』です。マッチングアプリから物語が始まる現代的なラブストーリー。友人から恋愛相談を受けているというるみさんが、王道のラブコメを観て思うことは……? 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第23回 『ラブ・ハード』──マッチングアプリと偽装の自分おはようございます、加藤るみです。 現在公開中のMCU最新作『エター

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『梅切らぬバカ』── 隣家から向けられた視線|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第22回をお届けします。 今回ご紹介するのは『梅切らぬバカ』です。文化庁主催の「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」で選出・製作された、和島香太郎監督作品。とある田舎の古民家で暮らし50歳を迎える自閉症の息子・忠さんと母親の珠子、ふたりに向けられた視線の変化からるみさんが思う、他者との共存のあり方とはどんなものなのでしょうか。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage

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『スウィート・シング』 ── 両親への愛憎と色彩のコントラスト|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第21回をお届けします。 今回ご紹介するのは『スウィート・シング』です。米インディーズ映画のアイコン、アレクサンダー・ロックウェル監督25年ぶりの日本公開作となる本作。不甲斐ない両親を見つめる子どもたちの機微を、巧みな色彩のコントラストとともに描き切った演出にるみさんがうなります。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第21回 『スウィート・シング』 ── 両親への愛

『モロッコ、彼女たちの朝』── 密室劇が描いた「生きづらさ」とニューノーマルへの視線|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第20回をお届けします。 今回ご紹介するのは『モロッコ、彼女たちの朝』です。女性監督作品として初のアカデミー賞モロッコ代表に選ばれた本作。密室劇とイスラム社会に暮らす女性の閉塞感がリンクした演出から、加藤さんは何を考えたのでしょうか。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第20回 『モロッコ、彼女たちの朝』── 密室劇が描いた「生きづらさ」とニューノーマルへの視線|加

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『プロミシング・ヤング・ウーマン』── ジェンダーバイアスの「形成への」怒り|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第19回をお届けします。 今回ご紹介するのは『プロミシング・ヤング・ウーマン』です。エメラルド・フェネル監督初作品で、アカデミー賞脚本賞を受賞した本作。 被害者から加害者への一方的な糾弾にとどまらない形でジェンダーバイアスを取り上げた本作に、るみさんは女性として何を感じたのでしょうか。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第19回 『プロミシング・ヤング・ウーマ

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『少年の君』── 事件的傑作、優等生とストリートチルドレンのボーイミーツガール|加藤るみ

今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第18回をお届けします。 今回ご紹介するのは中国映画『少年の君』。受験戦争やいじめ、ストリートチルドレンなど現代の社会問題に切り込みながら、高校生男女のボーイミーツガールが描かれます。 すでに「2021年No.1」と言えるほど本作にハマってしまったというるみさんに、その魅力をたっぷりと語っていただきました。 加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage 第18回 『少年の

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