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考えるを考える

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ライター・編集者の長谷川リョーさんが、「思考」をテーマに今一番話を聞きたい人と対話する連載です。
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記事一覧

前例なき道を、自ら切り拓く。MaaSスタートアップのインハウスロイヤー・南知果氏が構想する“ロビイング2.0”とは? | 長谷川リョー

編集者・ライターの長谷川リョーが、(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回インタビューするのは、モビリティ・プラットフォーム『CREW』を運営する株式会社Azitの"インハウス・ロイヤー"(企業内弁護士)として、パブリックアフェアーズ・法務を担当する弁護士の南知果氏。 未だ厳しい規制が残っている国内の交通産業において、CREWを任意の謝礼で成り立つ「互助モビリティ」と定義し、市場を切り拓いてきたスタートアップ

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「世界最難関」のミネルバ大学にパスした初の日本人、片山晴菜が見据える新しい「教育」 | 長谷川リョー

編集者・ライターの長谷川リョーが、(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回インタビューするのは、合格率わずか1.9%、世界最難関と言われているミネルバ大学に、日本人として初めて合格した片山晴菜さん。同大学の生徒は、4年間で世界7都市を移動し、オンラインで授業を受けながら、各地で地元の公共団体やNPO、企業と連携して社会課題の解決に取り組みます。 スタートアップライクに「教育を再定義」するミネルバ大学とは、一体

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“ことば”こそが、葛藤を「意志」に変える。cotree・櫻本真理が目指す、優しさが伝播する社会 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、個人向けオンラインカウンセリングサービス『cotree(コトリー)』や、経営者のメンタルを支えるコーチングプログラム『escort(エスコート)』を運営する株式会社cotreeの代表・櫻本真理氏にお話を伺います。前職時代に自らが体調を崩した際、メンタルクリニックで十分なケアを受けられず苦しんだ経験から、2014年5月に起業し、同年

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“オープンソース”にインセンティブ文化を根付かせる。横溝一将の、あえて“自分で考えない”思考法 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、オープンソースプロジェクトのための報賞金サービス『IssueHunt』を開発・運営する、BoostIO株式会社のCo-founder/CEO・横溝一将氏にお話を伺います。同社は2019年4月、オープンソース開発者を支援するためのプログラム開始を発表し、ソフトバンク、マイクロソフト、LINEをはじめ、多数の国内大手IT企業が参加を表

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ITビジネスの原理をファッションに転用「インターネット時代のワークウェア」発明に挑む ALL YOURS・木村昌史 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、「LIFE SPEC」をコンセプトに、日常で感じるストレスを無くすプロダクトを開発するファッションブランド「ALL YOURS」代表取締役の木村昌史氏にお話を伺います。大手アパレルブランドでの勤務を経て同ブランドを立ち上げた木村氏は、「かっこよさ」「見た目のデザイン」「権威」といった従来のアパレルブランドの常識にとらわれず、「週7

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「世界への解像度を高めたい」データサイエンティスト・風間正弘に聞く“最適化とセレンディピティの共存” | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、リクルートホールディングス(2018年4月より、Indeedに出向中)でエンジニア/データサイエンティストを務める、風間正弘氏にお話を伺います。社外プロジェクトとして、予防医学者・石川善樹氏と共に、レシピのビッグデータをAIで解析して食材同士のつながりを可視化し、新たなレシピを考案するツール「Food Galaxy」の開発も手がけ

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大企業の“出島”で地方自治体の「エストニア化」を目指す加藤喬大 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、Hakuhodo Blockchain Initiativeでトークンコミュニティプロデューサーを務める加藤喬大氏にお話を伺います。20代の若さで、ブロックチェーンの全社プロジェクト「HAKUHODO Blockchain Initiative」の中心メンバーで活躍。その傍ら、地方自治体による日本初のICOの支援や、落合陽一氏が主

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“分身ロボットの父”吉藤オリィ氏はいかに「孤独」を捉え、その解消に挑むのか | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、“分身ロボットの父”とも称されるロボット開発者である、オリィ研究所所長の吉藤オリィ氏にお話を伺います。「孤独の解消」をテーマに、分身ロボット「OriHime」の研究開発、体験イベント「オリィフェス2018」の開催など、幅広い活動に取り組む吉藤氏。「孤独の解消」を追究している理由から、「我慢強さ」を美徳とする時代遅れの教育システムま

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連続起業家・田村健太郎が語るオンラインサロンの現在地と、非中央集権的な経済圏“mint”の構想 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、連続起業家であり、MINT株式会社 代表取締役の田村健太郎氏にお話を伺います。田村氏は、オンラインサロンのプラットフォーム「Synapse(シナプス)」を立ち上げ、 2017年2月にDMM.com(以下、DMM)へ会社ごと売却したのち、6月に退職。約8ヶ月の充電期間を経て、2018年3月に「応援してくれる人に感謝の気持ちをポイント

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『ティール組織』解説者・嘉村賢州が探求する新しい組織形態 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、幸せな組織改革を行うファシリテーター集団「場とつながりラボ home's vi」代表の嘉村賢州さんにお話を伺います。嘉村さんは、今年1月に発売され話題となった書籍『ティール組織』の解説者も務められました。10年間に及ぶ民間でのファシリテーター活動を経てアカデミックの世界に飛び込んだ理由、

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文鳥社・牧野圭太 「人を人らしくする」文化を生み出す、ブランドデザインのための思考 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。今回は株式会社文鳥社代表で、「文鳥文庫」や「旬八青果店」など、事業開発とクリエイティブを掛け合わせる業態を目指す牧野圭太さんにお話を伺います。ブランドデザインや組織づくりの手法、旧態依然とした広告業界の構造などを幅広く辿りつつ、あえて中断する“肉体的思考”の可能性に迫っていきます。 長谷川リョー『考えるを考える』 第9回 文鳥社・牧野圭

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研究的実践者・安斎勇樹「問いのデザイン」が照射する思考法 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。前回はTakramのデザインエンジニア・緒方壽人さんに“越境性×専門性”の仕事論を聞きました。今回は東大の情報学環特任助教で、株式会社ミミクリデザインの代表を務める安斎勇樹さんにお話を伺います。二足の草鞋を履いて活動する自らを“研究的実践者”と表現する安斎さん。ワークショップデザイン、ファシリテーション、メタ思考などを幅広く辿りつつ、「問

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デザインエンジニア・ 緒方壽人が説く“越境性×専門性”の仕事論 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。前回は「インナーテクノロジー(人間の内的変容に関する理論)」を探求する三好大助さんに“自らの全体性を祝福する技術”の可能性を語っていただきました。今回はデザイン・イノベーション・ファーム「Takram」のデザインエンジニア・緒方壽人さんにお話を伺います。デザインエンジニアとして重視している“越境性”や、目まぐるしく変わるテクノロジートレン

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インナーテクノロジー探究家・三好大助が語る、“自らの全体性を祝福する技術”の可能性 | 長谷川リョー

編集者・ライターの僕・長谷川リョーが(ある情報を持っている)専門家ではなく深く思考をしている人々に話を伺っていくシリーズ『考えるを考える』。前回は東工大の美学者・伊藤亜紗さんの身体論から、「分かる/分からない」の境界に迫りました。今回はグラミン銀行やGoogleを経て、「インナーテクノロジー(人間の内的変容に関する理論)」を探求する三好大助さんにお話を伺います。近年、日本でも耳にすることが増えた「瞑想」や「マインドフルネス」、はたまた「U理論」や「メンタルモデル」。内面を扱う

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